デジタル人民元で原油取引成功
上海石油天然ガス取引所(SHPGX)でペトロチャイナ・インターナショナルがデジタル人民元を用いて原油取引を実施しました。
中国人民銀行が推進する中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるデジタル人民元は、国際取引における決済手段としての利用が進んでおります。
上海市の指示を受けて、SHPGXは国際取引の拡大の中でこの新しい決済方法を採用しました。
また、デジタル人民元は人民元の国際的な役割を強化する目的で利用されることが期待されています。
最近のデータによれば、人民元を使った国際決済は増加しており、これは人民元の国際的地位の向上を反映しています。
今後、これらの動きが世界の決済通貨のランキングにどのような影響をもたらすかが注目されています。
COINPOST
中国の米ドル離脱:デジタル人民元と仮想通貨の類似点
中国が米ドルからの離脱を加速しているというニュースが取り上げられています。
最近では、中国が大量の米国債を売却したとの報道もありました。
「アメリカの時代が終わり、中国の時代が来る」という未来予測ではなく、短期的な影響の範囲について解説します。
仮想通貨市場の参加者であれば、似たような事態を経験しています。
それはイーサリアム一強の時代からの離脱です。
イーサリアムは仮想通貨市場で圧倒的なシェアを誇り、仮想通貨の70~80%がイーサリアム経済圏内に存在していました。
その後、イーサリアムのガス価格が高騰し、スケーラビリティの問題が生じ、人々はイーサリアムを放棄しました。
新しいブロックチェーンがブームとなり、それらはイーサリアムキラーと呼ばれていました。
イーサリアムキラーのブームが起き、その後、イーサリアムは無事に復活を遂げて、今日まで続いています。
短期間に米ドルから離れる資金の量は非常に大きく、周辺でバブルが発生する可能性があります。
BRICSの最近の動きも大きなバブルになる可能性があります。
現在の仮想通貨市場も同様で、大量の資金が移動するとどこでもバブルが発生します。
これは短期的なものが多いので、一生涯のものと考えないでください。
そして多くのバブルが生まれる中、それに乗るのは簡単ですが、それがいつ終わるか、バブルが崩壊するかどうかを含めて、未来は誰にもわかりません。
含み益は幻想と呼ばれる理由はそれだけ利確が難しいという裏返しです。
米ドルからの待避が起きれば(すでに発生しています)、米国以外の資産でバブルが発生しやすくなります。
仮想通貨もこれらの恩恵を受けています。
直近で仮想通貨バブルが起きるとすれば、それはWEB3.0が大成功しているわけでも、ビットコインが市場で利用されているわけでもありません。
いまはお金の中心が動いていると考えて、情報取得と行動をするようにしましょう。
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