ビットコインでデッドクロス確認、弱気転換の可能性
ビットコイン(BTC)は一時8万ドルまで下落し、50週移動平均線や100週移動平均線を下抜けたうえ、11月16日に50日SMAが200日SMAを割る「デッドクロス」が確定いたしました。
過去には2014年・2018年・2022年の主要下落局面で同指標が出現しており、価格は64~71%下落した例もあります。
短期保有者の投げ売りが中心であり、価格がコスト基準を早期に回復できなければ、弱気市場入りを示す可能性が高まっております。
ビットコインでデッドクロスを確認 弱気市場入りの可能性が浮上
Cointelegraph
SNSは悲観、実態は“弱気相場のど真ん中”

SNSでは暴落への悲観的な投稿が溢れていますが、メディアやアナリストのレポートは比較的冷静で、まだ弱気転換していないとする見方も散見されます。
しかし実際には、SNSの方が市場への影響力が強く、現在は弱気相場の真っただ中と考えるのが妥当でしょう。
とはいえ、弱気相場はビットコインの価値が失われることを意味しません。悲壮感はあくまで短期的であり、現物ガチホの方にとっては仕込みの好機でもあります。
ただし、ガチホ派でも底値の目安は把握しておくべきです。
半減期アノマリーに照らすと、2025年10〜11月の下落は2021年と同規模の価格のショックで、下落率は約−30%と過去の−70〜−80%に比べればまだ半分程度です。
単純計算で再現すれば4万ドル付近までの下落も理屈上はあり得ますが、そこまで行く可能性が高まるのは米中ビットコイン競争が激化した場合です。
既に米国はビットコインマイニング機器の調査を開始しております。中国が輸出制限をかけるなどすれば米国が対抗措置を取るリスクも想定されます。
こうした地政学的な悪材料がない限り、現実的な底値は7万ドル台になると考えられます。
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