激動の2023年、バイナンスの総括
バイナンスグローバルは、2023年に全世界で4,000万人以上の新規ユーザーを獲得し、総ユーザー数が30%以上増加して1億7,000万人に到達しました。
コンプライアンスとセキュリティへの重点投資により、同社は18の地域で規制当局からの承認を受け、法執行機関との協力も深めています。
この取り組みにより、バイナンスは信頼の回復を目指し、2023年にコンプライアンスプログラムへの投資を35%増やしました。
バイナンスの成長は、Web3の進展にも貢献しており、新しいBinance Web3ウォレットの導入により、DeFiへのアクセスが向上しています。
グローバル版バイナンス、今年1年間で4000万人の新規ユーザーを獲得=年末レポート
COINPOST
バイナンスグローバル:2024年の展望と展開
2023年は激動の年となったバイナンスグローバルは、その一年の総評レポートを発表しました。
今年、バイナンスは創設者CZの退任と米国訴訟での大きな損失を経験しましたが、それにも関わらず、ユーザー数と取引量を維持し続けました。
特に注目すべきは、2023年の一年間で新たに4,000万人のユーザーを獲得し、現在のユーザー数が約1億7,000万人に上昇したことです。
これにより、バイナンスは仮想通貨取引所の中で依然として第一位の影響力を保っています。
仮想通貨ユーザーの半数以上がバイナンスを利用し、取引量の半数以上がバイナンスを通じて行われていることから、バイナンスの市場における影響力は計り知れないものがあります。
一方で、米国での敗訴の影響は大きく、仮想通貨市場の熱狂でかき消されましたが、仮想通貨市場が再び冬の時代へと戻る可能性もありました。
さらに、2024年以降は取引所も大きな戦略変更が必要になる見込みです。
取引所(CEX)から分散型取引所(DEX)への流れは今後避けられない動きとなるでしょう。
現在、DEXの市場規模は取引所(CEX)の約1/10ですが、将来的にはさまざまなアプリにDEXが組み込まれることが予想されます。
市場がDEXについて話題にしなくても、DEXユーザー数の増加は続くでしょう。
このような変化の中、数字の定点観測は非常に重要です。
2024年も引き続き、バイナンスの影響力に注目しましょう。
その他のおすすめ記事
【伊藤が解説します】SBIとXDCネットワーク、2024年の勝機
【伊藤が解説します】ビットコインETF承認後、市場はどう変わるか
この記事を書いた人
-
「暗号資産市場の最前線を知る男」として世界中の暗号資産界隈の人脈を持ち、国内外のイベントに引っ張りだこ。
現在、毎週TwitterとYoutubeにてLIVEを発信中。
▶︎Twitter ▶︎YouTube ▶︎LINE
最新の投稿
- PR2024年12月4日[PR]iDEGENが急速に広まっている理由とそれに共なる価格上昇
- ニュース2024年12月3日【伊藤が解説】金融革命の兆し?XRPが示す新たな市場の可能性
- PR2024年12月3日[PR]MEXC:成長率100倍!”金のなる”ミームコインハンター
- ニュース2024年12月2日【伊藤が解説】XRP急騰の背景に新たな市場トレンドが出現