イーサリアム価格が2年ぶりに3,000ドル超え
イーサリアムが約2年ぶりに3000ドルを突破しました。
この上昇は、アメリカでのイーサリアム現物ETFの承認期待や、手数料削減を目指すDencunアップデートの影響とみられます。
また、大手取引所における大量購入や、DEXを通じた資金の動きも寄与しているようです。
しかし、一部の初期投資家が売却を開始した可能性も浮上しており、市場には様々な動きが見られます。
COINPOST
イーサリアム価格が$3,000を超え、初期投資家の動向に注目
イーサリアム(Ethereum)の価格が好調で、約2年ぶりに1ETH=3000ドルを突破しました。
この価格上昇の背景には、3月に予定されているDencunアップデートと、5月に予定されているETF(上場投資信託)の現物承認への期待が大きく影響しています。
イーサリアムを取り巻く環境には大きな変化があり、これらの影響について詳しく解説します。
イーサリアムの価格が2800ドル台の際に、大口投資家が1億5000万ドル相当のETHを購入したことが観察されました。
同時に、ICOでETHを購入したウォレットからの資金移動が8年ぶりに確認され、500万ドル相当のETHが売却されたようです。
ブロックチェーンの匿名性があるものの、資金の移動は公開情報となるため、誰が何を、いつ行ったのかを誰でも知ることができます。
特に、大口投資家や初期保有者の動向は常に注目の的です。
大口投資家が短期的な上昇を見込んでETHを購入した可能性は高いです。
初期保有者の売却は、彼らがプロジェクトの支援を止める理由があったか、価格が天井付近と見做したためと推測されます。
イーサリアムは紆余曲折を経ており、経済圏が大きくなりすぎた結果、成長率が鈍化していると感じられます。
初期保有者は市場の著しい成長に期待をしており、イーサリアムから新興プロジェクトへ資金を移動させているリスクテイカーである可能性が高いです。
この行動の結果は「アルトドレイン」または「アルトシーソー」と呼ばれます。
これらの初期保有者や大口投資家がいつ、どのように資金を動かしたかだけでなく、その後どのように資金を活用したかも重要です。
彼らがどの銘柄を購入したのかを追跡することで、次に最も有望な投資先を見つける手がかりとなります。
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