こんにちは、テクニカルスナイパー(@forgoodtrade)です。私はコインオタク編集長の伊藤健次さんに次ぐ立場としてオンラインサロン「コインオタク共和国」の専属講師を務めています。
そのご縁からコインオタク公式ホームページにて私の記事を寄稿させていただいています。ぜひ最後までお読みください。
この不況におけるビットコインの存在
昨今の世界情勢の不況もあって、為替相場も不安定となっていますが、経済や金融はまだその機能を保っており、おおむねこれまで通りの値動きとなっていくと考えています。
株式市場は暴落しており、リスク資産を購入していた長期投資家ほど身動きが取れない相場の中で、短期トレーダーは証拠金をもとにポジションを自在に操れるため、こうしたボラティリティのある時は非常に優位性があったりします。
リスクオフ資産だと言われている ビットコインを私はリスクオン資産と認識 しており、投資家心理的には世界経済からのヘッジとしてではなく、ビットコインそのものに将来性を見出し、利益度外視で保有している人が多いと感じます。
配当が出る資産ではないため長期投資にはふさわしくなく、さらにこれだけのボラティリティがあればハイリスクハイリターン商品であることは間違いないでしょう。
半減期なども控えており、ここからだんだんと方向がわかりやすくなっていきますが、短期トレードでコンスタントに利益を積み上げるのは難しいものです。
利益を伸ばすより損失を抑える方が簡単
短期トレードで大切だと言われる「損小利大」の考え方についてですが、これは文字通り損失を小さく抑えて大きな利益を取ってトータルの収支をプラスにしましょうというものです。
あまりに有名な格言ではありますが、実際はこれを実現することは非常に難しいと言わざるをえません。リスクリワードと呼ばれるエントリーから損切りまでの距離と利確までの距離は最大でも1:2が良いと私は思います。
その上でとにかく損切りを徹底することを意識してみてください。
すると自ずと利幅重視ではなく、勝率重視のトレードスタイルになれるはずなのでメンタル的にも安定し、多少 ポジションを取る回数が多くなりすぎたとしてもルールさえ徹底できれば大負けをすることなく、むしろ資産は増えていく というスケールするモデルが完成します。
損切り水準から逆算する究極のトレード方法
ここではごく当たり前の話をしますが、これが究極の方法であるということはもしかしたら中級者以上の方にしか伝わらないかもしれません。
損切りを置くポイントはロングならば直近安値のやや下、ショートならば直近高値のやや上というのが原則です。そして必ず守らねばならないのが時間軸を統一することです。
5分足でトレードするなら5分足チャートの直近高値・安値を見て損切りを入れます。もっと言えば利確も高値と安値を追うようにして入れます。
トレーダーはロングかショートか待ちかの3つの選択肢を持っているわけですが、ロングかショートかを見極める時にもっとも重要なことがあります。
現在の価格でロングする場合に置くストップまでの距離と、ショートする場合に置くストップまでの距離を比較することです。
セオリー通りにいくならば ストップまでの距離が近い方の選択肢を採ってエントリー をします。そしてその上でトレンドに逆行していないかを考えていくのです。
すなわちこの考え方があればチャートの転換パターンを覚える必要もなく、機械的に儲けていくことができるというわけです。
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この記事を書いた人
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FXデイトレードと新興株のスイングトレードをメインとした個人投資家。
シンプルなチャート分析とプライスアクションを基にした手法や金融経済に関する教養をTwitter・LINE@にて発信。
オンラインサロン「COINOTAKU共和国」の専属講師を務めるのほかに、対外セミナーへの登壇もこなす。
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