6月に大量の仮想通貨がロック解除!
6月にアービトラムやアプトスを含む多くの仮想通貨プロジェクトがトークンのロック解除を予定しています。
総額は約1,000億円相当で、これにより市場には売り圧の懸念が広がっています。
具体的には、アプトスが6月12日に1億ドル相当のトークンを、さらに、アービトラムが6月16日に1億300万ドル相当のトークンを、オプティミズムが6月30日に7,700万ドル相当のトークンを解除する計画です。
アービトラム、アプトスなど6月に1000億円以上のロック解除予定
COINPOST
2024年6月の大量トークンロック解除の市場影響とは?
仮想通貨の大型ロック解除についての問い合わせがありましたので解説いたします。
大手取引所バイナンスも2024年の課題として公表したように、2024年と2025年には、多くのプロジェクトがトークンのロック解除を予定しています。
ここで言う「短期的」とは、プロジェクトが公開されてからあまり時間が経っていないことを指します。
トークンのロック解除とは、プロジェクトの経済成長の予測に基づいて計画されるスケジュールです。
なぜ2024年と2025年にトークンのロック解除が集中しているかというと、「ビットコイン半減期アノマリー」の影響があるからです。
要するに、相場が強気であれば問題ないと考えているプロジェクトが多いのです。
もちろん、合理的な経済成長プロセスを設計しているプロジェクトも存在します。
しかし、ニュースでは全てが一括してロック解除として語られます。
時価総額の1%程度をロック解除するプロジェクトもあれば、時価総額の100%以上をロック解除するプロジェクトもあります。
ロック解除自体は適切に設計されていれば、仮想通貨の価格に大きな影響を与えることはありません。
仮に、ロック解除のタイミングで価格が暴落する仮想通貨があれば、その見通しが誤っていたと言えます。
幸か不幸か、相場は強気であり、多くのプロジェクトがロック解除の影響をほとんど受けずにトークン価格が上昇しています。
その他のおすすめ記事
【伊藤が解説します】イーサリアム「Pectra」アップグレードの展望
【伊藤が解説します】世界の信頼できる仮想通貨取引所ランキングで国内取引所高評価!
【伊藤が解説します】イーサリアム現物ETFと政治的背景:米国仮想通貨ETF戦略とは?
無料LINE登録で仮想通貨の最新情報を受け取ってください↓
この記事を書いた人
-
「暗号資産市場の最前線を知る男」として世界中の暗号資産界隈の人脈を持ち、国内外のイベントに引っ張りだこ。
現在、毎週TwitterとYoutubeにてLIVEを発信中。
▶︎Twitter ▶︎YouTube ▶︎LINE
最新の投稿
- PR2024年11月20日[PR]新しいミームコイン、キヌア・リーブス本日発売:巨額の買いが入る見込み
- PR2024年11月20日[PR]キアヌは個人投資家の大規模な購入を誘発する最初のSolミームコインとなるか?
- ニュース2024年11月19日【伊藤が解説】イーサリアム需要急増、2025年の期待感とは
- ニュース2024年11月18日【伊藤が解説】ビットコイン推進派が財務長官に就任する可能性