オーストラリア中銀はデジタル豪ドルの必要性を優先視していない!
オーストラリア準備銀行(中央銀行)のバロック氏は、 デジタル豪ドルを作成する必要性を感じていない 、という意思を示しました。
バロック氏はシドニーで開催されたSibos 2018銀行・金融会議で、「デジタル通貨がどのような問題に対処するように設計されているのか検討することに興味がある」と述べてます。
Sibos(サイボス、SWIFT International Banking Operations Seminar)は、国際銀行間通信協会(SWIFT)により毎年開催されている国際会議。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 Sibos(サイボス)
バロック氏は、デジタル通貨が中央銀行に与えると言われている利益の中で、中央銀行によるマイナス金利政策を可能にすることで、「下限」の金融政策問題を技術的に飛躍させる可能性を挙げました。しかし、「それはまだテストされておらず、まったく別のアイデア」と述べています。
中央銀行(もしくは民間銀行)が名目金利をゼロ以下に設定する政策であり、経済を刺激するために行われる非伝統的金融政策である。
デジタル豪ドルの支持者は、現在の支払いシステムが、なぜ分散型台帳の同じ利益を「生み出すことができないのか」を最初に実証しなければならないと話し、
「私はデジタル豪ドルの用途にしっくり来ていない」と述べました。
分散型台帳で国の通貨を発行することによる効率性に関し、バロック氏は「確かに簡素化はされるだろうが、 システム内の他のコストと比べ重要ではない 」と言っています。
暗号資産への賛否あり、反論的な意見も今後の暗号資産の未来には重要!
暗号資産に対するただの反論ではなく、既存社会の プレイヤーが真剣に検討した上で、利用しないという選択を取る理由にはとても価値があります 。
当然、どちらが正しいではなく、どの立場で、どのように感じるのかが必要な情報になります。
オーストラリアの中央銀行は、6月に暗号資産ビットコイン(BTC)を「魅惑的だが非効率的」としていて、独自の暗号資産発行を否定しましたが、
中央銀行の支払い政策の責任者であるトニーリチャード氏は、優先順位は高くはないが、引き続き対応していく、と述べています。
誰に何をしてもらいたいかよりも、情報を吸い上げ、自分がどの立場であるか、どこに共感するか、を見極める材料にしていくべきであります。
新しい技術を活かす未来に向けて色々な角度での見極めを!
今まで腫れものだった市場が受け入れられる時期に時代が追いつきました。
企業が企業の立場での評価を、時には反対・否定的な評価もされていきます。
投資家は ひとつずつの意見に翻弄されるのではなく、常に立場とバランスを考えた上で、自身の意見・判断をし続けて欲しい と思います!
さまざまな意見や評価を取り入れていく中で、自分の意見が途中で変わる事は悪いことではなく、固定概念にとらわれず常に新しい視点でさまざまな意見を見ていってほしいです!
以上、オーストラリアに暗号資産がない理由についてでした!
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本日はオーストラリアに暗号資産がない理由についてまとめていきます!