ETHの価格上昇、ステーキング機能導入でETF市場に変化
イーサリアムETFにステーキング導入の可能性。
資産運用会社21シェアーズが、イーサリアムETFにステーキング機能を導入する申請をSECに提出。
承認されれば投資家のリターン向上が期待され、ETH価格も一時3.5%上昇しました。
イーサリアムETFにステーキング導入の動き、ETH価格は3.5%上昇
Cointelegraph
イーサリアムETFの新展開、ステーキング導入で市場に影響

イーサリアム現物ETFにステーキング報酬を組み入れる動きが進んでおり、市場の期待が高まっています。
まだ正式な承認には至っていませんが、この流れが確定すれば、既存のイーサリアムETFにも影響を与え、機関投資家の需要を後押しする可能性があります。
これまでイーサリアムETFの販売が不調だった主な理由に、ステーキングができないことによる機会損失がありました。
投資家はステーキングによる報酬を受け取れないため、イーサリアムを直接保有したほうが利益が出やすい状況でした。
ステーキングがETFに組み込まれることで、この問題は解決され、ETFの魅力が一気に向上するでしょう。
また、これはETF市場だけでなく、イーサリアムのネットワーク自体にも良い影響を与えます。
ステーキング率の上昇は、ネットワークのセキュリティを強化し、ETH価格にもプラスに作用すると考えられます。
現在、イーサリアムのステーキング率は約27%と比較的低く、Solanaなどの競合チェーンと比べるとまだまだ伸びしろがあります。
きっかけは、SECの姿勢の変化です。
これまで米国ではSECがステーキングを証券性の高い行為とみなして規制を強化していましたが、トランプ政権への交代とともにSECの体制が刷新され、規制が緩和される可能性が出てきました。
この影響はイーサリアムにとどまらず、Solanaや他のステーキング可能な仮想通貨にも波及するでしょう。
今後、イーサリアムETFのステーキング導入が正式に承認されれば、ETHの価格上昇につながる可能性が高いです。
米国の規制環境の変化とともに、イーサリアムの評価は一気に見直されるかもしれません。
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