1日に40%も値動きするビットコイン
ビットコインは、2009年にオープンになってから常に右肩上がりで値段が上がっています。
中長期で保有できる精神力のある投資家は生き残り、日々の値動きに敏感な投資家は含み損が出るたびに損切りして、負け続けています。
ビットコインの価格変動は非常に大きく、1日で40%以上下がったこともざらにあります。
投資のプロでも素人でもデイトレードでこの値動きについていくのは人間には不可能です。
ビットコインが投資対象としてはハイリスクハイリターンということは肝に銘じておいてください。
出典:https://coincheck.com/ja/
規制、ニュースで大きく価格が変動
2017年1月5日:152232円→86000円まで下落(下落率43.5%)
中国の通貨当局が規制を強めたことで、中国人がビットコインから人民元を買い戻したために起こったとされています。
2017年3月11日:152232円→98570円(下落率35.3%)
ウィンクルボス兄弟による上場投資信託(ETF)の申請で、上場されれば「世界初のビットコインETF」と期待されましたが結果は否決。大暴落を引き起こしました。
このような大きな値動きが1年間で何度か発生し、暗号資産特有とも言えます。
株式市場ではストップ安、ストップ高の概念があるため、20%以上の値動きはありませんし、FXが100円から60円まで大暴落するなんて歴史的にほとんどありえません。
暗号資産市場は、値動きも、規制も、実用化もまだまだ試している段階と言ってよいでしょう。
だからこそ、投資家に大きなメリットを返す場合もあれば、逆に大きな損失を発生させることもあるのです。
ビットコイン(Bitcoin)のリスクコントロール
ビットコイン(Bitcoin)は生まれてからこれまで、長期で見れば間違いなく上げのトレンドです。
大きなトレンドをつかもうとせず、日々の値動きに振り回されれば必ず損失が出ます。
なぜなら、普通は値段が下がったら売り、上がったら買うのですが、上がったら必ず下がるものなのです。
これでは損失が出て即市場から退場になります。
分散投資
今後、淘汰されてなくなる通貨、ニュースで大きく乱高下する通貨が出てくると思います。
1つの通貨に絞って投資しては、その通貨と運命共同体となり、淘汰された場合は一発で市場から退場となります。
可能な限り将来性のある通貨を判断し、分散して複数の通貨を保有しておくことがリスク回避となります。
また、サイバー攻撃を回避するためにも複数の通貨を保有しておくことは必要です。
複数の暗号資産取引所開設
暗号資産取引所がハッキングによって、通貨を抜き取られるケースや、取引所が破綻して通貨を引き出せなくなるというケースが世界中で起きています。
特に北朝鮮は国家ぐるみで犯行に及んでいるという報道もあり、サイバーセキュリティのテクノロジーもイタチごっこで、強化しては突破されを繰り返しています。
ストップロス(損切り)
簡単に言うと、「この値段より下がったら自動的に売却」という注文(逆指値注文)が出来るため、許容できる値下がりの範囲内で売買することができます。
仮に1BTC=100万円でとし、
ストップロス(逆指値注文)を1BTC=90万円に設定します。
*売りが殺到し、買い注文が少ない場合は、90万円以下での売りも発生する可能性あり
ストップロスルールを決めておくことは、トレードの基本中の基本です。
損切りルールを決め(10%の値下がりで売却等)徹底したルール管理をすることでリスクをコントロールすることが可能です。
上記に示した3点を実施することにより、暗号資産で損失を被る可能性は格段に大きくなるはずです。
【参考記事】
https://coin-otaku.com/topic/586
https://coin-otaku.com/topic/803
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