2022年9月7日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
https://youtu.be/10hSrkylVR0
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー
日本にDEXができる日は近い?
DEXという言葉自体が国境がないので、日本でDEX・日本にDEXという感じはありませんね。例えば、このDEXは日本でだけ使いますとか、日本の法律を遵守してるDEXです、みたいな感じはないという形になります。
じゃ日本人は使えないかというと、現時点で使えるように、「日本だから・アメリカだから・中国だから」という垣根を超えた状態でDEXというのは存在している。世界各国どこからでも使えますよ、という形ですね。
DEXを禁止しようという動きはですね、規制に強い国はそういう話が出るんですけど、どうやってDEXを規制するんですか、というところで結構無理に近いので、グレーゾーンで残ってるという形になります。
今後未来もずっと規制されずに存在するんじゃないかなという感じはします。
リップル裁判は今月決着?
リップル裁判、今月決着の噂を聞いたんですが、どうですか?
ペースが早いですね。それにしてはいきなり感が出るんですが、どうでしょうね?伊藤的にはもうちょっと伸びるというか、むしろ年内に決着出ないんじゃないかなという側に偏っております。結構長引くんじゃなかろうかって感じですね。
SECがまた新しい銘柄の裁判をちらほらやっておりますので、そっちが始まったのでそちら側に重きを置いて、リップルは終わらせる方向に向かってるという読み方はアリかなと思います。
SBIホールディングスの北尾さんはなぜ辞めたの?
ちょっと古い内容ですが、SBIホールディングスの北尾吉孝さんですが、以前リップル社の役員に就任していたと思ったのですが、いつのまにが辞められています。背景にどのような事情があったのでしょうか?北尾さんのXRPへの熱量が下がってしまった、、とか(^^;)
契約が切れて、そこを更新せずに会社は畳んだのか譲渡したのか、SBIが抜けてますね。
SBIリップルアジアの方にちょびっとだけ話をしたことがあるんですけど、特に北尾さんがめちゃくちゃリップルを推すとか仮想通貨が好きとかという感じではなくて、シンプルに儲かりそうだから、という話はしていましたね。
リップルがどうのこうのというよりも相場の話が大きいかもしれませんね。こういう状況だったら今じゃないなと思って手を引かれたのかもしれないですね。嗅覚の鋭い方なので。
リップルサイドはオーナー会社がどこになろうが関係なく日本にも参入して色々やってると思いますし、 SBI さんが間口に立たなくても仲介する方がいて、福岡市とかは打ち合わせをリップル社にしてるわけで、必ずしも SBI がいないとリップルがアジアに広がりにくいかというと決してそうでもないので、SBIさんは一旦降りてるという状況かなと思います。
仮想通貨の税制は何%になる?
日本の仮想通貨の税制は何%で決定しそうですか?
分離課税で他の金融商品と一緒で20.315%でやってましたので、それが満額回答で20%って感じですね。
そんなに優遇するほど潤沢な財源があるのかなという感じもしますので、なんだかんだでもうちょっと落ち着くまではグダグダするような気はしますね。
ただ、20%じゃなくてもいいので分離課税という形で計算がしやすくなる方が税制は上がるでしょう、とは思っています。
10月に出ていないと来年きついので、今月来月でどんな発表があるかですね。例えば10月を超えたとなれば1年フルに超える話になるので、来年の10月にどうなるかって感じですね。
今月内定して来年からスタートみたいなのはちょっと早すぎる感じがしますね。早くても2024年から20%になったらいいかな、という感じです。
Optimismについて教えてください
optimismについて初心者にも分かる様に説明して頂けませんでしょうか。
シンプルに「Optimismって何」というところを説明させていただくと、まずイーサリアムというブロックチェーンが2015年に誕生したんですね。そこから、「ブロックチェーンを自ら作らなくてもイーサリアムのブロックチェーンを借りることで、いろんなサービスができるようになります」という時代が始まったわけです。
今まではシステムのプラットフォームごと作らないといけない。例えば自分がゲームを作りたいとなった時に、自らそのゲームに適したブロックチェーンの開発するところからスタート、という時代だったわけですね。
それはいくらなんでもハードルが高すぎるというところで、仮想通貨の種類も100未満という時代があったんですけど、イーサリアムが誰でも使えるブロックチェーンという基盤を作ってくれたことによって、イーサリアムを使って銀行を作ろう、保険会社を作ろう、ゲームを作ろうとか、色々なマーケットが広がりました。
どんどん使われまして、蓋を開けてみると世の中の8割相当の仮想通貨が「イーサリアムでできてます」みたいな感じで大成功したわけですね。それがまず第一次イーサリアムブームみたいな形で、ビットコインの時価総額に肉薄した瞬間があります。
2020年の下半期なので、ちょうど1年半前とか2年ちょっと前ぐらいに第二次イーサリアムブームという形でDeFiブームがあったんですけど、それがイーサリアムにとってはちょっとよろしくないトリガーを引いてしまいました。
第一次イーサリアムブームでも問題は起きてたんですね。「遅いんじゃないか」とか「手数料が高いんじゃないか」というのが起きてたんですけど、それは大丈夫だったんです。第二次イーサリアムブームの時は致命的でしたね。1回の取引に1万円かかるとか、送金するのに二日かかる、となった時に「使えないじゃん」という声が出たわけですね。
この「使えないじゃん」となった時にイーサリアムキラーというものが誕生して、イーサリアムのブロックチェーンじゃなくても、うちのブロックチェーンも皆さんに解放しますよと。「皆さんイーサリアムで必ず作らないといけないわけじゃなくて、ただ単に外のブロックチェーンを使いたいだけですよね」というところでイーサリアムよりもハイスペックなブロックチェーンがたくさん誕生しました。
元々あったんですけど、元々あったものは使われなかったんですね。「イーサリアムでいいじゃん」という感じだったんですけど、イーサリアムかダメになってしまって、イーサリアムキラーという区分でいろんなブロックチェーンに横移動するという文化が誕生しました。
それで解決すればよかったものの、どうなったかというと、イーサリアムキラーもそんなにスペックが良くないというところで「イーサリアムに戻りたい」という派閥が出たわけですね。でもイーサリアムは混雑してるので、イーサリアムからの派生のブロックチェーンというものが色々出てきて、その第一弾でMATICが来ました。
「MATICがイーサリアムを救うんだ」とイーサリアムの弟分みたいな形で誕生したけど、なぜか不便で使われないという形になりました。それは外部だったんですね。思いっきり外部で、 EVMという「イーサリアムと互換性のあるブロックチェーン」というレベルだったので、ちょっと使いにくかったという感じですね。
今のレイヤー2とそこが混同しやすいんですけど、「イーサリアム”も”使えますよ」というのが今までのイーサリアムキラーなんですね。互換性があります。レイヤー2というのは実際には中身がイーサリアムと同じスペックをしております。セキュリティとかそういったものも同じ形になります。
今までのは同じではなくて、イーサリアムの互換性がありますが中身は独自です、というのが今までの文化だったんですね。「それだと不便、まだ使えない」「本当は僕らはイーサリアムを使いたいんだ、ただ安く早く使いたいんだ」というところで誕生したのがレイヤー2です。その第一弾がOptimismです。
Optimismは中身はイーサリアムなんですね。イーサリアムを使いたいプロジェクトはOptimismをどんどん使ってるというところです。
Optimismの兄弟分というかライバルみたいな会社で出てくるのがアービトラムです。レイヤー2ブームがこれから来るよという形ですね。
システムを知らなくてもいいです。文化を知っていただけると、自分が何をしてるか何をやってるのかというのが分かると思いますので、レイヤー2とEVMはめちゃくちゃ違うというところを認識して、トークンを触るようにしていただけるといいかなと思います。
ステーキングの報酬は誰が出している?
ステーキングの報酬として得られるトークンはどこから誰が出しているんですか?
大体のケースがすでに発行済みなんですね。すでに発行済みのものでロックがかかっていて、そのロックを報酬として解除してるって感じですね。
「総発行枚数」なんていう話があると思うんですね。ビットコインでいうと2100万枚なんですけど、ビットコインもマイニングすると Pow もらえるじゃないですか。
これ誰が出してるのっていうところなんですけど、総発行枚数の2100万枚、まだ市場に出てないんですよね。たぶん1900万枚ぐらいしか出てません。残りの200万枚はというと、マイニングをしてる人たちに報酬として払い出されて世の中に供給される、という形になります。これは基本、ステーキングをやってるプロジェクトも同じという状況になります。
総発行枚数が決まってるもの、ビットコインとかもそうですけど、じゃあ終わった後にマイニングやってたら誰が出すの、という状況なんですけど、理論上は出しません。
ブロックチェーンからとかれる報酬という概念はないんですけど、それはかなり未来に設定されてるんですね。ビットコインがマイニング報酬を出さなくなるのは2140年と言われているんですね。
その後止まっちゃうわけではなくて、まず考えられるのが融資ですね。ビジネスでマイニングをするんじゃなくて、善意でマイニングをするというのが世の中に文化として成り立つんじゃないかというのが一つ。
そんなに性善説で人間は動かないよね、という風になれば、ビジネスとして負担をする。取引所とかが自らのビジネスを推進するためにコストを払ってマイニングをする、みたいな形ですね。
ステーキングも一緒で、善意で無償でやる時代が来るかもしれませんし、割り切って手持ちを出してステーキングをする人たちも出るかもしれないと。
ただそういう問題に直面する時には我々は生きていないという状況になります。
ビットフライヤーへの移行を考えています
イーサリアムのマージの件ですが、先週の配信では国内取引所の場合、大手2社以外ならどこでもいいのではないかとのお話でしたが、ビットフライヤーはPosはもちろんPowの配布かもしくは現金配布がありそうなのですが、ビットバンクからの移行も考えております。
そうですね、アリだと思います。もらうという部分が決まっていれば当然いいなとも思うんですけど、確定に近いお金の増え方になるイメージしません?「貰える」って感じになると。
本来であれば貰えるといっても、例えば100万円のものが分裂して足して100万円になるだけなんですけど、株式分割の時と似てるんですが、分割したことによって新規のユーザーさんが来やすくなって価格が上がるんじゃないか、というところで100%以上のものになりやすいだけで、なることが確定したわけじゃないんですね。
確定してないんですけど、まるでタダでもらえるような感覚に錯覚するので、大量の金額を持つ方が一部出てきちゃうんですね。
もともと仮想通貨の投資をやってなかったけど「もらえるんだったら1億円分イーサリアム買うわ」みたいな状況が起きかねなかったので、「大手2社を外してください」という話をしました。
大手2社は仮想通貨の信託保全が無いんですね。9月で倒産するかといったらしないと思いますけど、「何が起きるか分からない」というふうに考えた場合、「仮想通貨の信託保全がある会社の方がいいですよ」という文脈で大手2社を外してくださいという話だったんです。
余剰資金で、ビットフライヤーとコインチェックが今月内に飛ぶとは思っていませんというのが大多数の方だと思いますけど、そういった場合は普通に大手を使っていただいても問題はないです。
黒田総裁が退けば金利は上がる?
来年には黒田総裁が退いて、日本の金利も上がりますか?
黒田さんはいわゆる演者さんというか独断でやってるわけじゃなく、日本の総意とか色んな有識者の意見をもとにやってるので、そこに立つ人の思想は大事ですけど「黒田さんがめっちゃ否定して止めてたんです」という状況でもないので。
上がるか上がらないかは確定はしないんですけど、やっぱり後任の方ってね違うことをやりがちですし、記録残したいというところで無理にでも金利上げますとか言い出すかもしれないですね。
結局、どっちにどう転んだってクレームは出るんですよ。100%認められた答えがあれば既に採用されていて、今のうまくいっていない部分というのはバランスがちょうどとれてるところにいますので、50%の人は賛成、50%の人は反対ってものが決まらない状況なんですね。
今「金利あげるな」って思っている人も50%いると思ってください。金利を上げたい人も50%いるという状況ですね。極端な話、どっちでもいいですよね。どっちかに切り替えちゃえばいいというところです。
一人の政権というか、派閥とか思想を持ってると、片方がずっと恵まれちゃうので、そういう意味では退いたらもう片方の方に行きましょう、というのは起こりやすい流れかなとも思います。なので金利上がるかもしれないですね。
スウェットコインの情報は?
sweatcoin間もなく上場ときいたのですが、情報ありますか?
アプリでどんどんリリースが出ているんですよね。9月13日にトークンが皆さんに配布されて、上場がそのタイミングになるのかな?アプリを見てるとある程度情報は出てくるかなと思います。
上場のニュース出るかなと思うんですけど、たぶん大多数の人がそうだと思うんですが、そんなに持ってないですよねスウェットコイン。伊藤はかなり黎明期の時から毎日一万歩以上歩いて集めてるんですけど、それでも5000枚ぐらいですから。
5000枚のは価値としては2万円とか3万円とかそんなレベルだと思うんですよね。そんなに必死こいて上場日に何とかってしなくてもいいかなという感じはしますね。
リップル1,000円は非現実的?
2017年末の仮想通貨バブルの時に北尾吉孝さんがツイッターでXRP1,000円目指す!とツイートしてましたが、現在の状況から将来的に1,000というのあまりに非現実的でしょうか?(^^;)上がったとしてもリップル社のコントロールにより1ドルから2ドルの間で継続的に推移する状況がずっと続くのでしょうか?
そうですね、現実的ではないですね。リップル社の株式上場の話って何度か出たと思うんですけど、その時に第三者機関みたいなところがバリューを計算するときのリップルの価格が1ドルなんですよね。なので10倍というのはやりすぎですね。北尾さんもよく言ったなって感じですね。
ブリッジ通貨という形になってるので、金融機関さんが保有しますよね。デポジットしてるものがありますので。下げてもいけないし上げてもいけない部分だと思うんですよ。
その部分をコントロールするべきだというのがリップル社の運営方針になりますので、1,000円になって固定するんだったらいいんですけど、緩やかに上げていくのか曲げずに行くのかっていうところで巻き込んで1ドル固定とかが一番現実的なんじゃないかなと。ステーブルコインっぽくやっていくのが現実的なのかもしれないです。一応、リップル社は「安定通貨」というのが方針です。
ルナクラシックの回復はある?
最近LUNCに上昇がありましたが、長期的に考えれば回復はあると思われますか?
ルナクラシックが元々の価格が100ドルですので、そこまで行くのか、みたいな話なんですけど、そこは無理でしょうねと考えております。
今1ドルを目指してるという感じですけど、プロダクト自体は箱物なんですよ。昔やっていたプロジェクトがありますと。知名度がそれなりに高いです、今は何もやっていません、という箱物のプロジェクトがルナクラシックになりますので、イーサリアムクラシックに近いですかね。
なくなりはしないんですけど、上がっていくものでもない、という状況だと思います。ルナクラシックじゃなくてルナ自体が何か大成功したりしたら、ルナクラシックも引っ張られて上がる、みたいなそういう形が考えられますね。今のところ何もやっていないプロジェクトなので、元に戻るとは言い難いですかね。
伊藤さんの好きなコインは何?
伊藤さんの好きなコインは何ですか?
なかなか言えないんですけど、やっぱりギャンブル的な銘柄が好きで、面白いなと思います。
価格が上がるかどうかではなくて、最近ステーキングの報酬が物というプロジェクトがありまして、僕そういうの好きなんですよね。60日間ステーキングすると10万円分ぐらいBAYCの NFTがもらえるっていうのがあります。抽選ですよ。
抽選確率も結構な倍率なので当選しない方が高いんですけど、価格も安定していて。結局、定期預金して金利いらないから物で配当します、物も全員に配布すると低くなるから抽選で当たった人にめちゃくちゃ高いものあげます、みたいな感じですね。
このギャンブル結構面白いなと思います。平気で数年単位ぐらいでステーキングしてるかもしれないですね。
日本でDEX立ち上げは可能?
DEXの続きですが、日本国でDEXを立ち上げることは可能なんですか?
一応できますが、DEXって会社が経営しているわけではないので、個人活動なんですよね。ブログ立ち上げるのとあまり変わらないですよ。法律で禁止されているのかというと、別に禁止はされてないという状況ですね。
DEXを日本の会社が経営するのが問題がある。日本の会社がDEXを運営してます、DEXの手数料は我々の法人の売上です、みたいな状況になったら当然ライセンスが必要なのと、お客さんのKYC取らないといけないので、取引所業に近づいていっちゃうんですね。
作って放置すると日本人が作ったとしても別に問題ないんですね。登録がないんです。そのDEXはどこの所有物ですかっていう登録がない。それがDEXというところですね。
国内取引所ベスト5は?
国内取引所のいいところベスト5教えてください
GMO、DMM、SBIがあの安心するなっていうところでトップ3には入れたいです。
ビットフライヤー、コインチェックはやっぱりいいですね、大口の取引ができますね。一回の注文で2000万とか、そういうのができるのはそういうところだけですね。
ビットポイントさんとかザイフさんとか、面白銘柄が上場するところもいいと思います。そこまでで5個以上あげちゃいましたけど、だいたいそこが主要ですね。
他はトレードプラットフォームであるところが多くて、現物派でDEX を結構使うほうなのであまり国内取引所を使わないんですけど、名前挙げたところはアカウント持ってたり、たまに使ったりします。
伊藤さんが世界通貨に近いと思うものは?
XDC が世界通貨になるのではという説もありますが、伊藤さんから見て世界通貨に近いものは何でしょうか?
XDCは技術のプラットフォームとしてやってるよという感じで、いろんな国の基軸通貨を作っていて最終的には統合するみたいなことあるかもしれませんけど、世界通貨に近いものはですねないんですけど、リブラがやろうとしてるモデル。
今リブラは影も形もないような状況ですが、リブラがやろうとしたのはバスケット通貨をやったわけですね。アメリカドル対日本円対元対ユーロみたいな形で、世界中の通貨を混ぜこぜにして発行しよういうのをやってダメだったんですけど、それはできるはずなんですよね。
なぜかというと、世界中の国が発行している通貨ってデータ上にでるじゃないですか。世界通貨を出してバスケットに入れたら、その箱を全部国に流すこともできますので、そうすると世界中同じ通貨を使うことになって、今の「日本円はこれぐらいあるからそれと交換でこれね」というのが数字化しやすいですね。
それをAI が管理して、発行元は機械です、世界中の富と全部交換してそれを使います、という未来は理論上はおかしくないですね。
AI はどこの管轄なの?となってくると、大体できないというところですね。最近宇宙の文化がありますけど、宇宙まで距離を飛ばしていくと、宇宙に地球コントロールセンターみたいなのを作ると、すごく中立になるんですよ。コントロールセンターがアメリカやロシアやイギリスにあると戦争になります、みたいな話なので、基本的にはそういう世界統一なんちゃらみたいなものは宇宙センターがやってくれる時代になるんじゃないかなと思います。
別にそこで人が働く必要ないんでね、そこにありますというのが大事なだけなので。宇宙戦争おきるんじゃないですかね?人間はなかなか学ばないので。
クリプト送金は法的に問題ない?
外国の法人又は個人とビジネスを行う時に法定通貨ではなくクリプトで送金しても法律的に問題はないでしょうか?
一応問題ないですね。例えばビットコイン決済するとか、イーサリアムで支払う、ステーブルコインで支払うのは問題ないですね。金銭的な価値があるものを額面どおりに送ってる形になりますので、支払いをしてはいけないという感じではないですね。
ただ法定通貨ではないので、受け取り側が拒否しても「なんで拒否するんですか」ということは言えないですね。円でくださいと言われたら円で払わないといけない感じですね。
Metaheroの将来性について教えてください
HEROの将来性、中長期投資対象になるのか、伊藤さんの見解を教えていただけますか?
Metaheroの将来性ですね。アルトコイン全般に言えることなんですが、いいものが価格が上がる時代ではないじゃないですか。それは業界全体が下火になってるのでやむを得ないところなんですけど、それは皆さんも理解するところなんですけど、悪いものが上がる時代なんですよ。
なぜ悪いものが上がる時代なのかというと、流動性が極端に低いんですね。いいものが上がりにくいというのは全員が理解をしてるので、定価っぽいものが決まってきてしまうんですよね。例えばペットボトルのお水が皆さんの頭の中で「いくらまで払えますか」となったら、100円だとか、高くても300円だとか、安くても50円ぐらいで10円で手に入ることはないだろうな、とみんなが分析をしまくるので定価感が出てくるんですね。
悪いものっていうのは、結局何やってるかわからないとか中身ないじゃんみたいなものが価格が上がることがあります。これは仕手と言われるものなんですけど、今ちょくちょく仕手が出てます。
「この銘柄、価格を上げますっていうニュースが出てから本当に上がった、なにかすごいのがあるんじゃないか」って感じになりますけど、すごくないから上がるんですよ。この部分にはまらないようにしてください。
もちろん仕手に慣れている方もいらっしゃると思うんですが、仕手は行ける限りやりますので。今一個二個が成功しちゃってるので、日本語で情報配信もされてるので仕手銘柄さわる機会が出てくるかもしれませんが、最後の最後にはなくなるものですから、途中まで参加して利益とれる人はいると思うんですけど、ちょっと気をつけてください。
メジャー銘柄が下火でアルトコインがほとんど動かない場合だと、仕手がブームになっちゃうんですね。今ブームの兆しが出ちゃってるので、基本的には推奨しません。
イーサリアムの買い時はいくらまで下がったとき?
イーサリアムの下落調整はいつごろまで続いて、買い時はいくらぐらいまで下がった時でしょうか。目安を知りたいです。
本来であれば下がってないですからね。いま1600〜1500を推移してますけど、1200まで落ちたら買っていいんじゃないですかね。1000割らないと思いますけどね、今は。
メタバース銘柄の価格上昇が見込めるタイミングは?
メタバース銘柄、例えばエバードーム等は次の仮想通貨バブルのタイミングかメタバースのプロジェクトが本格的に始動したタイミングのどちらが価格上昇を見込めますか?
メタバースの銘柄はやっぱり商品リリースが大事ですね。仮想通貨バブルっていうと範囲が広いですよ。
例えば、ビットコインとイーサリアムがいくらになったら、このメタバースの銘柄はいくらになりますかっていうのは間接的すぎるんですよね。やっぱりメタバースで一等賞を狙う会社が出てきて、それこそブロックチェーンゲームだとSTEPNだとかNFTだとベイシーとか、めちゃくちゃわかりやすく成功してる部分がありますよね。
メタバースで大成功、「一回でもみんながログインしたことがあるメタバースはこれだ」みたいなものが出てきた時に、そこがブームなんですよ、メタバース銘柄の。仮想通貨バブルとはちょっとズレると思いますので、そこは是非どのメタバースが一番なのかなっていうのを見てみてください。
今OculusのベースのVR Chat っていうサービス、伊藤もOculusあるのでちょっと触ってみようかなと思うんですけど、メタ社のサービスのローンチとかが近づいてきて、そっちが火付け役になる可能性が出てきてますね。
ブロックチェーンにかかわらず、メタバースのプロジェクトを追っかけるのがいいかと思います。
OMGはどうなの?
OMGはもうオワコンだと思いますか?
OMGがオワコンというか、全体のマーケットを見ていて「上がらないよね」っては感じします。
アルトコイン、いつの時代にマーケットにいたかで保有してる銘柄ってバラバラなんですよ。お持ちのアルトコインが切るべきかどうかという判断なんですけど、2021年10月以前にあった銘柄に関しては、その時に仮想通貨が過去最高値にいってるんですね。
その時に高値更新してるかどうか、高値付近まで上がったかどうかは1回見ておいてください。市場とリンクしてるのかというところですね。
全然リンクしてなくて無風ですとなれば、ビットコインとイーサリアムが未来に一千万とか1万ドル超えたとしても無風なんですよ。
過去にも事例があるので、2021年10月ぐらいの相場を1年以上運営した状態で迎えてて、過去最高値をそこでアルトコインとして更新してるかどうかですね。
その時代の銘柄じゃなく2022年にリリースという場合は、ビットコインとイーサリアムがこれから回復していったタイミングで追いつくかどうかですね。全く無風だったら本当に反応しませんので、そういうので銘柄として入れ替えるかどうかを判断してみてください。
機関投資家がビットコインやイーサリアムを持つのはいつ?
保険会社がビットコイン、イーサリアムを運用銘柄に当たり前に組み入れるのは何年頃だと思いますか?
資産運用の機関投資家さんがビットコイン・イーサリアムを持つのはいつか、ですね。例えば日本の年金機構がビット・イーサを持つのはいつかという話なんですけど、まだでしょうね。全然まだでしょうね。
ある程度安定しないといけないんですよ。ギャンブルをやる会社ではないので。価格が安定すると、ある程度浸透して問題ないですが、これは利用者の人数で見ることもできます。アクティブのユーザー数ですね。
ビットコインって利用者が一億人いないんですよね。イーサリアムは累計だと二億アドレスがあるんですけど、アクティブだと1億前後です。マーケットとしてはまずこれからという状況ですね。
市場として乱高下もあまりせずに社会に受け入れられるとなれば、たぶん2桁億人の利用者は必要ですね。10億人って感じですね。ビットコインは10億も使うようなシーンが無いんですよ。国際送金みたいなものなので。
イーサリアムが10億人のアクティブユーザーを抱えた年、ビットコインでいうと3億人から6億人ぐらいがアクティブになっている年、その時代が一般的な金融機関さんも当たり前のように保有をするという時代だと思います。それが何年後かといいうのは、ウォレットの利用推移のチャートがありますので、それに線を引けばいいんですけど、今から10倍ぐらいの人数という形になります。DeFiブームとかで増えるんですが、2030年ぐらいですかね。
コインベースの社長さんが確か2030年か2035年に仮想通貨のアクティブユーザーが10億人超えるみたいな話をしてましたけど、まさにウォレットの数とアクティブユーザーの推移でマーケットを見てるという
感じになりますので、その目線で見ていただけるといいと思います。
8年後ですね。8年というのは意外と振り返ってみるとあっという間になると思います。わずか8年で当たり前になるようなマーケットだったら、非常に成長速度の速いマーケットに皆さんがいらっしゃるなと思います。
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