【伊藤が解説】USDTに規制!?:ステーブルコインの未来と欧州の規制動向

OKXが欧州でUSDTペア廃止、MiCA法対応

海外取引所OKXは、欧州市場のMiCA法規制に準拠するため、USDTの通貨ペアを廃止しました。

MiCA法は2024年6月施行予定で、ステーブルコイン発行社は顧客資金を裏付ける十分な現金を保有し、リスク管理や資産の公開が求められます。
USDTの利用制限が予想され、OKXはユーロ通貨ペアへの移行を進め、影響を最小限に抑える方針です。

仮想通貨取引所OKX、欧州でUSDT通貨ペアを廃止 MiCA法準拠で

COINPOST

USDTに規制!?:ステーブルコインの未来と欧州の規制動向

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、伊藤が解説します。

ステーブルコイン業界に変革の波が訪れています。

市場で最も流通しているステーブルコインであるUSDTはTetherによって発行されており、さまざまな取引所や分散型取引所(DEX)で最も流動性の高い通貨ペアです。
しかし、欧州ではUSDTの使用が禁止される可能性があり、その結果、取引所はUSDTペアの廃止を開始しています。

USDTとUSDCは常に市場で一位または二位を維持してきましたが、USDTに対する規制が拡大するにつれて、USDCがステーブルコイン市場で第一位になる可能性があります。

欧州でUSDTが使用できなくなる影響は小さいかもしれませんが、多くのDappsはUSDTを基にサービスを構築しており、対応を迫られることになります。
そして、このようなステーブルコインに関連する話題は新しいものではありません。

すべてのステーブルコインには常にリスクがあり、利用者はステーブルコインのバランスを考えています。
USDCも2023年にはペッグが外れた過去があり、業界の一位と二位にはそれぞれの問題があり、どちらが信頼できるかを決めるのが難しいという問題があります。

そのため、分散型のステーブルコインが第三勢力として存在します。
主にDeFiで使用されるステーブルコインであり、DeFiブームが起こると、過剰に評価されるステーブルコインが誕生することでしょう。

そして、2022年に終わったDeFiブームを思い出させます。
当時、Terraプロジェクトによって発行されたUSTは、時価総額ランキングでトップ10にランクインする信頼できるステーブルコインでした。
これがわずか一日でほぼゼロ円に下落し、仮想通貨市場の冬の時代を引き起こしました。

歴史は繰り返すと言われていますが、このような分かりやすいシグナルは回避するようにしましょう。
バブル市場が崩壊する傾向がある遠因として、危機管理が甘くなるからことが挙げられます。
ステーブルコインはリスクの高い産業であると再度認識をしましょう。

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この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

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