ブラックロックの新トークンファンド発表
ブラックロックは、イーサリアム上で初のトークン化ファンド「ブラックロックUSD機関投資家デジタル流動性ファンド(BUIDL)」を開始しました。
このファンドは適格投資家向けで、Securitize Marketsを通じて米ドルの利回りを提供します。
総資産は現金や米国債に投資され、毎月配当をトークンとして支払います。
ブラックロックの戦略としてトークン化を重視し、ブロックチェーン技術を利用して投資家へのアクセス拡大と効率化を図ります。
また、資産保管・管理はバンク・オブ・ニューヨーク・メロンが担い、Securitizeがトークン化プラットフォームとして支援します。
ブラックロック、イーサリアム上のトークン化ファンドを正式発表
COINPOST
イーサリアム上で展開!金融大手ブラックロックがRWA市場に注力!
ブラックロックは、ビットコイン現物ETFの成功に続き、イーサリアムブロックチェーン上で「ブラックロックUSD機関投資家デジタル流動性ファンド(BUIDL)」を発表しました。
このファンドはBUIDLトークンを発行し、トークン保有者のウォレットへ直接配当を分配します。
これらはDeFiを利用する投資家にとって理解しやすい仕組みとなっています。
ブロックチェーン技術の採用と運用資産のトークン化の目的として、コスト削減と市場拡大を目指しています。
資産運用が電話とFAX注文の時代からインターネット注文、デジタル管理の時代に変わった流れと似ております。
多くの方はこれまでのデジタル化で十分と考えておりますが、実際はデジタル化の限界がきております。
デジタル時代の進展と共に、取引量の増加による管理コストの増大が課題となっており、これを軽減するためにもブロックチェーン技術が活用されています。
成功しているWEB3企業は少人数の運営で数百万人の顧客へサービスを提供しております。
ブロックチェーンを取り入れるとコスト削減になるという様子がよくわかります。
日本ではゲームやコンテンツ産業を主軸にWEB3推進を行っておりますが、米国では金融分野からWEB3市場が盛り上がると期待されます。
その他のおすすめ記事
【伊藤が解説します】日本経済の将来:岸田首相の対外的リーダーシップ展望
【伊藤が解説します】USDTに規制!?:ステーブルコインの未来と欧州の規制動向
【伊藤が解説します】日本の年金基金GPIFが挑むビットコイン運用の可能性
無料LINE登録で仮想通貨の最新情報を受け取ってください↓
この記事を書いた人
-
「暗号資産市場の最前線を知る男」として世界中の暗号資産界隈の人脈を持ち、国内外のイベントに引っ張りだこ。
現在、毎週TwitterとYoutubeにてLIVEを発信中。
▶︎Twitter ▶︎YouTube ▶︎LINE
最新の投稿
- ニュース2024年12月3日【伊藤が解説】金融革命の兆し?XRPが示す新たな市場の可能性
- PR2024年12月3日[PR]MEXC:成長率100倍!”金のなる”ミームコインハンター
- ニュース2024年12月2日【伊藤が解説】XRP急騰の背景に新たな市場トレンドが出現
- ニュース2024年12月1日【伊藤が解説】トルネードキャッシュ規制撤廃のリスクと自由の代償