DMMマイニング(mining)
日本国内の大手ネット企業もビットコイン(Bitcoin)に着目が集まる中で暗号資産事業への参入を表明しだしました。
後発でありながらも、ビットコイン(Bitcoin)マイニングでTOP3を狙うと公表したことから、注目が集まっています。
今回はそのDMM.comが描く「DMMマイニングファーム」について、説明していきたいと思います。
DMMマイニングファーム、2017年10月トライアル開始
オンラインゲームや動画サービスや証券サービスを提供してる株式会社DMM.comも暗号資産事業へ参入を表明し、この度のリリースでマイニング事業に参入することが分かりました。
以下は公式な発表です。
株式会社DMM.com(DMM)は2017年9月に暗号資産事業部を新たに発足させ、暗号資産のマイニング事業「DMMマイニングファーム」を新たに運営し、10月からトライアルを開始することを発表しました。
引用:DMMが暗号資産のマイニング事業「DMMマイニングファーム」の運営を10月から開始
https://dmm-corp.com/press/press-release/17477
それではプレスの内容を引用しながら、今後DMM.comがどのようなポディションになるのかを想像して解説します。
マイニング事業「DMMマイニングファーム」の概要
マイニング市場TOP3を狙う「DMM POOL」
国内事業者では他に類を見ない大規模なジャパンクオリティのマイニングファームを運営します。
将来的には世界のマイニングファームのトップ3に入る規模での運営を計画しています。
2017年10月よりトライアルを経て年内には「DMM POOL」を全世界に公開します。2018年度中にはトップ10に入る規模のマイニングファームとなります。
引用:DMMが暗号資産のマイニング事業「DMMマイニングファーム」の運営を10月から開始
https://dmm-corp.com/press/press-release/17477
これは非常に大きい構想といえます。
マイニングファームは、マイニングをしているPC、土地など物理的なものを指します。
マイニングプールは、マイニングファームや個人などいろんなPCから集めたハッシュパワーを1か所に集めたことを指します。
マイニングファームもマイニングプールも近しい言葉で混同しがちですが、マイニングプールでも当然TOPを狙うでしょう。そのステップとしてまずは自社のマイニングファームでトップ3に入るという目標です。
ただし、このマイニングファームでトップ3というのがとても莫大な構想なのです。
写真引用:bitcoin news
これはは2017年10月時点でトップのマイニングプールであるAntpooolに参加しているマイニングファームBitmainのマイニングファームの写真です。
マイニング専用のマシンであるASIC(エーシック)は家庭用ノートPCより小さい程度のサイズで、マイニングは個人でもできるということから小さいサイズのマイニングファームを想像しがちですが、
やはり儲かるビジネスに資本や企業は集まってきておりすでにマイニングファームの市場は参入障壁が高いのです。
あと1年程度でこの規模を行うというのですからDMM.comの暗号資産ビジネスに対する本気度がうかがえます。
安心安全な「DMMクラウドマイニング」サービスを提供(準備中)
一般の方が「DMMマイニングファーム」にいつでも気軽に参加できる「DMMクラウドマイニング」サービスを提供します。DMMが運営する事で、海外製が多い既存のクラウドマイニングサービスとは一線を画する安心して信頼できるサービスとなります。
引用:DMMが暗号資産のマイニング事業「DMMマイニングファーム」の運営を10月から開始
https://dmm-corp.com/press/press-release/17477
こちらもDMMマイニングファームを一気に拡大するうえでは必要なサービスです。
今までユーザーがマイニングをしようと思ったときは、
1、ソロマイニング(自分でマイニング機材を準備設定する)
2、マイニングプール(マイニングをしている組織と一緒にマイニング、多くの場合、機械の購入や設定などは依頼をすることができる)
への参加かどちらかでした。
クラウドマイニングというのはマイニング事業への投資となります。
日本国内では、DMM.comとGMOインターネットが参入することで、間接的ではありますが、かなり透明性の高いマイニングへの参加方法になます。
以下のマイニングプールのシェアにDMM.comとGMOインターネットが名を連ねる日も近いです。
画像引用:blockchain.info 2017年10月29日時点
日本発の大型マイニングプールに期待高まる
DMM.comは触れておりませんが、GMOインターネットはビットコイン(Bitcoin)以外のマイニングの可能性を残したリリースをしております。
ビットコイン(Bitcoin)ではない暗号資産をマイニングした場合、そのマイニング対象となる通貨で各社が新しいビジネス展開をする可能性も大いに秘めております。
このことからも、DMM.comやGMOインターネットのマイニング事業からは目が離せません。
Written by 伊藤健次
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