ビットコインETF承認、ブラックロック予測
米国の資産運用大手ブラックロックが、米証券取引委員会(SEC)によるビットコイン(BTC)現物ETFの承認を1月10日に予測していることが報じられました。
ブラックロックは、SECが主要な要件を満たしていると考えており、近々SECのメンバーが関連する規則の提出書類に投票する予定です。
また、ブラックロックのETFが承認された場合、約2,900億円(20億ドル)の資金がビットコイン現物ETFに移される予定です。
COINPOST
ビットコインETF承認、市場への影響

アメリカにおけるビットコインETFが今週中にもついに決定される見通しです。
短期保有者であるトレーダーはこの承認前後の激しい価格変動を想定し、上昇も下落も含め、価格の変動を最大限に利用しようとしています。
語られることが少ない、ビットコインETFの承認前後における長期保有者の行動について解説します。
まず、ビットコインETFの承認は長期保有者にとって歓迎される事態ではありますが、直ちにビットコインを手放す状況にはならないでしょう。
現物のビットコインからETFへの切り替えは発生する可能性がありますが、この切り替えは同じ金額の売買と想定されるため、市場への大きな影響は最小限に留まると考えられます。
ETFが誕生することにより長期保有者が市場から撤退するのは稀なケースと言えます。
重要なのは、ETFの誕生が新規ユーザーの増加につながるかどうかです。
少なくとも、現物のビットコインは取り扱いが難しいため、ETFがあれば新規投資家が増えることは期待できます。
ビットコイン市場の規模を高めるほどの需要が生まれるかは定かではありませんが、十分な可能性はあると個人的には考えています。
一方で、このETFの運用中に何らかのトラブルが発生することに対する懸念もあります。ビットコインETFは市場から多大な注目を集めており、そのため、不正な攻撃やトラブルが発生しやすい環境が生まれています。
フェイクニュースが拡散される可能性もありますので、市場参加者には冷静な対応が求められます。
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