「楽天ウォレットの手数料ってどのくらいなんだろう?」と思って、調べている方いると思います。
楽天ウォレットは、日本国内有数の企業「楽天」が管理・運営する仮想通貨販売所のスマホアプリです。
楽天銀行の口座を開設していれば、素早い取引を実現できます。
本稿では、楽天ウォレットの特徴や各種手数料について解説します。仮想通貨取引を行う前に、「楽天ウォレットを利用すると、どのくらい手数料が掛かるのか。」を知っておくことで、効率的に売買が行えるでしょう。
では、楽天ウォレットの手数料について見ていきましょう。
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楽天ウォレットとは
楽天ウォレットとは、仮想通貨を簡単に取引できるスマートフォンのアプリです。
世界30ヶ国や地域でサービスを展開している日本の企業「楽天」が運営する仮想通貨販売所で、主に仮想通貨の販売に重視したアプリケーションです。
日本でも有数の企業である「楽天」が運営しているだけで、魅力を感じる方も少なくないでしょう。
また、楽天ウォレットは、買値や売値を設定できず、欲しい金額をもとに楽天が提示する金額の仮想通貨を購入します。
したがって、トレードをメインにしている方よりも、仮想通貨を資産として保有し、積み立てて価格上昇を目指す方におすすめできるでしょう。
それでは、「楽天ウォレット」の特徴を詳しく見ていきましょう。
楽天銀行の口座を持っていれば、即日でも取引が行える
楽天ウォレットならば、楽天銀行の口座を持っていれば、アプリに登録した日でもその日の内に仮想通貨取引が可能です。
基本的に仮想通貨の取引を行う時は、取引までに「取引所に登録→仮想通貨の購入→取引の開始」という流れが必要なので、思いのほか時間が掛かることがほとんどです。
しかし、楽天ウォレットならば、すでに楽天の銀行口座を保有していれば、「本人確認が済んでいると見做される」ので、スピーディーに登録が可能になり、素早く仮想通貨取引を開始できるのです。
最近では、新聞やスマホのニュースで、リアルタイムに仮想通貨の値動きを目にする機会も多いですよね。
時には、「500万円超え」や「50%の高騰」など、メディアに取り上げられた記事を見かけると、仮想通貨への魅力を感じずにはいられず、「買いたいな」と思うでしょう。
そんな時に、楽天ウォレットを利用すれば、ストレスなく仮想通貨取引の波に乗ることが可能になるのです。
スマホのアプリが使いやすい
楽天ウォレットは、スマホでのみ使用できるアプリです。
楽天ウォレットの主な機能は、下記の通りです。
楽天銀行への入出金
仮想通貨の購入及び売却
仮想通貨の送受金
チャートとレートの表示
この表の通り、とてもシンプルで使いやすいものとなっています。
二段階認証が必要
楽天ウォレットは、2段階認証のセキュリティアプリの利用が必要です。
2段階認証を必ず行わないと、いけないことからセキュリティ面でもとても安心して取引を行えます。
また、2段階認証のセキュリティアプリは、スマホの機種を変更した際に、今までの使用データを引き継げないことが多いので、バックアップを残しておけば困ることはないでしょう。
楽天ウォレット取扱通貨
楽天ウォレットは、「現物取引」と「証拠金取引(レバレッジ取引)」の2つの形態の取引を行うことができます。
「現物取引」と「証拠金取引(レバレッジ取引)」で取り扱っている仮想通貨の種類は、下記の表の通りです。
ビットコイン | BTC |
イーサリアム | ETH |
ビットコインキャッシュ | BCH |
証拠金取引(レバレッジ取引)
ビットコイン | BTC |
イーサリアム | ETH |
ビットコインキャッシュ | BCH |
ライトコイン | LTC |
リップル | XRP |
楽天ウォレットは、「現物取引」と「証拠金取引(レバレッジ取引)」での取り扱いの仮想通貨自体は少なめです。
しかし、楽天ウォレットのサイトのトップに下記の画像があるので、これから取り扱いの仮想通貨の数を増やしていくのではないのでしょうか。
楽天ウォレットの取引手数料一覧
楽天ウォレットの取引手数料を詳しく見ていきましょう。
現物売買手数料
楽天ウォレットの現物売買手数料は、「無料」となっています。
現物売買手数料が無料ということで、お得に取引を行えると考えてしまいますよね。
ところが、実は思わぬ落とし穴が存在するのです。
楽天ウォレットは、取引所での取引は実施しておらず、販売所のみの展開です。
そのため、販売所は基本的に売買手数料が無料のケースが多いのですが、取引が完了する時に「スプレッド」が発生してしまい、手数料が多く取られてしまうのです。
スプレッドとは、売値と買値の差のことを指します。
販売所では、場所によって変わりますが、スプレッドの幅が大きく設定されており、思わぬところで余計な手数料が発生することに繋がるのです。
日本円入金
楽天ウォレットの日本円の入金手数料は、「無料」に設定されています。
しかし、振込入金での振込元金融機関の手数料は自身での負担となります。
日本円出金
楽天ウォレットの日本円の出金手数料は、一律「300円」です。
暗号資産入金
楽天ウォレットの暗号資産の入金手数料は、「無料」に設定されています。
暗号資産出金
楽天ウォレットの暗号資産の出金手数料は、下記の表の通りです。
ビットコイン | 0.001BTC |
イーサリアム | 0.01ETH |
ビットコインキャッシュ | 0.01BCH |
楽天ウォレットの入金手数料
楽天ウォレットの入金手数料について、さらに詳しく見ていきましょう。
銀行振込方法
楽天ウォレットの入金方法は、「楽天銀行と口座連携し、入金する場合」と「楽天銀行以外で入金する場合」に分かれます。
楽天銀行と口座連携し、入金する場合
楽天ウォレットは、楽天銀行のアカウントを保有していれば、簡単に楽天ウォレットを開始できるとともに、楽天銀行の預金残高が十分であれば、アプリ内で簡単に入金が可能です。
「入金ボタン」をタップし、「金額」への入力内容に誤りがないか確認した上で入金すると、即時入金が反映されます。
※https://www.rakuten-wallet.co.jp/start/deposit_withdrawal.html
「入金ボタン」をタップし、「金額」への入力内容に誤りがないか確認した上で入金すると、即時入金が反映されます。
楽天銀行以外で入金する場合
楽天銀行以外で入金する場合は、下の画像の通りです。
「入金ボタン」をタップし、「お客様の振込先入金口座」を確認し、各金融機関から振込を行えます。
クイック入金方法
楽天ウォレットには、クイック入金という入金方法はありません。
しかし、楽天に口座を保有しており、それに紐付けて楽天ウォレットへ入金することで、即時入金が可能になります。
他の販売所や取引所では、「クイック入金」や「即時入金」という名目で素早く反映させる入金方法がありますが、それらは手数料が発生することがあります。
前述した通り、楽天ウォレットでは楽天口座との紐付けだけで、無料でスピーディーな入金が可能なので、非常に利便性が高いといえるでしょう。
楽天ウォレットの出金手数料
楽天ウォレットの出金手数料は、前述した通り一律「300円」に設定されています。
出金手数料は、出金を行う度に掛かる金額なので、頻繁に取引を実施する人には、その分多額の手数料が発生するリスクがあります。
楽天ウォレットを利用する際は、短期的な取引で何度も売り買いをするではなく、仮想通貨を資産として保有し、積み立てていく投資方法がおすすめでしょう。
楽天ウォレットの仮想通貨送金手数料
前述した通り、楽天ウォレットの仮想通貨送金手数料は、ビットコイン(BTC)が0.001BTC、イーサリアム(ETH)が0.01ETH、ビットコインキャッシュ(BCH)が0.01BCHとなっています。
他の販売所や取引所では、楽天ウォレットよりも安く送金手数料を設定しているところもあります。
しかし、楽天ウォレットの利点は、なんと言ってもスピードです。
手数料があまりにも安いと出金に2、3日掛かることがあるので、楽天ウォレットの送金手数料は妥当な設定といえるでしょう。
楽天ウォレット 手数料のまとめ
さて、今回は楽天ウォレットの手数料について見ていきました。
楽天ウォレットは、日本でも有数の企業である楽天が運営する仮想通貨販売所です。
楽天銀行の口座を保有していれば、楽天ウォレットの開設は簡単に行え、即日で取引が可能です。
楽天ウォレットは、「販売所」なので、細かく取引をせずに長期的に仮想通貨を保有し、価格が上昇した時に取引を行ったり、積み立てたりするのが有効的な利用方法でしょう。
簡単かつスピーディーに仮想通貨取引を行いたい方は、是非楽天ウォレットを利用してみてください。
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この記事を書いた人
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