テクニカルスナイパー( @forgoodtrade )です。私は編集長の伊藤健次さんとともにオンラインサロン「COINOTAKU共和国」の専属講師を務めています。
そのご縁からコインオタク公式ホームページにて私の記事を寄稿させていただいています。ぜひ最後までお読みください。
長期ホールド用のメジャー銘柄について
ビットコイン相場が高騰し、予想よりも早く最高値に回帰し、突破しました。
金融市場の中における暗号資産は成熟しつつあるため、このような上昇は遅かれ早かれ来るものと見ていましたが、ビットコイン先物のETF承認によって勢いがついた格好です。
投資銀行など 機関投資家は上場銘柄しか売買できない ため、ETFが承認されるまで手出しできない状況が続いていました。私たちは機関投資家に比べればはるかに資金も少なく、また未上場の銘柄にも投資できるため、自由度が高いといえます。
投資銀行に勤めると高い給料がもらえますが、自らの資金をトレードで運用してその利益をすべて自分のものとできるという点でも個人トレーダーは生きやすいものです。
ETFとは上場投資信託という意味で、誰かが組んだ投資信託商品そのものが上場され、幅広く取引されているものです。
先に述べた通り、上場していなくては機関投資家が参入できないため、暗号資産市場においてはまずはビットコインのETFが承認されるかどうかで市場規模が拡大するかが決まります。
しかし今回承認されたのはビットコイン先物のETFであり、ビットコイン現物のETFではありません。
一旦私ビットコイン価格について1000万円を見据えていますが、ビットコイン現物のETFが承認されればさらに高値を更新していく可能性も十分にあると考えています。
一部のライト層が希望的観測として1BTC1億円を夢見ているようですが、たとえ将来そうなるとしても、それをあてにして長期保有するのは投資家としては間違っています。
あくまで資産運用(分散投資)の一環として、ある程度まとまった資金を持つ人が 株式投資をする傍らで総資産の10%以内の資金で暗号資産に振り向ける というのが正解です。
そして今この瞬間の市場を見るに、長期ホールドに適した銘柄はBTC・ETH・SOL・DOTの4つです。分散は片手に収まる程度に抑えるのが投資の基本なので、暗号資産の投資はこのくらいにしておくのが良いでしょう。
マイナー銘柄への投資は要注意
これから暗号資産投資を始めたいという方はまだ上がっていない UNIやLTCあたりを狙うべき です。なお、すでに暗号資産にそれなりの資金を入れているという方はその中で回転させて増やしていくしかありません。
まずは草コインなど塩漬け銘柄を処理し、メジャーアルトに集約することです。年々バブル相場が起きにくくなっており、ここからは緩やかな上昇相場とマイナー銘柄の淘汰が進みます。
今回のビットコイン高騰を見ても、メジャー銘柄が連動して高騰することはなく、比較的落ち着いています。ある程度キャップ上位の銘柄でも反応のないものも多く、株式市場のように 個々のファンダメンタルが色濃く反映される ようになってきました。
夏場に上がったSOLはその代表的な例といえるでしょう。もはや個人投資家レベルの新規流入は大したインパクトをもたらさず、より上位の銘柄だけが当局にも認められ、機関投資家によって売買されるようになります。
よほど短期的な値動きを捉えられない限りはマイナー銘柄に期待はできません。なお、BTC-FXも最近は流動性の高まりによって長い髭に逆張りで入るスタイルのスキャルピングが効かなくなりました。
時間ごとのくせがなく、プロがいない相場というのは短期トレードをするには中途半端なのです。
ETH-FXはまだトレードできる
BTCは過去最高値を突破し、依然として高値を更新し続けているため、レバレッジをかけたポジションを取るのは危険 です。トレード戦略というのはエントリーの時点で利確と損切りをきちんと決めた上でポジションを取るものです。最高値を抜けて真空地帯に突入した青天井相場では利確めどを立てることができません。もちろん私はおおよそのめどとしてBTCの次の高値は1000万円ないし10万ドルと見立てていますが、そこに到達するまでに紆余曲折が必ずあります。
レバレッジをかけるということはそれだけリスクも大きくなるいうことなので、たとえスイングのつもりであったとしても明確な利確ポイントを置かねばなりません。
その点 ETHであれば、まだ最高値の4338ドルに到達していないので、最後の詰めのロングが打てる 状況にあるといえます。暗号資産トレードで最大手のbybitはETH/USDTの取引ができます。
アルトコインFXはあまりおすすめしてきませんでしたが、これはつまりこれくらいしか今の暗号資産市場でトレードできるチャンスはないということを示しています。
だんだんとチャンスが失われていく中で、監視対象を広げ、臨機応変に対応していかなくてはなりません。マイナーな銘柄の淘汰が進むので、メジャー銘柄を多角的に見る必要があります。
BTCの先物ETFが承認されたことで、そのETFに投資するという選択肢もこれから出てくるでしょう。インカムゲインは得られませんが、暗号資産が長期の投資商品としての地位を確立するかもしれません。
テクニカルスナイパーの発信媒体
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