ビットコイン富裕層、自己保管からETFへ資産移行
初期からビットコイン(BTC)を保有してきたクジラ(大口投資家)たちが、資産を自己保管からETFへ移す動きを強めています。
ブラックロックが30億ドル超のBTCを自社ETF「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)」に転換する支援を行ったと明かしました。
自己保管の理念「Not your keys, not your coins」にも変化が見られ、オンチェーン上でも自己保管BTC量の減少が確認されています。
ビットコインのクジラ 自己保管からETFへと資産を移動 ブラックロックが主導
Cointelegraph
革命の制度化──ビットコインが“自由”を手放した日

「自由と引き換えに安定と利回りを手に入れる」
これは単なる皮肉ではなく、文明の成熟の縮図でもあります。
初期のビットコインは「国家を信用しない自由の象徴」でしたが、今やブラックロックやフィデリティという“最も中央的な存在”に預けられています。
ビットコインの大量保有者がETFに魅力を感じるのは、自由よりも『安定して増えることに幸福を見出す社会』へと価値観が変わったからです。
つまり、これは「革命の制度化」です。これまで歴史で繰り返されてきた通り、ビットコインが主流派となったことの表れです。
反体制の象徴だったビットコインが、制度の中に取り込まれ、
それでもなお存在意義を保っているという点は非常に興味深いです。
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