マイクロストラテジー、3000億円でBTC購入計画
米マイクロストラテジーは2日、ビットコイン追加購入のため3000億円を調達する計画を発表しました。
転換社債の販売を通じて資金を集める予定であり、これまで複数回の債券販売により流通株式総数が増加していることから、BTC利回りという新たな指標を導入しました。
この利回りはビットコイン保有量と希薄化後の発行済み株式の比率を示し、2024年の利回りは12.2%と見込まれています。
今後3年間は年間4%〜8%の利回りを目指すとしています。
3000億円調達でビットコイン大量追加購入を計画、米マイクロストラテジー
COINPOST
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入計画を発表

米国の上場企業で最も多くのビットコインを保有するマイクロストラテジーが、3000億円の資金調達計画を発表しました。
この資金は、ビットコインの追加購入に充てられる予定です。
同社は既に226,500BTC(約2.2兆円相当)を保有しており、その量は米国政府よりも多く、さらに購入を続ければ、国家よりも影響力を持つ可能性があります。
マイクロストラテジーは、今回の資金調達計画と共に「BTC利回り」という新しい経営指標を導入しました。
これは一般的な財務指標ではなく、同社が独自に定義したもので、法定通貨ベースの収益性ではなく、ビットコインベースの利回りを測定するものです。
つまり、保有するビットコインの量が増えれば良いとされる指標です。
この強力なアイデアにより、ビットコインの価格が法定通貨に対して下落したとしても、ビットコインの利回りを増やす機会と捉え、マイクロストラテジーは積極的な買い増しの決断をしやすくなります。
マイクロストラテジーの大胆な戦略は、多くのリスクを伴いますが、日本でも同様の動きを見せる企業が現れる可能性があります。
その一例として、MetaPlanet社がマイクロストラテジーの戦略を追随するという期待の声があります。しかし、日本でどれほど「BTC利回り」が受け入れられるかは未知数です。
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