「Wowoo」Crypto night #1概要
開催日:2017年12月19日
時間:19:00~21:00
場所:株式会社OKwave本社セミナールーム
主催:OKwave
登壇者:
OKwave 代表取締役社長:兼元謙任
OKwave 取締役:松田元
Wowoo Pte. CEO:フジマル・ニコルス
ICOトークンセール:http://wowoonet.com/
ホワイトペーパー:http://wowoonet.com/pdf/wp_wwb_j_v122.pdf
【第1部】OKWAVEの暗号資産戦略について
OKwave 代表取締役社長:兼元謙任氏
なぜQ&Aビジネスを始めたのか?
在日韓国人3世という理由で、小学生時代から壮絶ないじめを受けて、悲惨な時期がありました。そこで私は、 インターネットでお互いに誤解を解くために、世界中から質問ができて、Q&Aで誤解を解いていけるようなサービスを提供したい と考えたことがきっかけでした。
ナレッジシェアエコノミー
現在UberやAirBnbなどで流行のシェアリングエコノミーが流行していますが、Okwaveの提供しているQ&Aサービスも他人の知を共有するシェアリングエコノミーなのです。
これからも 世界中の知見を共有して、世界の誤解をなくし、世界を変え、世界中をハートで助け合いたい という志があります。
今後は更なるナレッジシェアエコノミーを作りたいと考えています。お客さんの力を借りて知識をシェアしていくことでマネタイズすることができます。日本だけでなく、国と国をナレッジシェアエコノミーでつなぎたいと思っています。
Okwave のICO事業ビジョン
2020年はオリンピックの開催もあり、多くの外国人が来ます。AI技術は非常に大きな役割を持ち、多くの問題を解決できるようになるでしょう、しかし、AIだけでは済まない分野があります。それは、医療分野です。
Okwave のICO事業は助け合いの為にやります。暗号資産はいつでも、どこへでも送ることが出来る非常に便利な通貨です。それが多くの国で使えるようになれば世界が変わるでしょう。私たちは、医療分野に特化したプロジェクトを進めており、iPS細胞・再生医療の分野でWowooでのICOを実施する予定です。
このICOでは150億円の調達を目指します (2017年度第4位と同等の調達金額)。
我々のICOをやる意味は「助け合い」と「ゲームチェンジ」です。目標としてはGoogleを越えることです。 ブロックチェーン、AI、チャット機能を組み合わせた最先端の技術を利用した事業 は、我々が世界のトップ企業になる、ゲームチェンジが出来るポテンシャルを持っていると思っています。
【第2部】優良ICOを見極めるポイントとは – 投資家の視点から考える
OKwave 取締役:松田元氏
TokenNews CEO:杉浦達夫氏
松田元氏の考えるICOのあるべき姿
元々株式、FX等の投資家で、Bitcoinは詐欺だからいやだと思っていました。8万円の時に初めてビットコイン(Bitcoin)に出会いました、そしたら急に200万円になったと聞いて大変悔しい想いをしました(笑)現在はFXから暗号資産業界にすごく投資家が流れていると感じます。
ICOは基本的に資金調達ですが、そもそも ICOは、ブロックチェーンが活かされるプロジェクトを実施するもの で、ICOは資金調達だけをするものではないと思います。
良いICOは、通貨を発行して、ブロックチェーンの良い使われ方をされているものに注目しています。投機的に短期で10倍になるよりも、 しっかりとユーザーに使われる技術で、良いICOは今後勝手に100倍、1000倍になっていきます。 技術もなく10倍にもなっているのはバブルとして淘汰されるでしょうね。
ICOの規制は、完全に規制するのではなく、株式投資のIPOのようにプロセスにチェック機能を付けて、徐々に規制をかけていくのが重要だと思います。急に大きく規制をかけることは、市場拡大の機会損失になるでしょう。
技術は多くの一般の方はこだわりません。インターネットはじめ、新技術の黎明期はそんなもんです。ユーザーが追いつくのは、ユーザーが初めてそのテクノロジーを使うときでしょう。それまでは、投資家も「なんとなく稼げる」から、「なんとなくいいよね」程度で参入してくるものです。2017年は暗号資産元年と呼ばれており、そして2018年はICOの年で、来年は何百ものICOが出てくるかもしれません。 2018年はICO元年になると思います。
まず投資家が着目すべき点は、事業者がどんなサービス展開をしているかです。ICOはサービスが重要で、それによって ユーザーに暗号資産、ブロックチェーン技術の凄さを気づかせることが第一歩です。
杉浦達夫氏の稼げるICOを見極める方法
ICOは資金調達をするのに非常に便利です。これまでの資金調達方法と違い、素早く、簡単に資金調達が出来ます。新規参入の事業化家でも扱いやすい資金調達方法だと思います。
今までのICOで良かったものは、ビジネスメンバーが非常に大きな確認事項でした。例えば、イーサリアム(Ethereum)開発者の ヴィタリック・ブテリン(Vitalic Buterin)がアドバイザーとして入っているプロジェクトのICOは10倍以上に価格高騰するケースが多いです。 今回もロジャー・ヴァーが入っていたり、アドバイザーに誰がいるのかが非常に重要です。
ゲームのプロジェクトがあった時に、アイドルなどのメンバーがいるとあまり良いプロジェクトとは言えません。
儲かるICOはおそらく30%くらいです ね、分散して、10個投資して1個当たればいいくらいに考えています。これはベンチャーキャピタリストと似た感覚があると思います。
スマートコントラクトやギャンブル、ゲーム等のICOのが相性が良いです が、これらはホワイトペーパーに書かれているだけで、実際に何も活動していないICO等も多くあったりしますので、注意は必要です。ICOしたところで、結局プロジェクトスタートできなければ何も生まれないのです。
「プロジェクトがいつ実現されるのか?」というのが非常に重要です。
ブロックチェーンを使わないICOもありました。これはICOの定義に反していますが、2018年にはブロックチェーンのないプロジェクトのICOもどんどん増えてくるでしょう。以前にハンドクリームのICOがあって、5億円程度集まっており、非常にナンセンスだと感じました。
【第3部】今後実施のICO紹介 – Wowoo社によるプレゼンテーション
Wowoo Pte. CEO:フジマル・ニコルス氏
暗号資産を初めて聞いたときは、うさん臭くては興味が沸きませんでしたが、ブロックチェーン技術に非常に興味がわきました。それがこの業界で働き出したきっかけです。
今はATH(All Time High)や、どの銀行が採用したなどの投機的なニュースがほとんどです。私はブロックチェーンによって、本当に生活を豊かにしていきたいと思っています。
例えば、綺麗なものを見て美しいなど、「感動」を価値化したいと思っています。
WowooのICOは感動を与えると、報酬がもらえるシステムです。 Wowooはイーサリアムのスマートコントラクトからアイディアをもらっていて、感動を与えた場合には提供者に報酬が与えられる仕組みを、スマートコントを応用して作ります。
現在ビットコイン(Bitcoin)アドレスは2574万しかありませんが、感動は無限です。この無限に広がる可能性を、世界に広めていきたいです。
「Wowoo」のロードマップ、1月17日~プレセール開始
2018年1月17日にプレセールを始め、2月22日にトークンセールを行います。 私たちは既にウォレットアプリをリリース済みです。アプリは現在アンドロイドのみの対応で、iOSは審査中です。非常に審査が厳しくて、アップルが嫌になりました。(笑)ICOは参入障壁が高いです、技術が高いのでなかなか踏み込めません。ERC20からでないと受け取れませんが、アプリでは、ERC20を購入する必要はなく、このアプリから直接トークンを受け取れる仕組みになっています。
トークンセールが完了後に、Wowooプラットフォームを来年の早い段階でリリースするように動いています。我々がOKWaveと共に肩を組んでICOを実施するのは、Wawooのやりたいことと合致していたために、共同で実施することとなりました。私たちのICOはプラットフォームとして、ICOを実施したいと考えており、来年はいくつかのICOをこのプラットフォーム上で予定しています。また、 NEOとのシステム提携が正式に決定しました。
カンファレンスを終えて
その他の参加レポートはこちら
- カンファレンス参加レポート「NEO BLOCKCHAIN CONTEST-KICK OFF EVENT-」
- ブロックチェーン・暗号通貨カンファレンス 参加レポート_QTUM(クオンタム)
- 「リップル(XRP)東京ミートアップ」参加レポート
日本企業でICOに成功した「COMSA(コムサ)」の最新情報とそれが買える取引所はこちら
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