ビットコイン最高値でも個人投資家は静観
ビットコインが11万8,780ドルの過去最高値を記録した一方で、Google検索数は低迷しており、個人投資家の関心は限定的なままとなっております。
ETFには5日間で27億2,000万ドルが流入し、上昇は機関投資家主導と見られております。価格が高すぎるとの心理や「乗り遅れ感」が個人参入を抑えていると分析されています。
ビットコインが過去最高値も、個人投資家の関心は「ほぼ皆無」|検索トレンドが示す異例の状況
Cointelegraph
なぜ今の相場は静かに熱いのか?ビットコインと個人投資家

ビットコインは過去最高値を突破し、強気な相場が続いています。
しかし、価格の上昇とは裏腹に、市場参加者の熱量は意外と冷静です。この“違和感”の正体は何でしょうか?
現在のビットコインは、「戦略的に保有される資産」としての性格を強めています。
国家や企業といった大口のプレイヤーが参入したことで、価格は大きく押し上げられましたが、その反面、個人投資家が乗り遅れる形になっています。
「チャンスをうかがっていたら、すでに手の届かない存在になってしまった」これが多くの個人投資家が抱く感覚です。
では、個人が再びビットコインに関心を持ち、市場に戻ってくるのはいつでしょうか?
その1つのタイミングは「時間の経過」です。たとえば、ビットコインが10万ドルを超えた価格を1年間維持すれば、それが“当たり前の価格”として定着します。
実際、1年前には6万ドルだった価格も、今では「安かった」と感じられるでしょう。
個人投資家の復帰によって、アルトコインやWeb3関連の経済圏にも資金が循環し、市場全体が活性化していきます。
いまは大口投資家に偏った構造が、ビットコイン一強の相場を作り出している状態です。これが変化するタイミングに注目しましょう。
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