コインオタク伊藤が12月10日に韓国の釜山(プサン)で行われたイベント、「Global Blockchain Consortium in Busan」の技術提携式典と調印式に参加してきました。
Global Blockchain Consortium(グローバルブロックチェーンコンソーシアム)とは何なのか。なぜ釜山で行われたのか。技術提携した3つのプロジェクトについてご紹介します。
Global Blockchain Consortiumとは?
Global Blockchain Consortiumとは、アジア主要国である日本、中国、韓国のブロックチェーン企業が集まりブロックチェーンの発展と技術提携を目的として設立された団体です。
日本からは「ValueCoin」、中国は「FShares」、韓国からは「Genesis Exchange」が代表として選ばれており、今後は日本、中国、韓国のブロックチェーン技術の開発と導入を目指すベンチャー企業から大手企業までが、続々と参加してくるでしょう。
釜山はブロックチェーン特区に選ばれている
第1回Global Blockchain Consortiumが釜山で行われた理由として、韓国政府が釜山をブロックチェーン特区に指定し、「金融」「物流」「観光」「治安」の4つの分野でブロックチェーン技術の社会実装に取り組む方針を明らかにしたことです。
物流:農畜産物や水産業などサプライチェーンの追跡とデータ管理ができるプラットフォームの開発
観光:観光客と加盟店がグルメやホテルなど観光データを共有できるプラットフォームの開発
治安:監視カメラのデータや市民から収集した情報を警察や救急、消防などへ迅速に情報提供ができるサービスを構築
韓国政府は今後2年の間に最大299億ウォン(約26億円)を拠出する予定で、技術開発に向けて力を注いでます。
Global Blockchain Consortiumで技術提携した3つのプロジェクト
ValueCoin(バリューコイン)
ValueCoin(バリューコイン)はFCO International ltd.が発行するニュー・フリーメーソンを主とする世界共通通貨です。
ニュー・フリーメーソン(新洪門)は十数年前に開かれた組織で、全世界に5600万人のメンバーを持ち、フリーメーソンと同じ紋章を持つ秘密結社で、全世界でビジネス活動を多数展開し社会貢献にも力を入れている組織です。
1 【Freemason】
組織人数は5,600万人のコミュニティーと、名高いブランディングを持っています。
2 【Genesis main net】
オリジナルブロックチェーン(POP)の開発成功によって、システムのシンクタンクとなり、トークンの発行やコンサルも可能となり、このプラットフォームによってトークンエコノミーを牽引していきます。
3 【Smart contract】
Smart contractの開発によって、BtoB及びBtoCの効率化を図ります。
4 【Genesis】
オリジナルの金融プラットフォームを確立した事で、銀行・取引所・ATM等をスムーズに提供する事が可能となります。
5 【Corraletal】
土地やリゾート開発等を行う事で、担保を提供し、よりバリューコインの資産価値を高めていきます。
6 【FGI】
FXやア-ビトラージ、マイニングなどで資産運用する事で、さらに皆様の資産を増やす事が可能となります。
7 【Freemason Genesis】
Freemasonは最終目標として、クラウド上に国家の設立を構想しており、将来クラウドネーションとして統一し、そこから様々なサービスやコンテンツの提供を目指しています。
これらすべてのプロジェクトが、フリーメイソンジェネシスプラットフォームとなり、バリューコインプロジェクトの要となります。このバリューコインの流通により、国際間ビジネスの活性化、互助機能、新たなビジネスモデルの構築等々の展開をさらに加速させる事が可能となります。
また、今回の提携によりバリューコインがFShares Walletに対応することになりました。
FSharesが提供する取引所「FSDEX」にはまだ上場していませんが、今後FSDEXへの上場の可能性もあるのではないでしょうか!
バリューコインの今後の展開が楽しみですね!
Genesis Exchange(ジェネシスエクスチェンジ)
Genesis Exchange(ジェネシスエクスチェンジ)はGenetechにより開発されたフリーメーソンのグローバル取引所です。
この取引所は中央集権型暗号通貨取引所であり多様な環境に対応しセキュリティーを強化した暗号通貨管理システム特許を取得したオリジナルの取引所です。
両方向インターネット連結を通じ、より多くのデータをリアルタイムで処理が可能となり、メモリーデータベース基盤でメモリーを通じて管理されるので取引スピードと効率の向上を実現しました。
Queue方式と分散ストレージサーバー方式のブロックチェーンシャディング技法を用いているため、多くのデータの入出力が一括的に適用され、P2Pネットワーク全体に分散して過負荷を防ぐためボトルネック現象を減らせることができ、効率的な取引と管理が可能です。
サイトURLはSSL/TLSプロトコルによって提供されるセキュアな接続、HTTPSを使用しているのでセキュリティー対策も万全で安全なプラットフォームを構築しています。
Mysql,MariaDB,AWS Aurora(商品)などの、多様なバックアップ環境を導入しており、リスクを最小化。対応OSはアンドロイド・MacOSをサポートしています。
また、新しい取り組みとして、ショッピングモールも併設し、取引所に上場しているコインで商品を購入することができ、ショッピングモール専用のステーブルコインを発行していく予定です。
FShares(エフシェアーズ)
FSharesはFShares WalletとFSDEXという分散型の取引所を運営するプロジェクトになります。
中国政府は、中国のハワイと呼ばれる海南島を、マカオや香港のように外資系資本や最先端技術企業、金融機関の中枢として担わせようと動いています。
実は中国にもブロックチェーン特区が存在し、多くのテクノロジー企業と外資系資本が集まる海南島が指定されていて、今回のイベントでFSharesもこの地域に拠点を置く動きがあると発表がありました。
FSDEXはすでに稼働しており、FShares WalletはAppleのiOS申請審査についに合格したので、直接App Storeからダウンロードが可能となりました。
現在は日本のみの対応ですが、今後は世界中のApp Storeからダウンロードできるようになっていくでしょう。
FSDEXについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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