イーサリアム(ETH)ロードマップと進捗を徹底解説!主要通貨Ethereumもまだまだ開発中。

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伊藤健次
伊藤健次(@it0ken)です! 今回は、直近のイーサリアム(ETH)ロードマップ、特にハードフォークについてまとめてみました!

イーサリアム(ETH)ハードフォークのロードマップ

仮想通貨には様々な種類があり、かつそれらを保つためには多種多様な技術が行使されています。
今回は、仮想通貨のひとつであるイーサリアム(Ethereum/ETH)とそのハードフォークの歴史について紹介します。

イーサリアム(Ethereum/ETH):アルトコインを代表する仮想通貨の一種であり、国内のほとんどの取引所で取り扱われている人気の通貨です。
ロシア人ヴィタリック・ブテリンが開発し、2014年7月より公開されています。
イーサリアム技術の特徴は、スマートコントラクトの仕組みを有するプラットフォームということです。

「ハードフォーク」を端的に説明すると、仮想通貨の仕組みをアップデートすることです。
ハードフォークの目的は、 仮想通貨を使用している上での不便さを解消する ためです。

これを随時実施していくことでユーザーの声が反映され、より利便性の高い、使いやすい通貨として使用することができます。
仮想通貨の一つであるイーサリアムに限らず、仮想通貨というものはブロックチェーンというデータベースから成り立っています。

このブロックチェーンの仕様を新しくする方法の一つがハードフォークです。
フォークとは、「分岐」という意味を持つ言葉であり、ハードフォークを行うことを仮想通貨が分岐する・分裂すると表現する人もいます。

ここで対比されるのが「ソフトフォーク」と呼ばれる用語です。

ソフトフォーク:ブロックチェーンの仕様の全てを変更して、以前の仕様も使えるようにする方法です。

ブロックチェーンをアップデートする方法は、ハードフォークの他に、もう一つソフトフォークというものがあります。この二つの違いは、旧仕様と新仕様の間で関連性があるのかどうかです。

前者の場合、ハードフォークアップデートをするとき以降から新仕様を採用して旧仕様は無視する方法になっています。
そのため、ハードフォークの前後で仮想通貨のルールが異なり、両者に互換性はなくなります。
新旧で別々の通貨として存在し続けることになり、通貨の価値もそれぞれ異なります。(例:イーサリアムクラシック ETC)

ハードフォークを行うと、それまでのルールが変わってしまい、それまでのルールが使えず通貨の価値も変わるといった様々な変化が現れます。

イーサリアムは、基本的に毎年アップデートがなされる仮想通貨です。
特に、ハードフォークは、EIP(Ethereum Improvement Proposal)に基づいて行われます。

EIPとは、イーサリアムの改善方法が記載された提案書のことであり、続々と更新され実行されます。
また、ハードフォークを行うごとに開発フェーズの呼び名を変えています。

Frontier(フロンティアアップデート)
Homestead(ホームステッドアップデート)
Metropolis(メトロポリスアップデート)
Serenity(セレニティアップデート)

上記①〜④は、過去のEthereumのアップデートについてです。

上記のリンクに飛んでいただけると確認できますが、現在のアップデートについては次項で検証していきます。

Metropolis(メトロポリスアップデート)~コンスタンティノープル~

Ethereum Foundation、Hudson Jamesonのソフトウェア開発者とそのメンバーは、現在第3段階目のMetropolisアップデートを当初計画遂行を予定しておりました。

しかし予定されていたハードフォークが11月のリリースに向けて実行されていましたが、2018.10.13にアップデートのテスト中に起こった “システム内によるバグ”によって開発チームは2019年1月にコンスタンティノープルを延期することを正式決定しました。

それではコンスタンティノープルとは一体なんでしょうか?

コンスタンティノープルのハードフォークには、アップデートを円滑にするための上述記載のEthereum Improvement Proposals(EIP)が関係してきます。

今回のコンスタンティノープルのテーマは「より速く動くこと以上に、より安全に取引されること」の実現に重きを置いています。
開発者が問題を分析している間に、さまざまな改善提案が既に提案されています。
これには、擬似コードを含むEIPの明確な仕様が含まれているのです。

コンスタンティノープル:3回目のハードフォークであるメトロポリスアップデートは、Byzantium(ビザンティウム)とConstantinople(コンスタンティノープル)の2段階に分かれています。
ビザンティウムは2017年10月に実行され、匿名性の強化とPoS移行準備などが行われました。
対してコンスタンティノープルは、簡単に実装できる仕組み作りやマイニング難易度の強化などを目的としています。

また、イーサリアムのマイニング難易度を上げるとともに、マイニング報酬の減少(=市場流通数の減少)を実施します。

イーサリアムは現在2万円代を推移しており、マイナーには苦しい展開が続いています。
ですが現在の年間7%前後のETH発行のインフレを鑑みて発行数を下げていかなければなりません。

発行数を減らすということは、デフレ傾向にシフトします。
つまり、需要 > 供給という形をプロトコル上で生み出すことにより、PoSの攻撃リスクを減らすことができるためイーサリアムの今後を考えるならば発行数を減らしていく必要があります。

引用元:https://coinchoice.net/constantinople-problems-and-progress/

イーサリアム(ETH)考案者ヴィタリック氏、仮想通貨に対する規制と今後の見通しについて言及 "(COIN OTAKU)"

2018.05.30

どの仮想通貨も途上過程にあり、完全体では無いという認識を持っておく必要がある

BTCやイーサリアムなどのメジャー通貨もまだ開発の途中であるということを改めて認識してください。
仮想通貨市場は発表するものが全て正しく進行します。

さらに、メジャー通貨ともなると絶対にその通りできるという謎の信頼があります。

今回の記事のようにイーサリアムでさえ、苦労を重ね実現不可能な壁にぶち当たり技術者が集まり壁を越えていくという地道なアップデートを繰り返しております。

イーサリアムのハードフォークは今後も続いていくことになるので、発展に期待しつつ、情報を得て価格変動にも注意しながら上手に仮想通貨と付き合いましょう。

当然、どこかで実現不可能なこともあるでしょう。
想定外が起こることも考えられます。
必ずすべてが予定通りということはありません。

皆さまの投資活動はベンチャー企業への応援だと思ってください!

スマートコントラクト比較!ネオ vs. イーサリアム vs. ビットコインvs.イオス "(COIN OTAKU)"

2018.03.24