GMOコインが「アルトコイン売買スプレッド 大縮小キャンペーン」を2017年12月27日(水)15:00に打ち切ると2017年12月20日に発表しました。
アルトコインスプレッド縮小キャンペーンの終了
いつもGMOコインをご利用いただき、誠にありがとうございます。
当社では現在、すべてのアルトコインについてスプレッドを縮小するキャンペーンを実施させていただいておりますが、12月上旬以降のアルトコイン価格高騰に伴い、当初2017年12月27日(水) 15:00終了を予定していた本キャンペーンにつきまして、
「2017年12月22日(金) 10:00終了」とさせていただきます。
引用:「GMOコイン アルトコインスプレッド縮小キャンペーン https://news.coin.z.com/2017/12/523/ 」
GMOの暗号資産市場への参入は期待されていただけに、ユーザーのショックは大きかったことだと思います。今回のキャンペーン打ち切りの背景には、「裁定取引(アービトラージ)」「アルトコインの高騰」「ユーザーの集中」の3点があげられるでしょう。
キャンペーン打ち切りの背景とは?
アービトラージが起きた
以前の記事でも紹介しましたが,アビトラージとは一般的な金融市場でも生じる同一商品の価格差を狙った取引の方法です。
GMOコインは自社のサービスであるのに関わらず、買値の方が安く、売値の方が高く表示されてしまっていたのです。そのためGMOコインを買って、売ってを繰り返し利益を上げる人が続出しました。その結果として GMOコインが損を被ることになってしまった のでしょう。
アービトラージについての詳しい解説は、以下の記事にて解説しております。
奇跡の国内アービトラージ(差益取引)GMOコインはなぜ価格差が開いたのか
アルトコインが高騰した
GMOコインはETH,BCH,LTC,XRPの4種のアルトコインを取り扱っており、それぞれ12月に入り大幅な値上がりを見せました。
GMOコインがアルトコインの高騰によりキャンペーンの打ち切りを行ったと記載している通り、やはりGMOコインほどの大きな会社でさえも、これほどの 急激な価値上昇を予測することができなかった ことがうかがえます。
ユーザーが集中した
GMOコインのメリットはいくつかあるのですが、その中でも「アルトコイン売買スプレッド 大縮小キャンペーン」は多くのユーザーにとって魅力的だったのでしょう。
またそれだけではなく暗号資産の市場がどんどんと拡大している中、GMOコインという知名度の高い企業の参入は、ユーザー集中の大きな要因の1つだったでしょう。
取締役の解雇も今回の件と関係あり?
2017年12月20日にGMOコインの取締役の辞任が発表されました。
https://twitter.com/inagoflyer/status/943376771759538176?id=1572
このタイミングで取締役が辞任してしまったので、twitterで話題になりました。今回の件との直接的な関係があるのかどうかは分かりませんが、関連は少なからずあると思われます。
終わりに
以上、キャンペーン終了の背景には何があったのかについて記述してきました。
暗号資産の市場自体がかなり大きくなってきており、大企業でさえも簡単に軌道に乗ることは出来ない と感じました。今後のGMOコインに期待したいですね。
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