ミュンヘン安全保障会議を受けて、投資家レイ・ダリオ氏が「戦後の世界秩序は崩れた」とする長文をXに投稿しました。
本稿では、その投稿内容を整理し、何が語られたのかを構造的に把握できる形に整えます。
これを独自のジャーナリズムで解説します。
It’s Official: The World Order Has Broken Down 公式に認められた:世界秩序は崩壊した 2026年2月16日
X(Ray Dalio)にて、ミュンヘン安全保障会議で「1945年以降の世界秩序は死んだ」と多くのリーダーが認識している旨が示された。 同時に、ミュンヘン安全保障レポート2026「Under Destruction」が背景として提示された。 ドイツ首相フリードリヒ・メルツは「数十年続いた世界秩序はもはや存在しない」と述べ、「大国政治の時代」に入ったとした。 フランス大統領エマニュエル・マクロンは、旧来の欧州の安全保障構造は存在せず、欧州は戦争に備える必要があると述べた。 米国務長官マルコ・ルビオは「古い世界は終わり、新しい地政学の時代だ」と述べた。 ダリオ氏は、自著の枠組みで「ビッグ・サイクルのステージ6」に入ったとし、国家間の対立を貿易・経済、技術、地政学、資本、軍事の5類型で説明した。 さらに、第二次世界大戦を例に、経済戦から熱戦へ至るプロセスと、戦時の統制・市場・資本移動への影響を述べ、戦争局面では金が重視され得ると記した。
https://x.com/RayDalio/status/2022788750388998543?s=20
レイ・ダリオ氏の投稿が示した「崩壊シナリオ」の骨格
有名な投資家であるレイ・ダリオ氏が、自身の書籍を引用し、今世界が陥っている危機についてXに投稿しました。 内容はとても悲観的なもので、一言でまとめると世界は崩壊に向かっているから金を買えという話です。 本当に世界は崩壊に向かっているのか、だれがそれを判断するのかは永遠の課題と思いますが、実は今のアメリカの行動が全て世界崩壊のシナリオに当てはまっております。
貿易・経済戦争、技術戦争、地政学戦争、資本戦争、軍事戦争が複雑に絡み合い世界は崩壊するのですが、これ今の米国は全て着手済みです。
なんなら悪化しており、一向に治る気配がありません。
これは今の米国を評価する記事ではなく、歴史上強国が崩壊を辿った道を書いているだけです。
「今は何をする局面か」をどう置くか
過去の強国の失敗を今の米国が行なっている以上、我々投資家は冷静に歴史をなぞっている今の世界線を評価判断する必要があります。 一方で、崩壊後のシナリオもレイダリオ氏は提示しておらず、金を買ってあとは耐えろと言ってます。 国によりますが、壊滅的な文化の崩壊も起きるでしょう。
金融ショック以上にとんでもないシナリオが控えている可能性がありますが、過剰に不安になる必要はありません。
ただ、もし万が一に備えるなら、どこでも生きていける準備と金の蓄えを始める局面、と置いておくのが無難です。
ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。 また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。 そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。
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