2023年3月8日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー
ビットコインにNFT機能追加。スマートコントラクト機能も実装される?
このニュースは、ちょうど先週ですね。
ジェネシスですかね、伊藤も持ってはないしオークションも参加しなかったのでわからないんですけど、その後のニュース見てると、「ビットコインのブロックチェーンが変わる」ではなく、ビットコインのブロックチェーンに対してNFT機能を、本来乗らないんだけど、無理くり載せた、みたいな感じになっていましたね。
佐藤さんがおっしゃっているように、ビットコインも方針転換してイーサリアムのようにするのかというと実は違って、NFTのナンバーワンのブランドのユガラボ、お猿さんの絵を作っているところですね。
BAYCというブランドをやっているところですけど、あそこが無理くりビットコインを使ってNFTオークションをやりました。
結果、オークションで288個のブロックチェーン上のNFTを売ったんですけど、最低価格が2ビットコインだから600万円ぐらいですね。一番高い方は7ビットコインで買っていましたから、2000万ぐらいで買ったんだと思うんですね。
受け取った方への注意文書がありまして、「まっさらなウォレットで受け取ってください」と。まっさらなビットコインウォレットで受け取っていただいて、そのビットコインウォレットを使うな、という感じですね。
なぜかというと、ビットコインって台帳システムじゃないですか。受け取った時に、ビットコインそのものに対してNFTが乗っかっているだけなんですよ、後から。
なので、送ったりすると送っちゃうんですね。
イーサリアムはちゃんとNFTはNFT用の規格で分けてるから、イーサリアムを送った時に自分のNFTまで送っちゃったという間違いは起きないんですけど、ビットコインの場合、それが起きるんですよ。だから、やらない方がいいわけですよね。
今回、なぜそんな意味のわからない、NFTに適していないビットコインのブロックチェーンでそんなのをやったかというと、ネタでしょうね。希少価値というか、たぶん他のNFT会社さんは真似しないと思います。危ないし。
今後、ビットコインにスマートコントラクトが載ることもなければ、後追いでビットコインブロックチェーンを使って「うちもNFTやってやるぞ」というところもないでしょう。
ハイブランドさんがちょっと面白半分でやったと言ったら失礼なんですけど、たぶん我々庶民には全く関係ないところでネタ的にやったんじゃないかな、と思います。
LVMHについて
LVMHは上場したと聞きますが情報ありますか?
これ、あまりメジャーではないんですけど、ヴィトン?本物か偽物かわからないんですけど、トークンのシンボルがLVMHになってるんですよね。
本物っぽくなかったので後追いしていないんですが、どうなんでしょうね。そんなに話題にもなってないし、たぶん本物じゃないと思いますけどね。
ネットで調べても情報が出てこないのであれば、偽物というか、そんなに本質をついたようなプロジェクトではないと思います。
メタバースが再び注目されることはある?
最近はメタバースからAIにブームが移っていますが、今後メタバースが再び注目されるとしたらどのようなきっかけだと思われますか?デジタルツイン環境の充実とか、でしょうか?
別にメタバースとAIというのは競合しているわけではなくて、たまたま大衆の話題で、メタバースがキャッチーだったんですよね。
元facebok社がメタと社名を変えて1兆円投資するぞ、みたいなことをやってウワーっとなったんですけど、仕上がり何もないみたいな、そんな状況で「なーんだ」みたいな形が今だと思います。
AIの方は、別に投資とか「これからやるぞ!」ではなくて、イーロンマスクさんが関係する会社がいきなりリリースしてして「すげえ、使える!」となってブームになったわけですね。
メタバースとAIで、同じバズリだけど、ちょっと中身が違いますよね。
そう考えると、メタバースというのは失望感があるバズリだったんですけど、AIは想定外にスゴイという評価になったのでAIの方がポジティブなんですが、とメタバースが悪いわけではないですね。
メタバースは本当にたくさん開発されていて、実はもうスゴそうなというか、「へえ、こんなのできるんだ」というようなメタバースはちらほらあります。
ただ問題があります。何かというと、AIって、LINEにChatGPTが載ってたり、アプリでChatGPTが裏側で動いてるものを使ったとかもあると思いますし、ChatGPTそのものをブラウザで使っている方もいらっしゃると思います。
要はスマホでも動くんです、AIは。でメタバースは動かないんですよ。
メタバースってmacでも動かないんですよね。誰ができるんだい、という話になるんですけど、今はゲーミングPCとか、AR・VR系の専用の端末じゃないとメタバースは使えないので、デバイスで人を選ぶというのがあるので、しばらくかかるでしょうね。
もっとサクサク動く環境と、テクノロジーの進化というか、デバイス側の進化がないと、メタバースはもう少し時間がかかるんじゃないかなと思います。
ただ、ゲーミングPCがある人からすると、「メタバースすげえ面白い」みたいになってるんですけど、一部の人ですね。
AIでウォレットがハッキングされる可能性はある?
ハードウォレットやwebウォレット使っていて思うことがあるのですが、無数のシードフレーズをひたすら適当に生成して(今流行りのAIなどで)いつか当たるまで打ち続けるハッカーのような人がいると怖いなと思うのですが、計算上は膨大なパターンになるため、さすがに無数のワードから12フレーズ順番までは一致しないでしょうか?
総当たりでなんとかやりましょう、という形ですが、これが仮にできるとなると、絶対にできないわけではなくて難しいだけなんですよね。
どう難しいかというと、10年かかるとか30年かかかるとか、そういうレベルの難しさになるので、どんどん技術がアップデートすると、計算の難しさで時間がかかるというだけだと、脆弱になるんじゃないかと。
コンピュータのテクノロジーが先に発達してしまったらハッキングされるんじゃないか、という論争があるんですけど、それが量子コンピュータなんですよね。
AIでは無理ですね。AIというのは計算のスピードが早いわけではありませんので、パスワードが何かに基づいて予測できるものであれば、AIの頭の良さというか計算能力というか、AIの特徴でパスワードが破られる可能性はあります。
その人の特徴で、この人はおそらく誕生日プラス生活習慣から、きっとこういうパスワードにするだろう、みたいなものがあるんですけど、ウォレット系のやつはランダムじゃないですか。自分でワードを選んで作ったわけではないので、基本的には量子コンピュータレベルの計算量がすぐにさばけるコンピューターが出ない限りは、AIぐらいではハッキングはできないんじゃないかなと思います。
仮疎通貨の暗号化が解除されないだけであって、普通のウェブサービス、例えばLINEに入るパスワードとかfacebokのパスワードとかは、もしかするとAIが、その人の行動履歴とか、過去のログイン履歴とかを計算することによって、悪意のある方がやるとログインできちゃうとか、そういったものは出てくるかもしれませんね。
ZZトークンのの価格予想
De-Fiバブルに備えて、Layer2のzkロールアップ系の分散型取引所銘柄であるZigZag exchangeの $ZZトークンが気になっております。CoinGeckoで価格の推移を見ていると、Velodromeとは対照的に昨年の12月頃に大きく価格を下げているのが気になります。$ZZトークンの2〜3年後の価格予想も含めた伊藤さんの見解をよろしくお願い致します。
シンプルに言うと、これから新しい技術がありまして、zkロールアップというのはレイヤー2において大事な技術なんですけど、今はまだ実装されていないんです。
実装されていなくて、いろんなプロジェクトが実装しよう、実装しようと頑張っているところです。だからちょっと先見の明がある技術ですよね。実装できるかどうかは、実装できるとは思いますけど、まだ決まっていないという状況です。
この技術を使った取引所というものがあるんですね。ユニスワップみたいなものがありまして、それがZigZag exchangeであると。そこはすでにトークンを発行している。
伊藤は、実は過去に何度か「これ面白いよ」と、もう1年ぐらい前ですかね、エアドロップがあるんじゃないかと解説をしたことがあるというところで、コインオタクの方は知っている取引所かと思います。
このトークンの価格が下落してるのは何?なんですけど、実際にはまだユーザーがいないわけですよ。
「Velodromeと相対的に」と書いてあるのは、Velodromeはzkロールアップの技術を採用していないんですけど、本番環境としてリリースしていて、実際に使えるのでユーザーがいるんですね。
いくら未来的にすごいと言っても、リリースされていないもの、使えない状況にあるもの、使う人が極端に少ないものに関しては、ちょっとトークンが早すぎた、という形になると思うんですよね。もうちょっと時間がかかると思います。
少なくともzkSyncというブロックチェーンがありますけど、zkSyncがメインネットで動いて、zkSyncがユニスアップでも使えるとか、それぐらいまでいかないとユーザーは増えないんじゃないかと思います。
これはこれでいろんな予測がありまして、zkロールアップが一般化する可能性があるわけです。
今は、それこそZigZag exchangeが唯一使っているプラットフォームです、となりますけど、optimismとかアービトラムがzkロールアップを採用する可能性だってあるわけですね。
そうしたら、Velodromeでいいじゃんとか、アービトラムも専用のDEXがバンバン出てますから、「これでいいじゃん」というのが出てくると思うんです。ZigZag exchangeが今のうちにマーケティングして、「zkロールアップを最初に採用したのはウチなんだ」というふうにいけるかどうかが問題です。
今、市場のDEXを使っている人の4〜5割がユニスワップらしいんですよ。なぜ今こう言ってるかというと、ユニスワップって、そんなに高機能じゃないんですね。ただ単に一番最初にできたDEXというだけで、結構使ってる人がいる。なかなかそこの牙城が崩れない。
ユニスワップ以降にもっと高機能の使いやすいものが出てるんですけど、半分の人はまだユニスワップを使っていて、たぶんずっと変えないんでしょうという形になるので、やっぱり後発になればなるほどシェアを取りにくくなってきているんだと思うんです。
ZigZag exchangeは普通のDEXなので、そこまで上がらないかもしれないですね。
zkロールアップ自体は期待してるんですけど、個人的にはoptimismとかアービトラムも採用するような話で、結果、今あるようなDEXに吸収されちゃうんじゃないかなとは思っています。
ビットコインNFTでSTX Stacksの需要が高まる?
ビットコインチェーンのNFTが流行れば、STX Stacksの需要は高まりますか? また、STXをステーキングしたらBTCが配当として得られるところもあるみたいなのですが、仕組みがいまいち分かりません。
ビットコインでNFTが確かに1回作られて、ビットコインの需要が一時的にあったんですけど、ユガラボで起きたビットコインの買いニーズは20億円だけなんですよ。
確かに、NFTブームとかDeFiブーム、DEXブームになって、イーサリアムの価格がガツンと上がったのはそうなんですけど、じゃあビットコインがNFTを一部採用したからといって、ビットコインの価格がガツンと上がったり、NFTのおかげでビットコインの価値が上がりました、みたいなことは無理だと思います。
ただ、ビットコインはそれとは別に価値が高いので、価値が上がっていくと予測しているわけですよ。
NFTがなくても、スマートコントラクトがなくても、DEXがなくても、DeFiがなくても、ビットコインはビットコインという価値があります。
飛び道具みたいな流行りとかに頼らずに普通に価値が高まるので、ビットコインで配当が出るようなプロジェクトであれば、それはそれでビットコインの価格の上昇にリンクして価値は上がると思います。
仕組みがわからないのは伊藤もそうで、なぜSTXという別のプロジェクトをステーキングしてビットコインが配当で出るかというと、中央集権じゃないかなと思うんですよ。
スマートコントラクトがないトークンですから、どうやってビットコインのブロックチェーンを自動化してんだろうという感じになりますから、普通に取引所のステーキングサービスぐらいな感じで、プラットフォームリスクが満載ですよ、というところは注意喚起をさせていただきます。お気をつけください。
OPのエアドロップ、何をしてれば受け取れた?
最近OPのエアドロがありましたが、エアドロ対象の条件は記載されてなかったと思いますが、結果として何をしてれば受け取れたんでしょうか?
これは第1回目のような条件ではなかったので、もしかするとko77さんが見落としていたかもしれないですが、条件は開示されておりました。
大きく2つ、この条件をやったらもらえるよというのが開示されていたんですけど、1つは「第1弾のエアドロップでもらったものをフルにステーキングした人」ですね。ステーキングって言わないですね、ボーティングですね。
フルにボーティングをした人が、ボーナスとして5000枚のoptimismをもらったのかな。ということはほとんどやってないということです。
ちなみに伊藤も半分ぐらい売ってますから、いきなり対象外です。よっぽど、このプロジェクトの信仰者じゃないと、こんなのできなかったかなと思います。1年前のものですからね。
もう1つは使った人です。普通に使ってた人にエアドロップがありました。伊藤もエアドロップもらいました。いくらかというと1000円分ぐらいもらいました。
何かというと、1年間かけてoptimismを触った手数料の8割バックだったんですよ。がーっと使って、「たくさんもらったな」と思った人は、もしかするとそれはただ単に自分が手数料をたくさん払っていただけかもしれません。
結果的にもらえたのでチャンチャンになったかもしれませんけど、結局これは手数料バックなんですよね。なので、炎上したわけですよ。「これはエアドロップと言わないよ」という形で。
optimismとしては全部で3回のエアドロップを予定していて、これも2回目としてカウントされたんですね。エアドロップってプールされている金額があるんですけど、ものすごい量がプールされてるんですよ。1回目で2割配布して、2回目で1%配布したんですね。初期の20分の1を配布したんです。となると、79%残ってるんですね、エアドロップの原資が。
この79%を第3回目で全部出すらしいので、また変なoptimismのエアドロップブームが来ちゃうじゃん、みたいな感じですね。
ペースとしては1年ぐらいかかって出てるので、来年とかに向けてoptimismを使った方がいいんじゃないかという感じですけど、今、optimismって結構当たり前に使えません?
普通にリリースされたサービスで普通に使ってると思うので、エアドロップをもらうためのタスクというよりも、先ほどもVelodromeってありましたけど、VelodromeはDeFiで結構優秀なので、普通にVelodromeで資産運用してみてください。
そうしたら1年後にボーナスみたいな感じで、「エアドロップもらうためにやってたわけじゃないんだけど、結構まとまった量もらったな」みたいな、ちょっとボーナス感があるんじゃないかなと思います。
伊藤はもう普通にoptimismも使っちゃってるので、今回のためにあえて何かタスクをこなすということはないかな、という感じですね。
イーサリアムキラーは今でも実現可能?
イーサリアムキラーという名目で誕生したコインが複数ありますが、今でもそれらがそのコンセプトを実現できる可能性はあると思いますか?比較的どれも時価総額の高い有名銘柄ですのでコンセプト実現は難しくとも、なんだかんだ手を広げながら生き残っていくのではないかと自分は思っています。
あまり思いません。
そうですね。
イーサリアムキラーって自分で言い出したプロジェクトは逆にないんじゃないかなと思います。結局、周りが囃し立てて、これはイーサリアムの牙城を崩すぞ、イーサリアムキラーだね、みたいな。
Z世代と言っているようなもので、本人たちは別に「自分たちZ世代なので」って、あまり言わないように、イーサリアムキラーも、その時のブロックチェーンの世代の話ですからね。
もはやイーサリアムキラーと意識してなくて、普通にイーサリアムのレイヤー2になる、仲間に入るプロジェクトもあれば、イーサリアムがやっていない領域をやったりもしますので、普通に、レイヤー1のブロックチェーンとして価値を発揮していくんじゃないかなと思います。
「イーサリアムを超える」なんていう言葉がちょっとキャッチーですよね。強い言葉なのでずっと意識にありますけど、イーサリアムはもう超えられないと思います。
イーサリアムを超えるというのは、例えばユニスワップとか、イーサリアムの中のウェイトが結構大きいんですけど、じゃあユニスワップのユーザーは全部うちのチェーンに切り替えてやるんだ、みたいなものはかなり難しいし、あまりやる意味もないというか、ユーザーも別にそっちに移動する意味もないというところです。
イーサリアムはイーサリアムで経済権がそのまま大きくなっていって、イーサリアムキラーと言われていた人たちはまた独自の方向性で規模が大きくなっていって、という形だと思います。
アップル公式サイトに RNDRのロゴ?
アップル社の公式サイトに RNDRのロゴが入っているのですが、何か関係ありそうですか?
ロゴがかぶっただけなんじゃないかって感じがしますね。
仮想通貨のプロジェクトのロゴが、電源みたいなロゴなんですよね。二重丸で真ん中に丸があるみたいな形なので、かぶっただけなんじゃないかなと思います。
気になる方は「RNDR ロゴ アップル」と調べていただくと、確かにapple製品の中にその二重丸に丸がドンとあって、そのままなんですよね。かぶっただけな気はしなくもないですね。
STEPNの匂わせとかだったらわかるんですけど、アップル社って別に仮想通貨全振りでもないわけですから、そんな匂わせをやらないような気はします。
チリーズはスポーツ・エンタメ系でトップ?
CHZ チリーズはスポーツ、エンタメ系でトップでしょうか?スポーツ系のBTCになるのか、それとも流行れば後からいくらでも資金のある企業が追い抜かせそうでしょうか?
グローバルの中ではトップと言っていいと思います。
コインチェックのIEOでフィナンシェってあるんですけど、フィナンシェもチリーズもちょっと似ていますね。
クラウドファンディングと言っちゃうとチープに聞こえるかもしれませんけど、クラウドファンディングを仮想通貨でやることによってグローバルから投資が集まるよねって、なんとなくイメージが湧くと思います。
チリーズはバイナンスがバックでサポートしたので大きいんですよ。日本はチリーズもありますけど、日本の中だけでやるのであれば、コインチェックのIEOでフィナンシェみたいな、日本に特化型の仮想通貨でやる、みたいな。
グローバルでやれるってことは、グローバルの人が興味がないといけないですよね。
例えばインドのマイナーなスポーツでよく話題になる8時間ぐらいプレイするスポーツがありますけど、そこで食っていけない二軍の方を応援しようとなった時に、日本から応援するときに当然クレジットカード決済とか日本円の送金ができないので仮想通貨で応援することになると思うんですけど、これのグローバルのニーズというのがまだそんなに顕在化していないわけですよね。
なので、ローカルからスタートすると思います。ローカルからスタートして、最終的にはメタバースが絡むことになると思います。
なんでメタバース、メタバースってみんなが言うかというと、出会いの場なんですよね。例えば「twitterって世界を繋いでます」となった時に、twitterで外国人のお友達ができた経験がある方もいると思うんですけど、まだ多くないですよね。でも、ゲームだと多いはずなんですよ。
ゲームで同じサーバーでやった時とか、ゲーム仲間でどこどこ出身の人と繋いだんだよってなれば、当然、その人を応援したくなるというのがあると思うんですけど、それが外国籍の方だと、たぶん仮想通貨になるわけですね。これから。
というのがメタバースの良さになりますので、たぶん、もう少しメタバースが強くならないと、こういうグローバルのものを応援するプラットフォームみたいなものは、まだ頭角が出てこない感じですかね。
だから、ずっとチリーズがもう何年も前からずっと一番でライバルが出てこないという感じだと思います。
メタバースが出てくることで、マイナースポーツの応援とか、クラウドファンディングを仮想通貨でやろうというプラットフォームは大きく変わると思います。
RyoshiとVitalicにつながりはある?
シバイヌのRyoshiとイーサリアムのVitalicにはつながりがあると思いますか?
イーサリアムのVitalicはあまり繋がりがないですよ、業界の人と。
Vitalicは社交的な人ではないし、プロジェクトのいわゆる経営者的な人ではなくて、やっぱりどこまで行っても技術者ですので、当然、技術者コミュニティで繋がりはあると思うんですけど、じゃあ一緒に何かビジネスをやろうぜとか、そういうのはあまりないんじゃないですかね。
イーサリアムはイーサリアムで財団があって、そこが出資をするってこともあると思うんですけど、あまりビジネスビジネスというよりは、技術者同士の交流とか、そういうレベルになると思います。
ウォレットアドレスだけでハッキングされることがある?
ウォレットアドレスを渡しただけでハッキングされることってあるんですか?どうなればハッキングリスクが上がるか、よく分からないです。
ないですね!
ハッキングのリスクが上がるのは、まずひとつは自分の資産を開示することですね。
自分のアドレスありますよね、お金が入っているアドレスと、自分のSNSのアカウントとか、そういったものが紐づくと狙われますね。
例えば、大金を持ち歩いてることが海外でバレるとスリに合うのとちょっと似ています。
なので、「私めちゃくちゃお金持ってますよ」というのを言わないことだし、そのお金の在処、ポッケのお財布に一番お金を入れてるんですよと言わないこと。
これはインターネット上でいうと何かというと、自分のSNSアカウントとお金が入っているアドレスを紐づけないことですね。これによってかなりリスクは軽減されます。
アドレスを渡しただけでハッキングされるというのは何かというと、アドレスにすごい大金が入ってたら、やっぱり狙われる。
相手が信頼できる方だったら全然問題ないんですけど、決済サービスとかで何か物を買おうとなった時に、住所を入れて名前を入れて、イーサリアムを送ります、と言った時のイーサリアムのウォレットに1億円入ってたら、「このお金持ちの人、ここに住んでるんだ」ってバレるじゃないですか。それをやらない方がいい。
クレジットカード決済とか銀行入金での振込とかだと残高が分からないですよね。仮想通貨の決済においてはアドレスで残高がわかるので、やっぱりそれは濁した方がいい。
決済用のウォレットを作るとか、決済するときはなにかサービスをかまして、自分のウォレットが丸裸にならない状態で支払いをするとか、そういったことはした方がいいと言われております。
THETAについて
分散型動画プラットフォームの THETA はどう思いますか?YouTubeで十分ではと思ってしまうのですが、動画の未来に投資するなら面白そうでしょうか?ステーキングの最小額分だけ買っておきました。
動画をアップデートするのと視聴するのとでトークンが溜まるような設計ですよね。
もちろん伊藤はyoutuberをやっておりますので、そういうプラットフォームが魅力的なのもわかりますし、人が増えたらいいなとは思うんですけど、ネットワーク効果というんですけど人が多いものに価値がありますので、結局お金を払ってでもyoutubeでやるという感じになるんですね。
youtubeというプラットフォームのリスクは何かというと、この動画が消えた時に何にもできないわけですね。youtubeさん側がBANしたり収益をカットしたりできる状態で、基本的には動画を上げる人にとっては不利な状況でビジネスやってるんですけど、それでもいっぱい人がいるから不利前提でやってる。
THETA は分散型動画プラットフォームでは大手ですけど、THETA のようなプロジェクトは、「搾取されてますよ、youtuberさん」という思想はわかるんですけど、ニワトリ卵の話になってしまって、結局どれぐらいの方が視聴してくれるのかというところでビジネスになっちゃっていますので、結局、まだyoutubeが強いんじゃないかなと思います。
youtubeが落ち目になるタイミングがあると思うんですね。それはgoogleの検索が今傾きつつある。それはAIの登場、chatGPTの登場で、「大丈夫かな」って検索に対して1回クエスチョンが出た感じですね。
ただ全然まだまだ牙城は崩れないと思うんですけど、youtubeも同様に何かグローバルの法規制だったり、動画の何かルールが決まって、「これはダメ」みたいなものができた時に、「やっぱりyoutubeももうダメなんだ」って思った時に、たぶん次の選択肢は中央集権プラットフォームではなく、THETA のような分散型プラットフォームに行きやすくはなると思います。
youtubeが何かでコケるとか、そういったものがきっかけとはしては必要ないんじゃないかな、とは感じます。
Caw、Zero、QOMの相互関係はある?
$Caw と $0 と$QOMの3つのトークン間で相互関係あると思いますか?情報があれば教えてほしいです。
これはあれですね、数ヶ月前に、陰謀論的な、ステルスマーケティング的に流行った仮想通貨たちですね。
これらのトークンは今もうだだ下がりしたから、興味ある方は少ないんじゃないかなと思うんですけど、同じタイミングでリリースされてるので、少なくとも何か横の繋がりはあるかもしれないです。
あるかもしれないですけど、成功してたらまだいいんですけど、たぶんいずれもそんなにうまくいってないので、失敗したプロジェクトという形で「はい、次!」みたいに行っちゃうんじゃないかなと思いますね。
プロジェクト同士の横の繋がりが大事になったシーンってあまりないですかね。
コラボレーションでPRが出るんだったら重要ですけど、「実はこことここの運営が一緒なんだよ」というのは出たこともないですし、出て価格が上がったこともあまりないかなって感じはしますね。
フレアトークンの将来性は?
フレアトークンの将来性はどう考えてますか?ウェブ3銘柄トップになりそうですか?
ならないかなとは思いますね。
目指してるとは思うんですけど、フレアトークンが将来的にウェブ3系の銘柄のトップになるのであれば、先にチェーンリンクじゃないですかね。チェーンリンクの方がちゃんとマーケットができてるというか、そっちの方が老舗の銘柄になります。
フレアトークンは色々新しいことをやろうとしているんですけど、ちょっと分散化に失敗したんじゃないかなというのは、市場が懐疑的なところですよね。
フレアトークンのコンセプトというのは、ライバル会社でもいっぱいあるんですよね。そのコンセプトがうまくいくかどうかというタイミングなんですけど、このフレアトークンのコンセプトがそこそこうまくいってるのは、チェーンリンクなんですよね。
フレアトークン自体は、いきなり出鼻を挫いて失敗したんじゃないかと、市場は読んでるわけですよ。
好転してうまくいきましたとなれば、ウェブ3の時代に必要なオラクルというサービスですから必要ですけど、大事なのは、徹底的に分散化して、分散化したユーザーさんたちがオラクルのデータの検証に対してめちゃくちゃ協力することなんですよ。インセンティブ設計がめっちゃ大事。
この構想はみんな考えるんですけど、今のところうまくいっているところがないので、エントリーはしてると思います。フレアトークンがウェブ3銘柄のトップにエントリーはしてるんですけど、確定はしてないって感じですかね。
今後に乞うご期待なんですが、フレアトークンを持っていない人もいると思います。フレアトークンをみんなが買って、ちゃんとボーティングしましょうよと言って、どれぐらいの人ができるかというところですね。
まだハードルが高いので、理想はいいんですけど、そこまでに少し時間はかかるし、それまでにライバルもいっぱい出てくるんじゃないかなと思います。
ビットコインETFの噂は本当?
ビットコインETF今年承認する噂は本当ですか?
今年、今年って毎年言ってるやつですけど、どうでしょうね。
アメリカは今、仮想通貨の規制に揺れている段階なので、ETFの承認をしたら、もう本当にアメリカ何やってんの、という状況ですね。規制するんだ、という勢いの方を感じております。
アメリカは仮想通貨に対してすごくネガティブな空気なんですね。
ETFの承認というのはポジティブですから、徹底的に抑圧して、トラブルがないようにないようにとやってる時に、ちょっとETFをオープンして、例えばビットコインの価格って誰も予測できないわけで、承認した時のリスクは何かというと、ビットコンETFが暴落しました、それを提供している会社も収益が悪化しました、持ってた投資家さんたちも悪化しました、潰れました。
最悪ですよね。これが最悪な状況なんで、リスクがあるうちはやれないわけですね。今の段階でSECが承認することはないような気がします。
2023年度中に可能性があるとずっと言われてたのは、価格が好転していくからなんですね。
下落トレンドの時に承認したくてもできない。上昇トレンドになったら承認が通りやすいという、シンプルな設計になっていますので、6月以降ですかね
。
ビットコインの価格が6、7、8、9月ぐらいで連続して、月初と月末をつないだときにずっと右肩上がりになっているのであれば、年内の承認もあると思います。連続4ヶ月上昇するというのが最低ラインだと思いますね。
ラディアントキャピタルについて
RDNTラディアントキャピタルはどのくらいまで価格は上がりそうでしょうか?
もうずっと過去最高値なんですけど、頭打ちになってますよね。なかなか価格が上がらないみたいな。
これはたぶん外部環境もありますし、利回りが高いんですよね。配当がすごく高いのでどうしても売り圧がある。
ただ、暴落しないというのがやっぱりすごいなと思いまして、価格が高値ラインで維持しながら配当が出続けてるという銘柄なので、今年はあまり贅沢言わずにこれぐらいでいいかなとは思うんですが、基本的にはまだ時価総額が何千位というものですから、1年半ぐらいかけて10倍ぐらいはいってほしいなと思ってます。
BitgetやMEXCの取引所の信頼性
BitgetやMEXCの取引所の信頼性について教えてください。
今は海外取引所の信頼性問題がありますので気を付けてほしいんですけど、海外取引所の信頼性って何を言ってるかというと、今どこの国がどこの国で投機してるかによりますけど、チェックが入りまくってるんですよね。
ちゃんとやってるかというのがグローバルで問題になっていて、いろんなところでサービスをチェックされている状況になります。
老舗のプロジェクトだから安心だって今までずっと言ってたんですけど、老舗のプロジェクトほど、黎明期にやっちゃいけないことをやってるんですね。
それは法律がなかったからというのもあるんですが、だから今クラーケンだったりバイナンスだったりというところが、立ち上げの時に犯していた違反を立ち入りで罰金払ってるわけですよ。
「老舗だから大丈夫」理論が今、使えなくなってきてるわけですね。
かといって新しいから大丈夫というのもないから、全般的に海外取引所はちょっとリスクがありますよという話になります。
引き出しできなくなってる取引所も今ちらほらあるじゃないですか。これは冬の時代で、罰金も払ってるから経営難というのもありますので、倒産リスクも出てきてしまってるという状況になります。
コインチェックIEOはどうなる?
コインチェックIEOはどうなりそうですか?
SNSを見てると否定派が多いですね。
僕自身は、コインチェック自体がプラットフォームとして機能してるなと思っていますので、コインチェックのIEO、フィナンシェが今年を占うものになってると思いますので、ちょっと願掛けチックには参加しております。
抽選結果はまだわからないですよね。当選したら上がるんじゃないかなとは思ってるんですが、フィナンシェってプラットフォームで再投資できるわけですよ。
フィナンシェのプロジェクトを見て、投資してる人がどれぐらい多いかわからないですけど、クラファンみたいなサービスですから、トークンを買って、ある程度価格がついたら、レバレッジをかけた状態で、人に対して応援ができるわけじゃないないですか。
フィナンシェ、かなりの方が登録してます。募集してる側ですね。自分に投資してくださいって言ってる方が結構多いんですよ。
日本の方が多いので、どこかで貢献になればいいなとも思いますし、これが経済圏を回すってことなので、ぜひコインチェックのIEOで当選した方で価格が上がったと喜んでる方は、実際にフィナンシェ自体も使って再投資をしていただけると、ウィンウィンというか、みんなハッピーな状況になるんじゃないかなと思います。
海外取引所でよくやってたローンチパットですね、上場しました、打ったら次、打ったら次、みたいなことをやれるようなペースはないです。日本のIEOでは。
次のIEOまで何ヶ月も空くと思うんですよ。であれば、ちゃんとこのプロジェクトを評価して使っていっていただくのがいいんじゃないかなと思います。
コインオタクサロンからのお知らせ
ただいま期間限定でプレミアム会員を1ヶ月限定で募集しています。Youtube Live以上に有益なコンテンツが詰まってますのでご興味がある方は下記LINEを追加してみてください!
関連記事
この記事を書いた人
最新の投稿
- 債務整理2024年8月10日債務整理でブラックリストに登録される期間は?信用情報への登録で受ける影響を解説
- 債務整理2024年8月5日債務整理の費用相場はいくら?借金の返済に追われて払えない場合の対処法を徹底解説
- 債務整理2024年8月2日大阪で債務整理に強いおすすめ弁護士・司法書士15選!費用や選び方についても解説!
- 仮想通貨2024年6月7日保護中: 【会員限定】コインオタク流「裏ワザ」で稼ぐ
最近、ビットコインにNFT機能が実装されて盛り上がりを見せているというニュース記事を読んだのですが、将来的にビットコインにもスマートコントラクト機能が実装され、イーサリアムが不要になる可能性はありますか?教えてください。