メタマスク、取引損失を補償する新サービス開始
メタマスクは、対象取引の損失を月最大1万ドルまで補償する「トランザクション・シールド」を月額9.99ドルで開始しました。
本サービスは、独自のセキュリティ判定で安全と認められたスワップ、レンディング、NFT取引、認証済みコントラクトのエアドロップ請求を補償対象とし、損失申請は21日以内に受け付けます。
対応ネットワークはETH、Linea、ARB、AVAX、OP、Base、Polygon、BSC、Seiなど。ウォレット侵害や価格変動による損失は対象外です。
メタマスク、最大1万ドルの損失を補償する「トランザクション・シールド」開始
COINPOST
メタマスク補償開始で判明した安全な使い方

メタマスクが損失補償サービスを開始したことで、同社が想定する“安全なウォレット利用”の基準が明確になりました。
補償上限は月1万ドルで、これは1回のSWAPに推奨される最大額とも考えられます。
1万ドル超の取引を行うユーザーは、ウォレット側でも補償できない高リスク取引をしている認識が必要です。
補償対象はメタマスクのセキュリティチェックが機能する大手DEXや主要DeFiに限定され、それ以外のサービス利用は高リスクとなります。
保管目的の利用であれば補償範囲は広いものの、操作ミスは対象外のため、基本操作を正しく理解して使うことが重要です。
ウォレット運用の負担を理由に取引所やETF保管が増えている背景もあり、従来の「ウォレットが最も安全」という常識はすでに変化しています。
最新の情報を踏まえた安全運用が求められます。
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