ポケットを叩けばビスケットは2つ
そんな感じでビットコイン(Bitcoin)は分裂し、今や3種類まで増え、11月には4つめのビットコイン(Bitcoin)が誕生しようとしています。
その歴史について、順を追って見ていきましょう。
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)
2017年8月1日、ビットコイン(Bitcoin)はハードフォークにより2つに分裂しました。
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)の特徴は、 スケーラビリティの改善やトランザクション性能の向上を目標としブロックサイズを1MBから8MBに拡張したこと です。
これによりビットコイン(Bitcoin)が毎秒3~5取引であるのに対し、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)は20~90の取引をすることが可能になります。
ちなみにビットコイン(Bitcoin)のコア開発者が独りも移っていないことから、完全なる「分家」として扱われています。
ビットコインゴールド(Bitcoin Gold)
ビットコイン(Bitcoin)は更に2017年10月24日に分裂し、新たなコインが生まれました。
これはビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)からの分裂ではなく、本家からの分裂です。
ビットコインゴールド(Bitcoin Gold)の特徴は、2つ。
「UAHF」という仕組みを取り入れており、 ブロックチェーンにつなぐブロックのサイズを自由に調整することが可能 です。
そしてもうひとつは GPUでマイニングを行うことができる こと。
ASICによる消費電力の増加、それによるマイナーの減少(減少にはマイニングできるコインが増えて分散したことも理由にあります)、この問題を解決する策が講じられています。
ただあくまでも「分家」扱いのため、今後評価されるかどうかは未知数です。
セグウィット(segwit2x)
2017年11月にハードフォーク予定のコインです。
8月にsegwitが取り入れられ、ビットコイン(Bitcoin)の1トランザクション辺りの容量が2分の1以下になりました。
ただこれに対し
「このsegwitはsegwitではない!トランザクションの容量を減らすのではなく、ブロックのサイズを大きくするのが正解だ!」
と主張する少数派が、無理矢理分裂しようとしているのです。
一応ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)の時の教訓を踏まえ、最大8Mまで大きくできるところを 2Mサイズでスタート しようとしています。
こちらについても「分家」扱いのため、今後評価されるかどうかは未知数です。
全てのビットコイン(Bitcoin)比較
現在存在する(しようとしている)4種類の特徴について、以下の表にて比較することができます。
現在ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)は、順調に少しづつ価値を下げています。
やはり分家は分家。本家は本家。
最終的に淘汰され、本家のみが残るような気がしてなりません。
まとめ
2017年8月1日、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)が誕生
2017年10月24日、ビットコインゴールド(Bitcoin Gold)が誕生
2017年11月、セグウィット(segwit2x)が誕生する可能性がある
written by yuta takahashi
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