国際会議SWELL(スウェル)とは
先日開催された国際会議SWELL(スウェル)ですが、国際会議と謳っているもののその全容が書かれた記事は多くありません。
そもそもSWELL(スウェル)とは何なのでしょうか?
SWELL(スウェル)の詳細について、追っていきたいと思います。
リップル(Ripple)社の戦略
リップル(Ripple)の国際会議SELL(スウェル)とは、リップル(Ripple)社によるカンファレンスのことです。
内容については後程述べますが、このカンファレンスによるリップル(Ripple)の世界の巻き込み方がとても印象的でした。
突如始まったカウントダウン
2017年8月22日、リップル(Ripple)のTwitter公式アカウントにて、突然のカウントダウンが始まりました。
https://twitter.com/Ripple/status/899724697876652033?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fakilog.jp%2Fripple-swell%2F
これを見たリップル(Ripple)信者が「何か凄いことが起きるのではないか」と騒ぎ出し、XRPの価値が急上昇しました。
カウントダウン前は17円前後を推移していたのですが、カウントダウンにより一時的に27円まで上昇します。
後にSWELL(スウェル)が発表され、中国勢の失望売りによって一時的に価値が下がるも、カウントダウン前よりも高い位置で上下の動きを見せることとなります。
2度目の価値上昇
また、「カンファレンスにて大きな発表がある」と発言したことによって、価値が大きく揺れ動いたのも印象的(グラフ内、2つ目の山頂付近にて発表)でした。
これにより最大34円まで上昇しますが、後に20円台にて落ち着きます。
このように、リップル(Ripple)は戦略的にカンファレンスの宣伝を行い、リップル(Ripple)信者のみならず世界的に知名度を高めることに成功したと言ってもいいでしょう。
では、SWELL(スウェル)にてどんな「凄いこと」が発表されたのでしょうか。
大手銀行業界とブロックチェーン業界のリーダー達による祭典
SWELL(スウェル)は、銀行業界とブロックチェーン業界のリーダー達を集めて議論する場として、トロントにて2017年10月16日から3日間にかけて開催されました。
元FRB議長のバーナンキ氏
インターネットの生みの親であるティム・バーナーズ=リー氏
オバマ政権下で経済の顧問として働いたジーンスパーリング氏
世界的に有名なイーサリアム(Etereum)の開発者であるヴィタリック・ブテリン氏
SBI ripple Asiaの沖田貴史氏
SBIレミット代表取締役の安藤伸生氏
MUFGデジタルイノベーション推進部長の相原寛史氏
など、各界の大御所が登壇し錚々たるメンバーによる会議が行われました。
これ自体はとても凄いことだと感じますが、その内容については期待値を上回るほどの発表がなく、一夜明けてみればリップル(Ripple)の戦略に世界が踊らされたようにも見えます。
結果はどうあれ、今回のSWELL(スウェル)はこれまでの銀行取引をより良くするための会議であり、今後リップル(Ripple)が国際送金の主導権を握っていく可能性が非常に高いという期待がもてるものであったと見ることができるでしょう。
まとめ
☑ SWELL(スウェル)とはリップル(Ripple)社によるカンファレンスのこと
☑ カウントダウンによって価値は急上昇
☑ SEWLL(スウェル)後に元の価値に近い値段に落ち着くが、狙い通り?世界的な知名度は高まった
☑ 今後リップル(Ripple)が、国際送金の主導権を握っていく期待が高まる
written by yuta takahashi
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