Amazon payの基本情報
Amazon Pay(アマゾンペイ)とは、世界最大級のショッピングサイト「Amazon」が提供する決済サービスです。 従来、オンラインでお買い物をするには各サイトで「会員登録」を行う必要があり、登録後はそれぞれのサイトのIDやパスワードの管理が必要でした。購入フローでは購入 者情報や決済情報の入力など煩雑なフォーム入力が必要でした。 AWSセキュリティの利点→AWS クラウドインフラストラクチャは、柔軟性とセキュリティにおいて現時点で最高レベルのクラウドコンピューティング環境となるように設計されています。 ・従量課金 AWSは、通信料や通信時間に応じて、利用した分の料金を支払う従量課金制です。クラウドサービスなので初期費用もかかりません。 AWS では、コンピューティング、ストレージ、データベース、分析、ネットワーキング、モバイル、開発者用ツール、管理ツール、IoT、など、グローバルなクラウドベース 製品を幅広く利用できます。 https://youtu.be/fVaNJBKaHao Amazon Payを使って声で決済できる「Vコマース」を実現。話しかけるだけで、より簡単にショッピングを楽しむことができます。 Alexaを使ってショッピングをすることができます。Alexaとはクラウドベースの音声サービスです。ユーザーは音声で、ほしい物リストへの商品の追加、商品の再発注、配送 状況の確認を行うことができます。 柔軟なオプションと、資料が豊富に揃ったデベロッパーポータルを備え、簡単に導入できます。 での決済 Amazon Payスマートフォン決済 Amazonショッピングアプリをお持ちのお客様であれば、特別な登録の必要はなく、QRコードを表示して店舗にある端末に読み込ませると、Amazonアカウントに登録された クレジットカードで決済が行われ、支払いが完了します。 事業者の導入メリット 導入店舗が少ない 京都の百貨店「藤井大丸」では自社のECサイトへのスマートフォンからの利用が8割を超えるという状況で、スマートフォン対応を主軸にリニューアルを実施。 インテリアショップを運営するKEYUKAはECサイトのいわゆる”かご落ち率”の改善を検討するなかで、新規会員登録が最も離脱率が高かったことに着目し、会員登録のステッ プを簡略化するサービスとしてAmazon Payを導入しました。 Amazon Payには「グローバルパートナープログラム」認定パートナー限定のベネフィットサービスがあります。 Amazon Payは、2019年8月28日に、経済産業省が推進する「キャッシュレス・消費者還元事業」のキャッシュレス事業者として登録されました。 AmazonPayは、Amazonの会員アカウントがあれば誰でも利用できる決済サービスです。
開発企業:Amazon
サービス開始:2018年5月
時価総額ランキング:
Amazon payの公式サイト、SNS一覧
Amazon payとは
Amazon Payは、はじめて利用するECサイトでも、Amazonアカウントに登録されている配送先情報やクレジットカード情報があれば、買い物できるID決済サービスです。
Amazonアカウントをお持ちであれば面倒な情報入力は不要です。
ユーザーはAmazon以外のECサイトであっても、なじみのあるAmazonアカウントを利用してログインし、Amazonアカウントに登録済のアカウント情報(購入者情報やクレジットカードによる決済情報)を利用して決済できます。Amazon payの特徴
Amazonpayは、スマホでもパソコンでも同じ入力画面を経由して購入できるため安心感も高く、ストレスのない買い物が実現されます。また、QRコードを用いた実店舗での 買い物も実用化されているので、キャッシュレスによるスピーディな支払いを行うことが可能です。
更に、 Amazon以外でも対応しているECサイトや店舗でなら決済が利用できるため、Amazon Payを経由しての購入が可能で、AWSの高いセキュリティ面も備わっているの で、安心してショッピングが楽しめます。 Amazon payのソリューション決済フローを短縮できる
しかし、Amazon Payを利用することによって、Amazonアカウント情報を利用して各サイトにログインするため、個別のサイトの会員登録を行わずに決済を含む購買が完了できるため、わざわざ住所入力やカード情報の入力の手間が省けるので、購買のフローを圧倒的に短縮することができます。
このためユーザービリティを向上させ、結果として離脱率やコンバージョン率の改善が期待できます。
コンバージョン率とは→コンバージョン率は、ウェブサイトを訪れたユーザーのうち、コンバージョン(サイトでの成果、商品を購入)に至ったのがどのくらいの割合かを 示す指標です。たとえば、インターネット広告ならクリック数が100回で、そのうちコンバージョン数が1件であれば、コンバージョン率は1%となります。Amazonの世界水準のセキュリティによる決済システムを利用できる
この信頼性が高くスケーラブルなプラットフォームにより、アプリケーションを短時間で安全にデプロイできます。AWSとは
AWS(アマゾンウェブサービス)とは、Amazonが提供しているクラウドサービスの総称です。AWSは、クラウドサービスのなかでもトップクラスの高い人気を誇っています。AWS(アマゾンウェブサービス)はネットショッピングで有名なAmazonが、自社の大量商品の在庫管理やデータ分析を行うため、ITを駆使して構築したインフラやアプリケーションを一般ユーザーにも公開したのが始まりです。
Amazon 社内のビジネス課題を解決するために生まれた IT インフラストラクチャのノウハウをもとに、2006 年、AWS(アマゾンウェブサービス)はウェブサービスという 形態で、企業を対象に IT インフラストラクチャサービスの提供を開始しました。
・高いセキュリティ AWSは政府機関や金融機関などに採用されるほど高いセキュリティです。また、各国の規制やコンプライアンスにも対応しています。
・安定したパフォーマンス AWSは世界20か所にも及ぶ地域で運用されており、ソフトウェア・ハードウェアともに常に最新の状態に保たれています。従って、安定した高いパフォーマンスが期待できます。
・高い柔軟性・拡張性 AWSにはさまざまなサービスがあり、必要な機能を組み合わせたり、追加・停止したりすることができます。一つひとつのサービスも利用時間やトラフィック数に応じた課金となっているため、サービスの範囲や規模に応じて利用できます。
これらのサービスを使用すると、企業や組織はより迅速かつ低い IT コストでスケールすることができます。様々な決済方法
音声での決済
ボイコマースとは?→声を通じて買い物をする音声ショッピング。日本でもスマートスピーカー「Amazon Echoシリーズ」に「Amazon Echo Spot」といったスクリーン搭載 のスマートスピーカーが登場しました。従来、音声だけでしか確認できなかった注文情報が、スクリーンを通じて視認できるようになり、声を通じて注文した後、スクリーン で商品情報を確認して、声で注文確定をするといった確認作業ができるようになりました。 米国、日本でも音声ショッピングではアマゾンが先行していますが、Googleの動きも目を離せません。
Googleは2016年5月に米国でスマートスピーカー「Google Home」を発売し、2017年春には音声認識によるEC機能を「Googleアシスタント」に追加しました。
そして、Walmart 、Costco Wholesale、Targetなど大手小売業者などがグーグルの音声認識デバイスを通じた商品販売を行っています。
コンサルティング会社のOC&C Strategy Consultantsが2018年に公表した資料によると、音声ショッピングの市場規模は2022年には4000億ドルに拡大すると予想しています。
食料品、エンターテインメント、エレクトロニクスといったカテゴリが特に音声ショッピングで購入される割合が高くなると見込んでいます。 これらの結果を見ると、昨今ではAppleの”Siri”などが身近にあったりするように、「音声ショッピング」「音声検索」の時代に移り変わろうとしているのが分かります。 Amazonは音声領域においてもインフラになろうとしているのかもしれません。
web/mobileの決済方法
さまざまなトランザクションタイプに対応 定期払いから予約購入まで、Amazon Payならさまざまな決済のニーズに応えることが可能です。
シンプルな決済管理 販売事業者様用の管理画面において、注文管理、キャンセル処理、レポート作成からパフォーマンス分析まで行うことができます。実店舗での決済方法
実際にQRコードを使っての支払いの動画はこちら↓
https://youtu.be/edWGezxpZLMAmazon payのメリット
・ユーザーのログイン及び購入手続きのフローを短縮することによって「ユーザーと登録」や「購買」に係るハードルを下げることが可能で、コンバージョン率の改善が見込 める。
・Amazonユーザーを対象に新規会員の獲得 ・セキュリティを担保したAmazonの決済システムを実装 ・自社サイトからAmazonサイトへ遷移することなく購買フローが完結する
・ユーザーがログインした際、購入者名とメールアドレスが取得可能で、顧客情報が自社の資産となる
ユーザーのメリット
・スマホなどの小さな画面であっても面倒な個人情報(名前、配送先、クレジットカード情報)の入力が不要で、最短2クリックでお買い物が完了できる
・サイトに「会員登録」をしなくても、Amazonアカウントを利用して決済が可能。そのためサイトごとに必要だったIDやパスワードの管理が不要
・mazonのセキュリティシステムでクレジットカード情報が管理され、導入事業者には伝わらないため、安心・安全に決済ができるAmazon payのデメリット
以下のURLを見れば分かるように、まだ導入店舗が少ないのが現状です。
Amazon payが使えるお店一覧
Amazon payが使えるお店をまとめたサイト
買い物したお店でのポイントが付与されない
例えば、AmazonPayの加盟店であるZOZOTOWNで買い物を行っても、 ZOZOTOWNのポイントは付与されません。
ポイントが目的で買い物をするという方にとっ てはデメリットになります。
しかし、amazonの方にはポイントは付与されます。新機能Web接客型 Amazon Pay
「Web接客型Amazon Pay」とは、Amazon Payの新しい活用方法です。
例えば、入力フォームに実装することで、情報入力の煩雑な手続きから、ECサイトを離脱する寸前のお客様に便利な購入方法を提案することができ、スムーズな購入体験を 提供することが可能です。
また、Webチャット上でスムーズな決済を提供することも可能です。 この「Web接客型Amazon Pay」をお客様として体験できる デモショッピングサイトがあります。
デモショッピングサイトでは、ゲスト購入時の個人情報入力画面での「Web接客型Amazon Pay」を体験できます。Amazon payの導入例
藤井大丸
そのリニューアルの際、Amazon Payを導入しました。
導入の背景には、高額商品の取り扱いがある中で、クレジットカードの不正利用の調査コストやリスクといった課題をAmazon Payで回避することが可能だということがポイ ントでした。 その結果、コンバージョン率は昨年対比で 10~20%アップし、新規顧客のうち 8 割程度の方がAmazon Payを選択したとのことです。
藤井大丸のインタビューKEYYKA
数あるID決済のなかでも、Amazon Payを選らんだ1番の理由は、アカウント登録されている氏名、電話番号、メールアドレスなどの会員情報が自社の資産となることだったとのことです。
Amazon Payを導入した結果、 新規会員の売上増加とコンバージョンの改善が目立ちました。たとえば、トップページからお買い物 を始めた新規会員のコンバージョン率は 3 倍以上に増加し、新規会員の売上全体では 9 倍もの成長をしました。 全体平均で見ても、コンバージョン率で 1.5 倍以上、売上では 2 倍以上に増加するといった効果を発揮 しました。
KEYYKAのインタビューAmazon payのオンラインでの決済方法
1.「Amazonアカウントでお支払い」をクリック Amazonアカウントをお持ちなら、商品またはチェックアウトページでAmazon Payを決済方法として選択可能。
2 .Amazon アカウントでログイン Amazonアカウントでログインすれば、配送先やクレジットカード情報の入力は必要ありません。
3 .購入を完了 Amazonアカウントに登録された配送先やクレジットカードを選択するだけでご注文を完了できます。Amazon pay のQRコードでの決済方法
1.Amazonショッピングアプリを起動する
2.左上のメニューを開き、「プログラムと特典」の中にある「すべてを見る」をタップ
3.「Amazon Pay」をタップ
4.QRコードが表示
5.店頭の対応端末でORコードを読み込む
6.支払い完了通知がメールで届くグローバルパートナープログラム
「グローバルパートナープログラム」とはAmazon Payに関する技術的な情報、マーケティング、そしてサービスや製品の市場投入に関するさまざまなサポートを提供し、ビジネス拡大をサポートする、Amazon Payの公式認定制度です。
具体的には以下の3つあります。
テクニカルサポート
Amazon Payに関するさまざまなテクニカルサポートを受けられます。
アカウントマネジメント
専任のパートナーマネージャーがビジネスをサポートします。
マーケティングサポート
キャンペーンなど各種マーケティング施策の実施をサポートします。最新情報
経済産業省は、「キャッシュレス・消費者還元事業」として、2019年10月1日以降、中小・小規模事業者様向けに、加盟店手数料率3.25%以下への引下げを条件とし、
更に国が1/3を補助する支援を行います。
おちゃのこネット・キャンペーン実施中 2019/10/21~2019/12/20
おちゃのこネット様にて、Amazon Pay 月額無料キャンペーンを実施中です。
・キャンペーン期間:2019年10月21日~ 2019年12月20日
・キャンペーン対象:キャンペーン期間中にAmazon Payを申込され、導入された事業者様
・キャンペーン特典:2019年10月21日以降、Amazon Payが利用可能となった日から 2020年2月29日まで、Amazon Pay月額費用2,000円を無料
Amazon payで便利なお買い物体験キャンペーン 2019/11/12~2019/12/20
Amazon Payが使えるECサイトで、Amazon Payを使って2,500円以上のお買い物をしていただいた事業者様へ、先着1,000名様にもれなくAmazonギフト券500円分をプレゼントというキャンペーンも実施中です。Amazon payのまとめ
Amazon会員情報にクレジットカード情報を登録しておく必要がありますが、一度登録しておけば不用意にカード番号を教える必要はなくなるためセキュリティの面でも安心です。
スマートフォンの普及やユーザーの購買行動の多様化に伴い、ユーザーの購買体験を向上させるために、安心かつ安全な決済フローをいかに簡略化するかということが、 コンバージョン率の改善という観点からも重要となってきています。
そうしたニーズに合わせた競合他社のPaypalや楽天ペイ、LINEPayなどの数多くの決済サービスが出てきている中、Amazonはどのように他の決済サービスと差別化、ユーザーの獲得をしていくのか今後の動きに注目していきたいです。この記事を書いた人
最新の投稿