分散型ニュースメディアプロジェクト「Snip」の解説
2017年9月29日からICOが開始された「Snip」は、ブロックチェーンを活用したニュースとコンテンツの透明性をビジョンの中核として掲げている、イスラエル発の分散型メディアプラットフォームです。
世界のあらゆるジャンルの記事に於いて高品質のニュースを入手できる「ワンストッププラットフォーム」になります。
「検閲は行われず言論の自由を確保」とうたっており、これが実現すれば、これまでメディアによって隠蔽されてきた重要なニュースがよりユーザーがアクセスしやすくなることでしょう。
公式HP
Snip
https://www.snip.network/ja/
Snipの概要
Snipでは誰でも好きなニュース記事を書け、読者は興味のあるニュースを見ることができます。投稿者は自分の投稿やコメントの人気に応じてトークンで報酬を受けられるようです。ジャンルも問わず、速報からエンターテイメントまで何でも取り扱うようです。
また、Snipコンテンツは、検閲されず、分散された方法で保存されるということですので、誰も書き換えもできず、半永久的に残ります。
Snip流通の流れとしては、このようになります。
① 広告主はSnipCoinで広告スペースを購入します。
② 読者はSnipCoinでプレミアムサービスの支払いをします。
③ コンテンツ制作者は、対価としてSnipCoinを受け取ります。
ICOクラウドセール
・クラウドセールの概要
2017年9月29日から10月28日(30日間で終了)
最大で800万ドルまで調達後に、トークン販売は終了となります
100億SnipCoins(SNP)が発行され、そのうち80%がコミュニティと参加者に行き渡ります。残りの20%はSnip本体にプールされるものと、トークンセール関係者への報酬として配分されることになります。
ICOにて資金調達した金額の配分は、以下のように使用し、大半が開発費用に使用するようです。
Snipの開発チーム
CEOのRan Reichmanはソフトウェア開発や企業経営経験者です。
チームはイスラエルで有名なテックアントレプレナーのエリートプログラムであるTalpiot出身のAIと機械学習の専門家集団になります。
Snipは報道の透明性という、非常にセンシティブな領域にメスを入れる、ジャーナリズムを完全に権力から切り離すことにチャレンジしています。このプロジェクトが上手くいけば、世の中のニュースがメディアに操作されることなく、本当に必要な情報が世界中の人に届く社会になるかもしれません。
Written by 酒井 和
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