実物NFTスニーカー「Cryptokicks iRL」をリリース
12月5日、スニーカー型のNFT制作を手がける「RTFKT(アーティファクト)」はNFTと交換可能な実物のスニーカー「Cryptokicks iRL」のリリースを発表した。
「Cryptokicks iRL」は全4色の数量限定で生産され、自動の靴紐や歩行検知などの機能を備える。
スニーカーと交換するCryptokicks iRL NFTは、Lace Engine NFTを保有&バーンをすることで入手できる。※完売しなかった場合のみ一般販売予定
RTFKTは5日の発表で、スニーカーの郵送を米国限定としたことが一部米国外の保有者から批判を招いたが、翌日に代替NFTの配布を発表した。
ナイキ傘下のRTFKT、実物のスニーカーと引き換え可能なNFTドロップを実施
COIN POST
実物NFTが誕生!仮想現実が解決するものとは。
アパレルブランドやスポーツブランドが積極的にNFT産業に進出をしております。RTFKT(アーティファクト)というNFTブランドを買収し傘下に収めたナイキ社はこの度、オフラインと連動したNFTを発表しました。
このNFTは現物の靴と交換が可能となります。取り組みは非常に面白いです。多くの企業が現実と仮想の繋がりを実現しようと躍起になっております。
史上初の取り組みは新しい課題を明確にします。仮想世界は誰でも分け隔てなく利用することが可能で、国境や人種の壁を取り払うことに成功しております。
現実世界はまだ大きな壁があります。今回のNFTと引き換えにできる現物の靴は、届けられる国に制限がかかりました。結果、対象外の国の居住者から対応を求める声が上がっております。仮想世界に壁を持ち込むのか、現実世界の壁を取り払うのかどちらにしても大きな労力を伴う判断となります。
日本人はこのような人種問題、外交問題に疎いため、あまり話題になりませんが、いよいよ日本人も世界とのつながりを意識するようになりました。それが、日本人の海外への出稼ぎ労働です。
日本人の所得が上昇しない理由として以前から説明されていた原因は『グローバル化』でした。同じ労働に対して同じ所得である、すなわち『成果主義』であり、先進国の仕事は途上国に移り全体的に所得が下がるという理論です。
一定の納得感はありますが、なぜ今は日本だけが同じ労働に対して世界の1/3の所得しか稼げていないのでしょうか?それは『グローバル化していない』ためです。世界中と繋がりがあれば当初の理論通り、所得は平均化され世界中の所得と同水準となります。
日本はずっとグローバル化してこなかったため、世界が稼ぎ出してもその恩恵を受けることがありません。結果、日本はずっと所得が変わらず、気がつけば世界の1/3程度の生産性しかないという状況になりました。
これを打破する一つの解決策が仮想現実です。生活基盤を日本にしたままで仮想的にグローバル化が実現可能となります。政府がWEB3を全力で支援する理由がわかりますね。仮想現実の人口は現実世界で大きな壁にぶつかっている国・人種の方が増えることでしょう。
仮想現実の人口比率は日本人のシェア率は上位になると考えられます。これによりWEB3ユーザーは世界の壁を意識できるようになります。
米国はなんでもできる憧れの国というイメージがありますが、米国のパスポートよりも日本のパスポートの方が認められる国は多いです。WEB3は米国にとっては頭の痛い問題であり、日本にとっては起死回生の大チャンスとなります。
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