Metamask、9カ国で法定通貨アクセス開始
Metamaskは、日本を含む9か国で法定通貨から仮想通貨への購入方法を新たに提供します。
このサービスは韓国、ベトナム(VietQR、Mobile Money)、マレーシア、フィリピン(GCash)、インドネシア(QRIS)、タイ王国(Thai QR)、エジプト(Vodafone Cash)、チリ(Webpay)でも利用可能です。
日本では、UnlimitとTransFiという国際決済サービスを通じて提供される予定です。
従来、日本からMetamaskを使って仮想通貨を購入する際にはデビットカードやクレジットカードが利用できましたが、手数料が高かった点が課題でした。
この新しい「ローカルトランスファー」方式により、手数料を抑えることが見込まれています。
主要仮想通貨ウォレットMetamask、日本含む9か国で法定通貨からのアクセス提供
COINPOST
大手ウォレット「メタマスク」、日本円対応で仮想通貨交換サービス拡大
大手仮想通貨ウォレットのメタマスクは、日本を含む9カ国で法定通貨と仮想通貨の交換手段を新たに提供しました。
2023年6月には、複数の主要法定通貨での銀行振り込みによるSELL機能を導入していましたが、日本円は対象外でした。
日本のユーザーはこの新機能の導入を待ち望んでいました。
現在、法定通貨の引き出しに関する情報は未確認ですが、今後どのような体験が提供されるか試してみる価値があります。
将来的には、法定通貨と仮想通貨の交換を容易にする多くのサービスが誕生することが予想されます。
かつては、法的な規制の不足から仮想通貨決済は違法な印象を受けていましたが、現在はその環境が大きく変わり、支払い手段や金融商品としての立法が進んでいます。
こうした変化により、法定通貨と仮想通貨の間を無理に線引きをする必要がなくなり、ユーザーが支払い方法を選べるサービスが標準となるでしょう。
同時に、仮想通貨によるマネーロンダリングや脱税を禁止する環境も整備されました。
インターネットが時間をかけて信頼を勝ち取ったように、「ブロックチェーンは危険」という考え方から「ブロックチェーン以外は危険」という考え方への意識が変わることが期待されます。
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