PancakeSwap、「Aptos」へのプラットフォーム展開を提案
DEX(分散型取引所)で有名なPancakeSwapは今月20日、トランザクションコストが安価で、処理能力が高いなどの特長を備えた次世代レイヤー1ブロックチェーン「Aptos」にプラットフォームを展開する提案が行われ、23日までに投票が行われる。
可決されれば、2022年4QからSwap、Farms、Pools、IFO(Initial Farm Offerings)の4機能が即座に展開され、随時Aptosでのユーザー拡大を目的として初期利用者へのCAKEトークン配布を行っていく見込みだ。
PancakeSwapはCAKEトークン所有者へのさらなる価値提供のために、既存のBNBチェーンだけでなく、イーサリアムへの対応も計画しており、今年4Qにはマルチチェーン対応を進めるロードマップを公開した。
📣 Proposal for PancakeSwap deployment to Aptos Chain
🐇 The kitchen proposes to deploy CAKE and four of its main features (Swap, Farm, Pools and IFO) on Aptos
👉 Read the proposal: https://t.co/hFvyCp42em
🫂 Join our AMA: 21 Oct 1100 UTC
⏰ Voting starts: 21 Oct 1200 UTC pic.twitter.com/Vat49Vv9qq
— PancakeSwap 🥞 #BSC (@PancakeSwap) October 20, 2022
📝 PancakeSwap Q4 Roadmap
🐇 Check out these exciting dishes we are cooking in Q4 while bunny-hopping to the final quarter of 2022 🎉
📖 Learn more: https://t.co/3ExY8pJYpL
💬 Any questions? Stay tuned for the upcoming kitchen AMA pic.twitter.com/RLC0JIv7y6
— PancakeSwap 🥞 #BSC (@PancakeSwap) October 11, 2022
PancakeSwap、Aptosブロックチェーンへの展開を提案
COIN POST
Aptosってなに?今後生き残るブロックチェーンへの考え方
Aptos(APT)という仮想通貨が爆上げ&高額エアドロップを行い、仮想通貨市場の話題の中心におりますので解説します。
まず、Aptosってなに?なんでいきなり出てきたの?という話ですが、実はいきなり出てきたルーキーではなく、大手ファンドもたくさん参加している期待のプロジェクトです。
話はFacebook社が企画したリブラ構想まで遡ります。
Facebook社は世界中で使えるデジタル通貨としてリブラ構想を立ち上げました。最初は米国大手金融機関を中心に盛り上がりましたが、政府の指導によりリブラ構想は解散となりました。
その後、名前を変え、Diem(ディエム)構想として再出発を図りました。
結果、2022年2月ディエム構想もあえなく頓挫という形で事業売却をして幕を閉じました
そのディエムプロジェクトの開発者など意志を継ぐ人たちが個別に独立し様々なブロックチェーンを立ち上げ始めました。
これには大手ファンドも支援をしており、記録的なスピードでプロジェクトの公開まで達成することができました。Aptosはその中の一つのプロジェクトです。
つまり、Aptosの兄弟分のプロジェクトはまだこれからどんどん誕生する見込みということになります。
期待されているプロジェクト名は「SUI(スイ)」と「Linera(リネラ)」です。
ディエムから派生したプロジェクトの共通点はブロックチェーンが未来の構想になっている点です。従来のブロックチェーンとは異なります。
そのため、現時点では互換性がなく独自チェーンとして稼働しておりますので、専用ウォレットや専用Dappsを使う必要があります。そして、まだそれらは十分に浸透しておりません。今回のニュースはBNBチェーンで大手DEXを運営しているPancakeSWAPがAptosチェーンに対応するという非常に明るい話題です。
今後も数多くの大手Dappsがディエム系チェーンの対応を進めることになるでしょう。
さて、よくいただく質問として、どのブロックチェーンが最終的に生き残るのか?と聞かれることがあります。もうこの考え方自体が古くなりました。
ブロックチェーンは1つしか生き残れないわけではありません。
どのブロックチェーンが最も経済的に成功するか?についても同様でブロックチェーンのスペックはあまり関係なく今から予想を立てるのは難しいです。
モバイルキャリアを例で考えると、携帯電話がまだ一般に普及する前に、NTTとKDDIとSoftbankのうちどれがNO.1のシェアになるのか議論している形です。
いまだにシェアの競争をしており答えがあるわけではありません。端末も変われば、法律も変わります。
その時代にあった最善の経営判断をしてシェアを獲得できたプロジェクトがそのタイミングで経済的に成功しているという形になります。
ブロックチェーンも同様で、今のスペックも大切ですが、後からアップデートはいくらでもできますし、今はまだない産業に手を出す可能性もあります。会社が創立した時にどれだけ盛り上がったか?創業者は有名人か?ではなく、日々の営業活動でどれほど顧客評価が高いかを常に追い続けることが重要になります。ブロックチェーン市場は公開情報なので顧客評価はシビアに結果に反映されます。2022年末までにどれほど利用者が増えるか今から楽しみですね。
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この記事を書いた人
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