トランプ氏 即完売したNFTトレカの販売経緯を語る
ドナルド・トランプ前大統領は、即完売した自身のNFTトレカ「CollectTrumpCards」の販売経緯やNFT市場に対する見解を米メディアに語った。
当初トランプ氏はNFTの知見をほとんど持っていなかったが、提案されたデザインを見て完売を確信したそうだ。同NFTトレーディングカードは様々なトランプ氏を題材にしており、販売開始6時間で完売した。
NFT市場への見解を尋ねられた同氏だったが、今回の反響を鑑みても現在の市場に対しては「旬を過ぎている」と冷静な意見を述べた。
仮想通貨市場が低迷する中、トランプ氏のNFTトレカ完売の事実は今後のNFTマーケティングに影響を与えるだろう。
米トランプ前大統領、即完売した自身のNFTトレカについて語る
COIN POST
NFTマーケティングの成功失敗の分かれ目とは
トランプ元米国大統領をテーマとした公式のトレーディングカードNFTが6時間で完売したという素敵なニュースです。
NFT業界が〜とかマーケティングが〜とか言ってますが、もっと残酷な事実が分かります。完全にグローバリズムがきてます。対義語はナショナリズムです。日本はナショナリズムに強い国なのでナショナリズムとして勝たなければいけません。
NFTをはじめとしたブロックチェーン技術はグローバリズムと相性が良く、グローバリズムの勝者はますます力を持つことになるでしょう。
NFTの大失敗事例として挙げられるのは日本のアイドルのNFTです。Openseaで見ていただけると売れ残っている様がよく分かります。これはアイドルが落ち目だと言いたいのではなく、グローバリズムで負けているだけです。
同様に世界中の大統領や首相クラスがNFTを出したとしても上手くいかないでしょう。イーロンマスクやマークザッカーバーグのNFTなら世界中で売れるかもしれません。
ナショナリズムが強い国はグローバリズムに無頓着です。日本だけでなく米国も本来ナショナリズムな国でした。経済規模の小さい国は必然的にグローバリズムに向かいます。K-POPは大成功した事例の一つです。
天下のナショナリズムの米国がグローバリズムでも勢いづいているのがトランプ元大統領のNFTの成功からよく分かります。
日本のコンテンツでこれほどまでに世界を巻き込めるものは何かありますか?日本は日本独自のNFTの活用をしなければいけません。トランプNFTの大成功に学ぼう!なんてことをしたら全滅します。
そして、ナショナリズムの先にグローバリズムがあるわけでもありません。スタート地点で決めなければいけません。トランプ氏は米国だけで持っていた力を世界中で保有するようにシフトしました。バイデン大統領とは比べ物にならない支持母体を持っております。
日本の政治の話でもテレビタレントが政治家になり、Youtuberが政治家になる時代と言われておりますが、その次はNFTが売れる人物が政治家になります。
むしろそれほど国外に圧倒的な支持母体がなければ何もできないです。何でもかんでもグローバリズムである必要もないので、ちゃんと見極めましょう。
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