LISKの基本情報
リスク(LISK)のICOは2016年の初めに580万ドル(約5億9千万円)を調達し、成功を収めました。 日本円では、現在Coincheckのみで購入が可能 です。
リスク(LISK)はイーサリアム(Ethereum)をしのぐポテンシャルがあると言われているほどのハイスペックな暗号資産として注目を集めています。
Liskとは、分散型アプリケーションプラットフォームの名前です。ようするにLiskネットワーク上でICOを行ったりと様々な技術のアップデートにも使用可能です。
プラットフォーム名をLisk、プラットフォーム内の通貨名をLISK といいます。
リスク(LISK)はイーサリアム(Ethereum)と同じく、スマートコントラクト属性の暗号資産のため、取引の際に契約情報を自動で執行することが可能となっています。スマートコントラクトは、ビットコイン(Bitcoin)にはないため、暗号資産2.0と言われる機能の1つです。
今後の開発の方向性についてLiskのCEOが言及しています(日本語字幕付き)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=347&v=Psd22r11pzI
LISKの基本スペック
・シンボル:LISK
・発行枚数:1億1200万枚(2017年9月現在)
・総発行枚数:無制限(インフレ通貨)
・取引承認方法:DPoS(Delegated Proof of Stake)
・公式HP:https://lisk.io/
・公式Twitter:https://twitter.com/liskhq
・LSK購入可能取引所:Coincheck、Bittrex等
LISKは日本円ならCoincheckで購入可能 です。
LISKの11月イベント情報
11月はイベントが目白押しで、LISKの価格が期待からどんどん上昇しています。
11月16日には全暗号資産の中で上昇率Top3に入るほど上昇し、いい思いをした方も多いのではないでしょうか。
・11月11日 東京カンファレンス
・11月14日 韓国取引所「Coinrail」上場
・11月17日 半減期(ブロック報酬が5LISKから4LISKへ)
・11月22日 ベルリンミートアップ
LISKがイーサリアムを超える?!
リスク(LISK)の取引承認の方法は、DPoSとなっており、イーサリアム(Ethereum)のPoSとは違います。
PoSでは取引の承認者を特定通貨の保有率で決めますが、DPoSでは不特定多数が承認者を選ぶことになり、間接民主制のようなシステムになっています。
イーサリアム(Ethereum)のPoS(proof of steak)とは?
承認者には取引手数料と、報酬のLISKが与えられることになります。
DPoSの「D」はDelegate(取引の承認者)という意味です。
DPoSのメリットは、「 取引の処理能力が高く、より分散的である 」という点です。
DPoSでは、ブロック毎にハッシュの計算を行わず、一定期間に取引承認者が順番に決められているので、10秒程度で承認作業が完了しますので、高速で取引が完了します。
ちなみにビットコイン(Bitcoin)は承認に10分もかかります。イーサリアム(Ethereum)は2分程度かかってしまいます。
これにより、6つのマイニングプールが90%以上のマイニング能力を有するビットコインと違い、 比較的公平に選定された20~101の分散された承認者が選定 されます。
他の通貨では、取引承認することをマイニングといいますが、LISKではフォージング(鋳造)と呼びます。
このフォージングの報酬は、1年目は5LISKが各フォージング完了する毎に報酬として付与されますが、2年目は4LISK、3年目は3LISK、と1年に1LISKずつ減少し、最後の5年目以降には1LISKが報酬となります。
半減期 日付 報酬 減額率
半減期 | 日付 | 報酬 | 減額率 |
---|---|---|---|
0回目 | – | 5LISK | 100% |
1回目 | 2017年5月24日 | 4LISK | 80% |
2回目 | 2018年5月24日 | 3LISK | 75% |
3回目 | 2019年5月24日 | 2LISK | 66% |
4回目 | 2020年5月24日 | 1LISK | 50% |
5回目以降 | 2021年5月24日~ | 1LISK | 変化無し |
言語にJavaScriptを使用すると競争力が増す
出典:https://bitcoin-yoro.com/wp-content/uploads/2017/07/lisketh.png
リスク(LISK)ではスマートコントラクトの記述言語に、web技術で、 世界中で使用されている「Javascript」を採用 していますが、イーサリアム(Ethereum)では「Solidity」という言語を使用しており高級言語と言われていて操れる技術者が少ないく高度な言語です。
そこで、「Javascript」ならば世界中の技術者が、リスク(LISK)の開発に参加することが出来るため、リスク(LISK)のネットワークを利用したICOなども今後活発化していくようです。
サイドチェーンの使用は取引をスムーズに
リスク(LISK)にはサイドチェーンが導入されており、取引量の増加に伴って発生するスケーラビリティの問題が解決可能となります。
イーサリアム(Ethereum)にはサイドチェーンがなく、単一のブロックチェーンな為、取引量が増大すると取引に時間がかかることがあり、それによりハードフォークをして、取引をスムーズに行えるようにしなくてはいけないという問題があります。
しかし、リスク(LISK)はサイドチェーン内で取引承認を行うことが出来るため、 メインチェーンの情報量の負荷を軽減させ、スケーラビリティの問題を回避することが可能 となります。
今後のリスク(LISK)は値段が高騰する可能性あり!
これからは、まだ正式に発表はされてませんが、リスク(LISK)プラットフォームを利用したICOの実施が噂されていたり、11月22日のベルリンミートアップにてシステムアップグレードの発表があると言われています。
現在時価総額上位の通貨と比べてもスペックが良く、今後もシステム改良が加えられていくリスク(LISK)の動向には目が離せません。
他の注目アルトコインについて詳しく知りたい方はこちら
Liskが買えるオススメの海外取引所はこちら
Written by 酒井 和
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