分散型取引所EtherDelta(イーサデルタ)とは
EtherDeltaとはイーサリアムベースの通貨を取引できる取引所です。
この取引所の特徴として分散型取引所(DEX)という点です。
分散型取引所は 管理する企業などがいるわけではなく、ユーザー同士がそのプラットフォームで直接取引するような形 となっています。
またICOなどをしたイーサリアムベースの通貨がいち早く上場することでも有名なので、他の大手取引所に上場する前に買いたいという方は是非使ってみてください。
それではEtherDeltaの使い方を解説していきます。
EtherDeltaの使い方
EtherDeltaとMetamaskを連携する
まずEtherDeltaを使う場合、MetaMask(メタマスク)というウォレットが必要になります。
MetaMaskの作り方は下記の記事を参考にしてください。
イーサリアムウォレットMetaMask(メタマスク)作り方と使い方
MetaMaskを作成したらMstamaskにログインした状態でEtherDeltaを開きます。
https://etherdelta.com/#PPT-ETH
そうすると勝手にEtherDeltaにMetamaskのウォレットが反映されます。
もし反映されない場合は右上のアカウント部分をクリックして[Import Account]を選択し、Metamaskのアドレスを入力し反映させてください。
これで問題なく連携できています。
MetaMaskに入っているトークンなどもすべて反映されます。
MetaMaskからEtherDeltaに送金する
MetaMaskからEtherDeltaに送金します。
EtherDeltaの左上のほうにBALANCEというところがあるのでその[Deposit]というところをクリックします。
[Wallet]と書いてあるところがMetamaskの残高で、[EtherDelta]と書いてあるところがEtherDeltaの残高です。
移動したいトークンのところで数値を入力し[Deposit]のボタンを押せばEtherDelta側にトークンが移動できるようになります。
これで取引できる状態となります。
EtherDeltaで取引する
EtherDeltaは若干他の取引所より使いにくい部分があるのでまず画面の見方を説明します。
①ここで売買したい銘柄を選びます。選ぶとオーダーブックなどが全てその銘柄の画面に切り替わります。
②オーダーブックです。赤色が売り板で緑色が買い板です。
③ここでオーダーをかけることができます。数量と価格などを入力します。
④価格のチャートです。
⑤過去取引した内容や今オーダーしているものが見れます。
⑥約定履歴です。
基本的に板や約定履歴見ながら価格を入れてオーダーするのですがここで注意です。
ORDERBOOKで出ているものをそのまま買う場合は大丈夫ですが、NEWORDERで指値で買う場合、下から約定するということはありません 。
その指値を入れると、その価格で約定してしまいます。
ですので価格の桁は必ず間違えないようにしましょう。
EtherDeltaのチャートを見るとところどころ価格がとんでいるのはそのせいです。
基本的にはこれだけ押さえておけば問題なく購入することはできます。
EtherDeltaを使う上での注意点
先ほどはオーダーする際の注意点でしたが、それ以外の注意点もお伝えします。
EtherDeltaのフィッシングサイトに注意
Etherdeltaや他の分散型取引所もそうですが、見た目をそっくりに作り込んで秘密鍵を盗もうとするサイトがあります。
見た目で見分けるのは非常に難しく、ドメイン名で[EtheDelta]などなっているものがあるのでしっかりドメイン名を確認しましょう。
若干使うのにハードルが高いEtherDeltaですが、うまく使えばまだ名の知れていないコインを安く仕込むことができる取引所ですので1度使用してみてはいかがでしょうか。
DEXについて詳しく知りたい方はこちら
DEX以外のオススメ海外取引所はこちら
Written by 野村幸裕
この記事を書いた人
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天然でちょっと恥ずかしがり屋な女の子。
読者の皆さんから寄せされたご意見から、 「今取引所はどうなっているのか?!」 を、徹底調査してレポートして参ります。
取引所調査員は、プロジェクトに直接問い合わせるのはもちろん、ネットの意見や口コミからレポートを作成しております。中立な立場を保つため、双方の事実・意見をまとめています。
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