中国で最大の検索エンジンを提供する企業である百度(バイドゥ)は独自ブロックチェーン「Xuperchain」のベータ版を公開しました。
Xuperchainネットワークは一連のマスターノードによって実行され、ホワイトペーパーによるとスマートコントラクト処理を簡略化するためにパラレルチェーンの技術を用います。開発者と企業は特定のビジネスニーズに基づいて、アプリケーション、スマートコントラクトのテンプレート、dAppsなど関連する機能を構築できます。
Xuperchainは、以前に百度が発表したBaaS(Blockchain-as-a-Service)で構築され、新しいプラットフォームでは、ユーザー自身がブロックチェーンを構築する必要はなく、低コストでアプリケーションを展開できます。また、ブロックチェーン企業に対する中国の規制要件を完全に満たしています。
3月までは1元(約15円)という安さでこのブロックチェーンを利用でき、Xuperchainのコードは2018年5月からオープンソースとなっており、現時点で350万以上のユーザーが利用し、4億5000万のトランザクションがあり、中国の多くの大手インターネット企業がブロックチェーンイニシアチブの詳細を公開しました。
中国は習近平主席のブロックチェーン技術の取り組みを発表したことにより企業もブロックチェーンに参入してきていて、百度以外にはアリババやテンセントも独自のブロックチェーン技術を開発しています。
資本があるメリットとしては、開発のスピードが早い点と格安の価格でサービスが提供される点にあります。
今回のバイドゥのリリースしたブロックチェーンプラットフォームは、多くのICOプロジェクトがまだ提供できていないサービスです。
技術力の競争は激化し、過去に発足したプロジェクトの多くは撤退、買収をされる可能性があります。
市場プレイヤーが変化するという事は、市場にいる投資家も変わることを意味します。
この波に乗ることが2020年は重要であり、今までの歴史をもとに市場の予測をする力が求められます。
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