前連邦準備制度理事会 (FRB) 議長ベン・バーナンキの発言集
ベン・バーナンキは2006年から2014年までFRB議長を務めた、世界の経済界に非常に影響力を持つ人物です。リーマンショック、サブプライムローンを乗り越えてきた実績があり、日本のバラマキ政策を推奨し、「ヘリコプター・ベン」などと呼ばれていた。
退任した現在も、暗号資産の発言に注目が集まっています。
2013年11月
バーナンキ氏は「暗号資産は将来性を持ち得る」という容認発言をし、ビットコインの価格が何十倍にもなりました。
2015年11月
「我々は決済システムが急速に発展している世界におり、決済を管理する新たな手法が繁栄している。そしてビットコイン周辺のいくつかのアイデアはそれを行うのに役立つことは疑いもないだろう」
「しかし、ビットコイン自体はいくつかの深刻な問題を抱えていると思う。その価値は非常に大きく上下変動し取引の仲介物として幅広く受け入れられてはいない」
「そして、政府はその活動が行われるのをよく思っていません。それで私はビットコインや同様の通貨で行われる取引の監視があるだろうと思います。それはその(ビットコインや同様の通貨の)魅力を削減するでしょう」
と、ビットコイン自体を擁護しつつも、最終的には、国家による規制で大きくビットコインのポジションは低下していくだろうとの見解を指名しています。
出典:http://livedoor.blogimg.jp/kangchangjp/imgs/6/f/6f539dfa.jpg
2017年10月
Ripple主催のカファレンスSWELLでベンは、「暗号資産や電子マネーは、現在の国際送金処理の向上につながることは明白だ」とコメント。
ビットコインが法定通貨のドルや円にとって変わることは失敗に終わると予見し、最終的に政府の規制や介入によって、形骸化すると述べた。
一方、RippleのXRPのような、既存の金融システムの補完的な位置を目指す暗号資産には将来性があるとの見解も示している。
暗号資産は、創世記依頼、世界最高レベルの有識者でさえも、毎年のように意見を変え、ポジショントークを展開しているのが現状です。要するに、まだ誰にも暗号資産の未来など見えていないというのが正直なところでしょう。
個人投資家も、暗号資産に投資をするうえでは、有識者の発言、規制や法律を確認をしつつ、自己の取るポジションを決定していくほかないようです。その他、重要人物の発言を紹介している記事もありますので、併せてご覧ください。
https://coin-otaku.com/topic/2593
https://coin-otaku.com/topic/2847
Written by 酒井 和
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