2022年8月24日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
https://www.youtube.com/watch?v=fgeG41zSiKU
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー
買いに走ることはあるでしょうね。これっていろんなことを考えないといけなくて、非課税枠という形になってますので、ETFですから金融商品になっているっていう状況になれば、どうなんでしょうね。
基本的には税回避のためにっていう形になりますよね。ETFになっちゃえば仕組み上いけるんですけど、日本政府としては結構悩ましいところですよね。
これからの若い世代がしっかりと金融リテラシーを学んで長期に安定した生活をするための原資にしてほしいっていうところに対して、ビットコインを組み込むべきなのかどうかという議論は長引くような気がしますね。
こういった金融のマーケットって全部コネクトしてるので、パッと承認したら全部に広がるっていう形になりますので、ビットコインの現物ホルダーの我々からすると「早くやっちゃえよ」っていう感じはするんですが、一回承認してしまうと後戻りできないというか、もしそれで承認された後に行き過ぎちゃった時の抑制はどうすんの、みたいなところはしばらく残っちゃうかなと思います。
基本的にはお金になる話で個人はついてきますから、NISA の枠でビットコイン ETF は十分盛り上がる商材かなと思います。
ATOM、Chainlink、Dotのようなマルチチェーンの将来性について教えてください。
もうマルチチェーンで銘柄もちゃんと見られておりますので、マルチチェーンの価値自体は期待をされているかただと思います。実際にそうなるのかっていうところがこのご質問の裏の意図だと思うんですけど、マルチチェーンDEXみたいな形で、また別の技術でブロックチェーン同士をつなごうみたいなものがありますね。これってATOMとかChainlinkとかDotが構想していたものではないんですよね。擬似的なんですよ。
今の仮想通貨の世の中って、早くプロダクトがローンチされたら、その裏側のシステムが脆弱でも使われてしまうんですね。なのでそこの部分がすごくもどかしいんだと思います。
例えばイーサリアムがあって、イーサリアムの構想があって、そのイーサリアムの構想は正しいんだけど遅いじゃないですか。だからイーサリアムがやろうとしてる事を先にやっちゃいましたっていうプロジェクトの方を皆さん使います。
実際そこではトラブルが起きるわけですね。ハッキングされたとか、ウォレットに秘密キーあげちゃってすみません、みたいな考えられないようなトラブルが来るんですけど、トラブルも含みでみんな使うんですよ。
今マルチチェーンっていうのも、コスモスとかポルカドットとか、何年かかってやってるの?っていう状況の中で、「こうしたらできるよね」っていうプロジェクトがポコポコできていて、実際にはバグだらけとか使いにくかったりするんですけど、実際にリリースされて出ちゃってるんですね。で、ユーザーは使ってます。
という風に考えると、思想としては確かに本家本元がちゃんとを商品化して作ってもらったらいいんですけど、ポルカドットとかあともう1年後ぐらいですよね、商品リリースっていうのは。なのでそれがあまりにも後手に回りすぎると、劣化版のサービスで満足しちゃうユーザーが多くなってしまうんじゃないかなと思います。
今回のイーサリアムのアップデートってそれに対する挑戦なんですね。今更イーサリアムアップデートしなくてもいいよって思ってる人もいるんですけど、これが9月のマージでどう変わるかですね。
「やっぱりイーサリアムのPoSの方が安心だよね」になるのか、イーサリアムキラーといわれる「ブロックチェーンあるからこれでいいじゃん」っていう派閥になるのか、答えがこれから出ます。
これは単一ブロックチェーンの競争の話なんですけど、マルチチェーン版の競争の話はまた1年後にATOMなりポルカドットなりが晒されるんじゃないかなという感じはします。
その時にまた盛り上がる話ではあると思いますけど、個人的にはやっぱりサービスリリースが遅いと、そのぶん結果が出にくくなるんじゃないかなと思います。
イーサリアム!アメリカで、POSになったらセンサーシップされる噂を聞いたんですが、どうなんでしょうか?
PoSになったらというかなりますっていうのと、コインベースさんが一回ステーキングのノードをたてるのを辞退しましたよね。トランザクション全部チェックしろって言われちゃって、「無理です」と。物理的に無理だからイーサリアムのPoS、ステーキング事業は撤退しますという形になったと思うんです。
これの良し悪しというか、まだ解決していない部分がありまして、ブロックチェーン側は非中央集権でいくんですけど、仮想通貨の取引所は会社でやってますから中央集権なんですね。法律っていうのはブロックチェーン側は特に気にしてないんですけど、サービスを提供する会社さんは気にするわけですよ。
となってくると、サービス提供する会社さんは法令遵守しますから、「できない、できない」が結構出てくると思います。
そうすると「自分でやってください」というマーケットになって、これを Web 3って表現すると思うんですが、今までバイナンスで実際サービスできるから、ステーキングなりファーミングなり全部できるから、「バイナンスのアカウントだけでいいからウォレットなんかいらないよ」って言っていた方々も、結果としてウォレットを作るか、そもそもそのDeFiの市場に参入しないか、っていうような判断も選ばざるを得ないような環境になるんじゃないかなと思いますね。
初歩的な質問ですが、皆さんNFTの発行はどこでどうやってるんですか?
自分自身でNFTを作るってことですね。伊藤も自分のNFTがあります。自分の顔写真のNFTを発行したんです。
今は選択肢がいっぱいありますけど、一番有名なところでいうとOpenSeaだと思います。別にどこでやっても「OpenSeaで作ったから別のところでは売買できません」ではないので、どこかで作って日本のプラットフォームで売買しますっていうのはウォレットに紐付いてる話なので、どこでもできるって感じですね。
シェア的にはOpenSeaだと思うんですが、最近は日本のアーティストの方は日本のプラットフォームを使うという形になるんですけど、ちょっと注意点がありまして、プラットフォームの中であればブロックチェーンに書かないっていうサービスもあります。
「それNFTじゃないじゃん」なんですけど、これ結構論争になるんですよ。「ブロックチェーンに書かなかったらNFTって言わないでくれ」っていう非常に細かくやりたい人と、「お金かかるんだから購入する人が決まってからでいいんじゃないか、手前の段階だったらMintするのはブロックチェーンに書かなくていいんじゃないか」という考え方があるんですね。
グローバルにはこの考え方はないんですよ。グローバルはすぐにMintされます。日本の取引所は「いったん管理画面上でNFTっぽいものを出しましょう」というような手前をやる傾向があって、それが人によっては許せないっていう議論になったりしますね。
そもそもビットコインETFがNISAの対象商品になるんだろうか?
そっか、そこで弾けますね!であれば大丈夫ですね。きっとビットコインのETFが日本に出ても一番最初はNISAの対象商品にはならないという、何年かが続くと思います。
BTCのETFが今年、来年に認可された場合、次回の半減期前にATHと10万ドルいく可能性はありますか?
あります!むしろそこまで整ってしまったら、ほとんどのレポートにそう書いてありますね。
ビットコインの ETF が来なくても、半減期の前とか、例えばブロックチェーンがどんどん市場に進んでいくわけですから、その時点で過去最高値がいつかいつかってやってる状況なので、ETF がアドオンで今年来年に認可されたとなれば、そんなのもうロードマップがだいぶ前倒しになると思います。半減期の前にいきますね。充分可能性はあると思います。
ただちょっと注意をしていただきたいのが、今ビットコインはかなり弱いです。チャートを見ていただけるとわかると思いますし、チャートを見ないまでも市場に参加してる皆さんの空気感とか温度感である程度分かると思うんですが、非常に今ビットコインは重たい状況になります。
何故ビットコインがこんなに重くなっちゃったかというと、ライバルというか、すぐ横のイーサリアムが絶好調だから、ここに引っ張られてるなって感じはします。
最近「MetaSolare(メタソレア)」というプロジェクトを知りました。なんだか目を引くのですが、これってぶっちゃけ、どうですか?
MetaSolareという日本のプロジェクトなんですが、新しいweb3のエンターテイメントの挑戦、みたいな形でやっているプロジェクトなんですけど、参加メンバーが良いですね!
あまり色々喋ると怒られてしまいますので、ぜひ皆さん着目しといてください、というぐらいに止めておきます。非常にメンバーが良くて構想もいいので、伊藤のツイッターでリツイートしてるのがありますので、そこでホームページを見ていただければなと思います。
テザーが空売りされてたと思いますが、もう終わったんでしょうか?
テザーが空売りされていたというのはルナショックのタイミングからの、ステーブルコイン不安のタイミングですね。
6月が一番絶好調にテザーの空売りがあったと思うんですけど、もう空売り絶えて、かつ、ここ数週間のテザー社の発行してるニュースを見ていただけると分かるとおり、もう完全に担保資金をガンガン乗せてるので、「大丈夫です」というのをあまりにも出しすぎてるので、もうこれで空売りする人はいないんじゃないかなという感じですね。
もう終わったかといえば終わりました。結果はどうだったかっていったら、テザー社の勝ちという形になります。
9月にBTC大暴落する可能性ありますか?
大暴落は予測はできなくて「想定外」って形になるんですけど、ビットコインに今その想定外が起きるとなった時に、一番大きいのはアメリカで禁止されるとかですかね。アメリカで禁止されるという可能性が多少出てきてるというのが、たぶん今の仮想通貨の価格が重たいところですね。
仮想通貨の中で米国の取引量というのが4割ぐらいあると思います。そんな中でアメリカの取引所って全部調査が入ってるというか、別に悪いことしてるわけじゃなくて改めて仮想通貨の業界がどうなってるのかというのを当局が調査をしている、という状況になります。
その間に、これやるべきだあれやるべきだって規制に近いものがガンガンが出ているので、非常に上値が重たいという状況になっております。
結果はまだ出てないんですね。「ブロックチェーンの世界、Web 3の世界、仮想通貨の世界をアメリカはこうします」という結果の前なんですよ。今は調査したり、小出しにニュースを出したりしてる段階なので、「ちょっとやだな」って市場が思ってるって状況ですね。
ちょっとやだなって思ってるんだけど、いつも通りというか、国は決してビットコインを手放しに褒めたりしませんので、どの国でもある、ちょっと厳しく見てるタイミングなんだなという空気感で、喉元過ぎれば問題なくなるんじゃないかなというような感じではありますね。
ここで大想定外としてアメリカがめちゃくちゃ禁止というか、規制をガンとかけたら、それは大暴落になっちゃうと思います。大暴落といっても、3〜4割ぐらい下げたらもう大暴落という表現になりますかね。
仮想通貨は底打ちしたと思いますか?
底打ちはしたと思います。6月の時点で底打ちですね。なので安心して、というものではないんですけど、2022年の1月から8月までを積み立てをしていた時の、大体その時の平均価格になってると思います。これからやりたいよという方も、タイミングとしてはいいんじゃないですかってお話したことはありますね。
今週はジャクソンホール会議などいろいろありますが。
一応、経済指標的なものは折り込んでるというのが、株のクラスタの人というか金融マーケットの人たちの話になるんですけど、仮想通貨の人達は楽しんでますよね。こういう金融の有識者の発表だとか、いわゆる指標ですね。
普通だったらこの指標の前後というのは、持たないとか様子を見るとかそういう風になると思うんですけど、やっぱり仮想通貨の人はリスクテイカーの方が多くて、こういう指標だからこそ買っちゃうというか乗っちゃうというのがあって、その影響で前日に動いたりとか、発表があった後に大暴落したりとかというのがありますね。
イーサリアムPOSがセンサーシップされた場合、POWのイーサリアムの価値があがりますか?
それはないですね。イーサリアムクラシックと一緒の道を辿ると思います。仮にイーサリアムPoWが市場で安定したとしても。
要は、ほとんどがフォローされないんですね。一つの国がルールを守って「イーサリアムをこういう風におさえますよ」というのがあったとしても、グローバルは関係ないわけですよね。Web 3的に言えば中央集権の管理からは離れてしまうって形になります。
PoSのイーサリアムをフォローするDAppsが圧倒的に多くて、 PoWのほうはフォローしないというか、する意味がないという状況になっちゃうんですね。なのでイーサリアムクラシックと一緒なんですよ。
いま皆さんはイーサリアムを使ってDeFiを色々動かしてると思いますけど、例えばイーサリアムクラシックのゲームとかイーサリアムクラシックベースでNFTやってるとか、もちろんそのコミュニティを応援してる人はいると思うんですけど、一般化してないですよね。という形で、かなりマイナーなブロックチェーンの一つになるのがイーサリアムPoWなんじゃないかなと思います。
伊藤さんの注目のNFTを教えてください、また、NFTを購入する場合の注意事項も併せてご教示願います。
注目しているものは「流行ってるもの」ですね!
仮想通貨の中だと、「まだ誰も知らないもの」とか、「かなり黎明期で見つけたからこれが100倍とか1万倍に」みたいなことを期待される方いらっしゃると思うんですけど、やっぱりコミュニティが出来上がって文化があるところに NFT を買って参加するというのは素直に面白いですね。
例えば最近文化としてあるのは、BAYCありますよね。BAYCもそうだし、ミュータントのエイプの方もありますし、Othersideとか、結局価格が落ちてきてるので欲しくて買えなかった人たちが買ってるんですよね。
いま高いNFTのオーナーチェンジが結構出ております。それを見ると面白いと思います。「この人がこれ買ったんだ」とか「この人は売ったんだ」とかってそういうのが見えてくると思うので、そうやってNFTのアカウントを追っかけるのは面白いと思います。
トップ銘柄は追っかけてますね。あと個人的には、日本のNFTで一番応援してる村上隆先生のNFTは比較的色々と触っております。
アーティスの人は皆さん切磋琢磨して頑張っていただきたいなと思いますし、親善大使までいかないですけど応援をしているメディアの協賛をしておりまして、若手のアーティストの方を支援する企画があるんですけど、それも今年の秋にやると思いますので、ぜひ若手アーティストのNFTを見にきていただけると嬉しいなと思います。
注意事項なんですけど、プラットフォームを経由して購入してください。
プラットフォームは個別でDMでやるぐらいだったらどこでも大丈夫です。一番いいのがOpenSeaだったりするんですけど、やっぱり個別でやられる方がいらっしゃるんですよ。
個別でやる理由は手数料高いですよねって話なんですね。プラットフォームの手数料が高いから、100ドルとか50ドルを節約するために個別にやりましょうよという持ちかけがあると思います。
何でやっちゃいけないのかというと、盗品である可能性があるからです。これはわからないじゃないですか。盗品であるかどうかはプラットフォームが今は判断してくれております。
逆に言うと、もし盗難に遭った場合はすぐにプラットフォームに届け出してください。特にOpenSeaに。OpenSeaにこれ盗品ですというのを出していただくと、盗品のフラグが立って結果ロックされるというか売買が停止されます。
もちろんそれは警察への届け出がセットなので面倒くさがる方もいるかもしれませんけど、犯罪がこれで減ってきますのでぜひやってください。
盗品を買ってしまった場合、上記の流れがありますので売れないんですよ。実質盗品のNFTは無価値です。ここの部分がDMでやり取りすると騙されやすいので気をつけてください。
stepnの第4国がLINEブロックチェーンになるとの噂がありますが、期待できますでしょうか?LINEとの提携だとユースケースが色々増えて個人的に期待しています。ちょっとずつLN買い集めています。
LINE ブロックチェーンはお金を払ったマーケティングでやった気はします。もし違ったらLINE の方すみません。
STEPNって今コラボしまくってますよね。あれはSTEPNというブランドがいいフェーズに入ったなという感じなんですけど、ここから先はSTEPNが運営で何とかする、ではなく、コラボ先が価値を最大化するって動きになると思うんですね。
STEPNからすると肩の荷が下りたというか、そんなに運営に力を入れなくても綺麗に回るという段階に来たと思います。なので LINE ブロックチェーンでSTEPNが出るってなれば、企画の大半はLINE側がやると思います。
LINE の個別のトークンがありますし、NFTプラットフォームもやってますから、そういうのに関連付けたイベントが出て盛り上げてくんじゃないかなと思いますね。
STEPNというのはゲームがシンプルなので、コラボ先が色々できると思いますので、そうなっていってますね今は。
なのでこれはSTEPNが凄く良くなるというよりも、 LINEがSTEPNという武器を使ってどこまでLINE ブロックチェーンを広げるのか楽しみ、というところです。
中国で、ビットコイン解禁になるんですか?
中国の人のビットコインの保有率は確かに上がってるんですよ。ビットコインというか仮想通貨を結構皆さん持ってまして、「禁止されてたんじゃないの?」って状況なんですけど形骸化してるような感じがしますね。
公式に「はいオッケーです」はさすがに難しいような気はしますけどね。ただ、禁止してたのに「禁止します」って何度もやりますよね、この国。
「禁止」というのが日本の感覚だと「100%誰も持ってない」というところまでいって「禁止」だと思うんですけど、中国の「禁止」というのは「5割くらいの人は持てない」というような流れな気がします。
最近、特に仮想通貨の法律のことで、誤訳というか日本語を翻訳する時にだいぶ内容が違うというケースがあるんですね。もし「おや、おかしいな」って思ったら一次情報にあたってみたほうがいいかもしれないです。
ただやっぱりネイティブじゃないので翻訳しきれないじゃないですか。訳した内容と実態が違うんじゃないかなというのは疑った方がいいかもしれないですね。自分が得意でない言語で見た場合は。
中国は禁止されてるって日本の方の大多数は思ってると思うんですけど、2割ぐらい仮想通貨持ってますから、「禁止」って何なんだろうなという感じがしますね 。
メタバースの将来性に期待してDOMEを保有しております。0.0045$辺りから購入し始めましたが下落し続けています。個人的には次のビットコイン最高値を2024年末くらいだと想定してその時期を一区切りとしてDOMEの継続保有を検討するつもりです。2024年ですと今から2年ほどありますが、ざっくりとした2年後の上昇倍率などについて解説いただくと参考になります。
まずメタバースですね。その市場の中のDOMEですから。メタバースなんですけど、やっぱり皆さんひしひしと感じてると思うんですが、ユーザーが増えない問題がありますね。本当にユーザーが増えないですよ。
一つの問題はスペックですね。スマートフォンでアクセスした時に動かないというのが結構ストレスだと思います。いろんなメタバースがあるんですけど、まだまだ復旧する気配がないなというのは、正直なところだと思います。
ただそれに対して、セカンドライフの時とすごい似てるんですけど、セカンドライフは電通とかが組んでやっておりましたけど、色んな企業誘致してるじゃないすか。それの関係は今の日本でいうと取引所とか仮想通貨のファンドとかが頑張ってやっております。
今はDecentralandとSandboxでそれをやってるんですね。あまり分散させすぎてもしょうがないので、たぶん日本の取引所はDecentralandとSandboxだけを1年2年かけてひたすら企業誘致していくんだと思います。
現時点でもDecentralandの中で物買ったりとかカジノで楽しんだりとか色々なことできるんですけど、伊藤もやろうかなと思ったんですよね、レポート書く時に。接続できなくて辞めるって言うのが今のメタバースの環境だと思ってください。
2年だとメタバースがそもそもまだ定着してない可能性があります。その中でDOMEになりますから、メタバースを応援するというのはすごくいいんですけど、ポートフォリオにメタバースだらけになってないかだけ、ちょっと気をつけてください。
オプティミスティックについて教えてください。
今日もサロンの中のテーマで「大口の仮想通貨の投資家さんは今何をしてるんだっけ」みたいなものをやる予定があるんですけど、結論みんなOptimisticをやってるという状況ですね。
冒頭でお話しさせていただきましたけど、イーサリアムが本来やりたかったことはOptimisticなんですね。
イーサリアムはずっと立ち上げから「こういう風なブロックチェーンがあったら完璧だよね」というものを構想している中にOptimisticが構想として入っております。
それをやってる途中で、やっぱりそれは遅いと。すでにDeFiブームが先に来ちゃって、その時にイーサリアム駄目だから別のでやろうってなった時に、バイナンスさんもそうだし、AVAX とかね。AVAX がイーサリアムキラーというか、イーサリアムでできないことをカバーしたと思いますね。
それに続いてファントムとかブロックチェーンがいっぱい出て、「じゃあそっちでやろうよ」みたいな形になってきたと思うんですけど、その人たちが戻ってきてますね。
イーサリアムの元の構想がちゃんと進むんであれば、今イーサリアムが元のロードマップに戻ったんで元に戻します、みたいな流れが事実起きているという状況になります。
Optimisticというのがその第一弾なだけで、イーサリアムとOptimisticで二大巨頭でずっとやっていきます、ではなくて、まだ他のプレイヤーも出てきます。アービトラムとかzkSyncとかそういったものが、いわゆるイーサリアムがもともと構想していたロードマップの兄弟分として公式のブロックチェーンという感じですね。
政界でブロックチェーンを活用するとすると具体的にどのように使われると思われますか? ひょっとしたらもう使われたりしますか?
行政の話だとブロックチェーンはもう使われております。市区町村でホームページにアクセスしてみてください。たぶんブロックチェーンを使った地域トークンとかやってるところは結構多いですよ。数十、数百規模で何かしらのブロックチェーンはもう市区町村レベルで採用しております。
政界でブロックチェーンの活用をするという風になれば、履歴だとか、それこそ今自民党が会議に出るたびにNFTをもらえるみたいな形でやってますけど、それを出席表扱いするかどうかはわからないですけど、まずは行動履歴だと思いますね。
ウォレットを開示してもらえるといいですけどね。全部の政治家さんのウォレットを開示してもらって行動履歴を見るとか、そういうのに使われるのかもしれないですね。今のところそこまでやっておりません。ただ単にバッチ的にNFTが付与されるみたいなことをずっとやってますね、政界の人たちは。
リップル、スパークトークン以外で、配布されるトークンはありますか?日本の取引所で。
リップルを持ってる人にスパークトークンあげます、スパークトークン持ってる人に何とかトークンあげます、ってエアドロップがリレーしてるんですけど、今のところスパークトークンで日本は止まってるはずですね。
グローバルに戻して、スパークトークンの次がこのトークンでってやってたのを、フォローしているところもほぼ無いのでスパークトークンぐらいで止めといていただいたらいいかなと思います。
イーサリアムを自国通貨にする国は出てくると思いますか?
出てくるかもしれないですけど、ビットコインの方がいいんですね。なぜビットコインの方がいいかというと、仕組み的にはマイニングに誰でも参加できますよね。
イーサリアムに関しては、アップデートしてるじゃないですか。いい意味でも悪い意味でも。例えばイーサリアムだったら「うちの資源を使ってこういう風にマイニングしたらこうなるんだ」っていって参入した時に、その時の環境によって「ブロックチェーン変えます」という風にされちゃうと困っちゃうので、自国のことが自分たちの手元でコントロールできないという形になります。
積極的に動くイーサリアムよりも、誕生してから大きく指標を変えていないビットコインを採用する国のほうが多いかなと思います。
Aptosのテストネットが始まりますが、注目に値するプロジェクトでしょうか。
そうなんです!サロンの中でも「これを触ろう」って言ってて伊藤がまだ全然触れてなくてですね、これは注目に値するプロジェクトなのでぜひ皆さんやってみてください。
たぶんまだ全然情報が出てないと思うんですけど、AptosはCoinPostかどこかが細かく記事を書いておりますので、本番環境に出てからどこかの取引所に上場したら買う、ではなくてテストネットのうちに触れる方は触ってみてください。
AirDropもらえるからって言いたくはないんですけど、そういう系のプロジェクトになるんじゃないかなと個人的に思っております。
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アメリカで現物ビットコインETF が承認された場合、日本でも数年遅れで ETF が上場する可能性は高いと思いますが、その時に NISA 非課税枠でビットETF を個人が買いに走ることはありますか?