Bitcoin core(ビットコインコア)について徹底調査!!!

こんにちは、コインオタクウォレット調査員（@_coin_otaku_）です。

コインオタクでは読者の皆さんから寄せされたご意見から、 「今のウォレットはどうなっているのか？」 を、徹底調査してレポートして参ります。

私達コインオタク調査員は、プロジェクトに直接問い合わせるのはもちろん、ネットの意見や口コミからレポートを作成しております。中立な立場を保つため、双方の事実・意見をまとめています。

今回はBitcoincore(ビットコイン コア)の実態を徹底調査しレポートいたします！

Bitcoin core(ビットコイン コア)の基本情報

Bitcoincore(ビットコイン コア)の公式サイト、SNS一覧

Bitcoincore(ビットコインコア)とは

Bitcoincore(ビットコインコア)とは、ビットコインのマイニングや取引などを行うためのオープンソースプログラムのことで、ビットコインの根幹を支えている技術でもあり、ビットコインノードとして機能し、支払いを完全に検証する ビットコインウォレットが提供する無料のオープンソースソフトウェアです。 

ビットコイン の開発陣が公式にリリースしたソフトウェアで、保有しているビットコイン を管理するウォレットとしての機能を持っています。

コアという名称の通り、ビットコイン・コアはビットコインの心臓部であり、ビットコインに関するさまざまなルールやポリシーを実際に動作するようにソフトウェアに反映させる役割もあります。

ビットコインはサトシ・ナカモトによって提唱された論文が基となっていますが、これを実際に運用するために開発されたのがビットコイン・コアの始まりです。

一般のウォレットと違うところは、ビットコインの送受金のプログラムを組んだりブロックチェーン内のトランザクションの検証が行える点です。

ビットコインコアは数あるウォレットの中でもデスクトップウォレットと呼ばれる種類です。

大まかにタイプ分けすると、PCでビットコインを管理する場合に使用する(マイニングなど)時に使われたりします。

このように、暗号資産を保管するのにPCなどにインストールするタイプのウォレットをローカルウォレットと言います。

ローカルウォレットとは?

ローカルウォレットとは、暗号資産を保有・管理するためのデータをPCやスマホに保存する形のものです。

PCで保管・管理するものは「デスクトップウォレット」、スマホで保管・管理するものは「モバイルウォレット」と呼ばれています。

データ自体はPCやスマホに保存されているので、インターネットに繋がっていないローカル環境で保管しておくことができます。

基本的にはローカル環境で保管していることになりますが、PCやスマホはインターネットに常時接続しているため注意が必要です。

セキュリティは高めですが、保存したPCやスマホからの操作となりますので、PCを買い替える時やスマホを機種変更をする場合は、リカバリフレーズなどを利用して復旧させる必要があります。

多くの場合、ローカルウォレットのサービスを提供する会社は、PC用とスマホ用の両方のサービスを提供していることが多いため、利用者それぞれが、使い勝手の良い方を選ぶことができます。

PCにインストールしたソフトとスマホにインストールしたアプリ同士を同期させる機能をもったものもあります。

誰が作っているのか

もともとBitcoin Core(ビットコイン・コア)は、Satoshi Nakamotoの論文を元に集まった有志たちが開発を行ったソフトウェアです。

現在でも日々改善が進められており、コードはGitHubで公開されています。

このように書くと、「非中央集権を目指しているのに結局は限られた人にしか修正の権限がないのでは意味がないではないか」と言われそうですが、実際にはBIP(Bitcoin Improve Proposals)といって、改善の提案は誰でも行うことができます。

提案が反映されるかどうかは、ビットコインネットワーク関係者が参加するメーリングリスト内での議論をもとに決められます。実際にBitcoin Coreをいじれるのはビットコインコア開発者だけですが「改善提案」は誰でも提出する事ができます。この「改善提案」を「BIP(Bitcoin Improvement Proposals)」と言います。

Bitcoincore(ビットコインコア)の特徴とは?

Bitcoincore(ビットコインコア)の特徴

資産のセキュリティ及びコントロール

ビットコインのトランザクションは、軍が使用する様な暗号で保護されています。

このウォレットを使用すれば、ビットコインを完全にコントロールできます。つまり、第三者が資金を凍結したり失くしたりする事がなくなるのです。ただし、ウォレットを安全に保ち、バックアップを行う事は、ユーザー自身の責任となります。

ウォレットを保護する必要なステップさえ踏めば、ビットコインによるお金の管理を可能にし、強力なプロテクションにより多くの詐欺行為を退ける事ができます。

いつでも利用可能

Eメール同様、あなたのビットコインを受け取る人に対して、自分と同じビットコイン・ソフトウェアやウォレット、サービス・プロバイダを使う様にお願いする必要性はありません。

受領者のビットコインアドレスさえあればいつでも取引を行う事ができます。ビットコインネットワークは、週末や祝日でさえ決して眠らず、休むことなく稼働しています。

高速国際決済

国境を越えてビットコインを送信する事は、通りを跨いで送信するのと同じくらい簡単です。

銀行の様に3営業日待つ必要性や、国際送金のために追加手数料を支払う必要性はなく、送金可能な最小額や最大額も限定されていません。

手数料を選択可能

ビットコインを受け取るために手数料は必要ありません。また、多くのウォレットでは、支払いの際に手数料の調整が可能です。殆どのウォレットでは手数料が適切に設定されていますが、手数料を高くするとトランザクションの承認を早める事ができます。

このウォレットでは手数料を自由に変更可能です。つまり、資産の送付後に、RBFまたはCPFPを使用して手数料を変更可能だという事です。また、このウォレットは現在のネットワーク状況に基づいた手数料を提案します。これにより、必要以上の手数料を支払わずに、トランザクションを適宜承認させる事ができます。

手数料は送信されるビットコインの多さとは無関係であり、1ビットコインを送信するのと同じ手数料で、10万ビットコインを送信する事ができます。

透明性がある

このウォレットは、オープンソースで決定論的に作成されています。つまり、世界中の開発者の誰もが、コードを監査することができ、最終的なソフトウェアが秘密を隠していない事を確認可能です。

身元の保護

ビットコインには、悪意のある者がお金を盗むために収集可能なクレジットカード番号は存在しません。実際、現金の様に身元を明かさず支払う事も可能です。

Bitcoincore(ビットコインコア)のメリット

シンプルな決済システム

決済を自動請求書と関連させる必要がある場合を除き、ビットコインの受信は送信と同じくらい簡単です。アドレスやQRコードを表示させるだけなので受信送信を行うことができます。設定は殆ど誰にでも可能であり、幅広い顧客ニーズを満たすことが可能です。

経理的な観点からは、この方法は諸経費を削減し、透明性を高めるのに適しています。これもビットコインならではのブロックチェーン技術の恩恵です。

多くのサードパーティAPI

APIを提供する数多くのサードパーティ決済処理サービスがあるため、サーバーにビットコインを保管したり、セキュリティに対処する必要がありません。

更に、殆どのAPIでは請求書を処理する事ができ、ビットコインを現地通貨に安価なコストで換金できます。

よく使う機能がAPIとして用意されていれば、わざわざ一からプログラムを組む必要はなく、必要に応じてAPIを利用し、効率的に開発を進められます。

銀行としての役割

サードパーティのAPIを利用しない場合は、ビットコインのノードをあなたのアプリケーションに直接統合でき、あなた自身が銀行や決済処理機関となります。

これは全ての責任をあなた自身が負う事を意味しますが、思うがままにビットコインのトランザクション処理を実行できる、素晴らしいシステムを作る事ができます。

セキュリティ対策の必要性の殆どは利用者側にある

セキュリティーの大部分はプロトコルによって処理されるため、PCIコンプライアンスの必要はありません。また、詐欺の防止は、承認スコアを監視する事で単純化できます。

更にビットコインを安全に保ちたいのであれば、ウォレットを安全に保ち、HTTPSやその他の安全なプロトコルを使用して、顧客に支払要求を送付する事が重要となります。

可能性にあふれている

Bitcoincore(ビットコインコア)は、財政上の制限のために過去に存在しえなかった、新しくクリエイティブなオンラインサービスを可能にします。

これには、チップシステム、自動支払い、分散型クラウドファンディングサービス、支払時間の管理、公共資産の追跡、低信頼のエスクローサービス、マイクロペイメントチャネル等が含まれます。

Bitcoincore(ビットコインコア)のデメリット

Bitcoincore(ビットコインコア)を使用するには240GBのストレージがいるので、かなりの容量が必要となります。

Bitcoin Coreはフルクライアントであり、ネットワークの基幹を構築するものです。最高レベルのセキュリティやプライバシー、安定性を提供しますが、機能が少なく、多くのディスク容量とメモリが必要となります。

昨今はライトコインと言われるような、リップルやモナコインなどが普及してきていて、実用性はライトコインに比べると劣る点があります。

更に、パソコンにウォレットをダウンロードするので、パソコン自体がウォレットになっています。そのためデスクトップの場合は持ち運ぶことはできませんし、ノートパソコンの場合でも持ち歩くのにかさばったりします。場所が限られてしまうという不便さがあります。

Bitcoincore(ビットコインコア)の類似プロジェクト

Bitcoincore(ビットコインコア)の類似プロジェクトとして、BCH(ビットコインキャッシュ)やBTG(ビットコイン ゴールド)などが挙げられます。

BCH(ビットコインキャッシュ)

BCH(ビットコインキャッシュ)とは、ビットコインキャッシュは2017年8月1日、ビットコインからハードフォーク（分岐）して誕生した暗号資産です。

ビットコインが抱えていたスケーラビリティの問題を解決するため、ブロックサイズを拡大することで合意したマイナーによりハードフォークが実施されました。

以来、継続的に時価総額上位にランクインする人気の暗号資産のひとつです。ビットコインキャッシュではブロックチェーン上ですべてのトランザクションを処理する「オンチェーン」でトランザクション処理を進めており、32MBのブロックサイズを実装することによってすべての取引を透明性を保って行うことを目的とする暗号資産です。

BCH(ビットコインキャッシュ)では、取引を確定させるためにマイニング作業が必要で、スムーズな取引のためにマイニングの難度を調整するしくみが採り入れられています。

BCH(ビットコインキャッシュ)では、新たな調整システム「EDA（Emergency Difficulty Adjustment）」を導入しています。

EDAでは、取引数とマイナーと呼ばれるマイニングをする人たちが適正になるように、難度を上げ下げしながら調整するシステムです。 BCH(ビットコインキャッシュ)は、安定したマイニングを実現することで、スムーズな取引ができるよう設計されています。

BTG(ビットコイン ゴールド)

BTG(ビットコイン ゴールド)とは、上記のBCH(ビットコインキャッシュ)と同じで、ほぼ同時期に2017年11月にビットコインから分裂してできた暗号資産です。

BTG(ビットコイン ゴールド)の特徴としては、ASICでマイニングを行うことができないと言う点です。そしてビットコインと違うアルゴリズムである、Equihash(イクイハッシュ)が使われています。

Bitcoincore(ビットコインコア)の運営メンバー

ビットコインクライアントの最初の作成者は、2014年4月8日に役割を引き継いだラーン、DERウラジミールJ.バンです。 ギャビン・アンダーセンは、ソフトウェアクライアントの元リードメンテでした。Andresenは、ビットコインがその技術の戦略的開発に取り組むためにリード開発者の役割を残しました。

そのほかにもたくさんいます。そして、このサイトに記載されているメンバーが運用メンバーです。

Bitcoincore(ビットコインコア)まとめ

一般のウォレットと違い、ビットコインの送受金のプログラムを組んだりブロックチェーン内のトランザクションが行えます。

ビットコイン コアはビットコイン の古参ウォレットではあるが、近年はライトウォレットと言われるブロックチェーンを一部のみにしかダウンロードしないタイプの使いやすいウォレットなどの普及によって現在はあまり使われなくなっているのが現状です。

ひと昔前、「coreでコード書いてました」って言えば有名になれた時代だけど、今その人達が継続して開発に携わっているかと言えば謎。元々オープンソースだったことで、現在は開発できる技術者が増え、コードを書けるようになったエンジニアは企業や団体で独自チェーンの開発をしている人がほとんどなんじゃないかな。 ビットコインの開発は1円も稼げない。本当に好きでなければ継続することもできない。そんなただのボランティア活動をずっと続けている人達がいるからビットコインが普及しているし、認知も高まっているってことを知っておいた方がいいね。

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