ブラジル一大金融グループが暗号資産事業に参入
こんにちは、伊藤健次(@it0ken)です。
今日は、南米ブラジルについての記事です!!
「ブラジル最大の証券会社Grupo XPが近い将来、Bitcoin(BTC)とEthereum(ETH)の取引を開始する」と、Bloombergが報告したようです。
Grupo XPの最高経営責任者(CEO)によると「XDEX」という取引所を開始するそうです。
Grupo XPは、ブラジルで最大の金融グループであり、さまざまなビジネスモデルを持つ事業部署から構成されています。
さらに、XPは今後数ヶ月で銀行を立ち上げる予定とのことです。
証券業、銀行業、そして暗号資産取引所の設立とブラジル金融を掌握した一強グループになることでしょう。
多くの国民が伝統的な銀行に口座を持たず、十分な金融サービスを利用できていないブラジルにおいて、暗号資産は人々の生活を変える存在であることが証明されるかもしれない。
同国では主要銀行による暗号資産取引所の取り締まりが行われる中、ブラジル最大の投資会社が連邦歳入局に対し、ビットコインの店頭取引を開始するための書類を提出した。
引用元:https://jp.cointelegraph.com/news/banks-and-cryptocurrencies-global-evaluation-americas
南米では暗号資産に対する信用度が高まっている
ブラジル大手証券がBTCとETHの取り扱いを始めるようですね。
もともと南米地域は暗号資産の方が株よりユーザーが多いためその分、注目度も高いことが予想されます。
南米では法定通貨に対する国民の信頼性が低く、為替レートも対外国通貨で見ても不安定な通貨ばかりです。
その上、銀行口座を持っている人もほんの一握りで日本人のように皆が口座を保有しているというのは世界から見ると、少数派に位置するのかもしれません。
そのような背景を鑑みれば、スマホ一つでお金の送受信が出来るので自ずと暗号資産にニーズが高まることは必然なことなのかもしれません。
各個人単位でも、ある程度の金融リテラシーを身につけておくことが必要
文書だけ見ると流されやすい投資家のコメントのようですが、今は市場への機関投資家等の参入を目指して、プロフェッショナル集団を巻き込みつつ旋風を起こしています。
これからも、リスクを深く考えず「今始めなきゃいけない!」と見切り発車をする企業も中には多く誕生することでしょう。
しかしこれは、暗号資産業界に参入し始めた企業が多く、競争率が著しく激しくなってきているということです。
吉と出るか凶とでるかはまだわかりませんが、市場規模、ユーザー数の伸びはもう既存の事業者が無視できない規模に成長しています。
いざという時のため、我々ユーザー個人単位でも十分な知識(=金融リテラシー)を持っておくことを強く推奨します。
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