2022年10月5日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
https://youtu.be/naMW_soXWJY
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー
ポストバイナンスといえる取引所はある?
ウォレットで接続をしてDeFiよりも取引所がいいんだよね、という方はまだ一定数いらっしゃると思いますし、まだそちらの方が多数派かもしれないですね。
ただ、日本人が利用できるのが確定しているサービスの場合、ステーキングは多分ないですし、使える資産運用はレンディング。レンディングとなった時に、どうしてもグローバルの利回りと比較するとちょっと見劣りをするというのがあると思います。
年率5%以下で良いのであれば、実は仮想通貨のレンディングで2〜3%のものは日本の取引所でもちらほらあると思うんですよね。コインチェックの PR のメッセージが届くので見てるんですけど、コインチェックのレンディングは利回りが2%とか3%とかありますよね。
海外取引所からするとちょっと低いなぁという感じになるので、どうしても今の段階だとちょっとグレーゾーンというか、海外取引所を使って資産運用する方が圧倒的に多いと思いますね。
バイナンス JAPAN という形で出ますので、当然バイナンスというのはバイナンスグローバルですね。日本と世界を比較した場合、JAPANというのができると大元だったところはグローバルという表現をするんですけど、バイナンスグローバルの方は十中八九使えなくなるでしょう。
FTXという取引所がまさに全く同じ形で、 FTXで資産運用していた方は、強制的に運用していたもの全部 そのままの運用してない形でFTX JAPANに付け替えしますので、「ご自身で引き出してください」みたいな形になりました。
バイナンスグローバルも、バイナンス JAPAN が来年ぐらいと言われていますけど、出てきた時にはおそらく運用は全部途中でキャンセルされて、日本で上場していないものに関しては全部換金されてバイナンス JAPANに入ってる。あとは日本で使えるやつでどうぞ、という展開になるんじゃないかなと思います。
気をつけないといけないのが、「バイナンスが使えないんだったらこっちで」みたいな流れだったら、特に伊藤に聞かなくても取引所はちょっと調べていただければいっぱいありますので、Gate.ioでもいいですしKuCoinでもいいんです。
ちょっと深読みをしているんですね。何の深読みかというと、「JAPAN」という形でやってうまくいった海外取引所ってあまりなくないですか?OKXもありますしHuobi もありますしFTXもありますけど、コインチェックよりも流動性が高いとか、ビットフライヤーよりもユーザーが使ってるという感じよりも、なんか使ってない感じがしますよね。おそらくバイナンス Japan も、何かすごく良いサービスを引っさげて日本に来るというよりも、法令遵守をしようという感じだと思います。
わざわざですよ、わざわざ売上が下がる話になりません?バイナンスにとってみると。バイナンスさんってギリギリのギリギリまで日本に来なかったんですよ。それはJAPAN にいっても売上が上がらないから、グローバルで騙し騙し使ってもらった方が売り上げが高いわけですね。
「もう無理だ」と思って日本に来てる可能性を深読みしたほうがいい。ということは、バイナンス JAPAN が出たタイミングがもう最後。基本的には他の取引所も全部使えない。全部使えないとなった時に、使えなくなるよりも、ちょっとでも日本のユーザーさんを取り込みたい。日本人って結構アクティブに海外取引所を使ってますので、海外取引所の運営からすると外したくないマーケットなんですよ。
ということは、バイナンス JAPAN ができて、また続く可能性がありますよね。 Gate.io JAPAN、KuCoin JAPAN、なんとかジャパンといってもう無理でも入ってこようとする可能性はあります。それぐらい、もうそろそろグレーゾーンで放置するのは厳しくなるんじゃないかなという思いがバイナンスの方にあれば、もうどこの取引所を使ってもしょうがないわけですね。
基本的には海外取引所ってイタチごっこになる可能性がありますので、DeFiとかの方がまだ長持ちするんじゃないかなと思います。
どうしても取引所がいいという方は行脚をする感じですね。行脚をする場合は日本に入ってこない取引所をずっと使い続ければいいわけです。「なんとかジャパンができます」「じゃあ別のところ」「なんとかジャパンができます」「じゃあ別のところ」という、グルグルするサイクルになってしまうんじゃないかなと思います。
リップル最高値に向けたトレンド転換はいつ?
リップル社が、最近アメリカ当局との関係が改善されてきているニュースをよく見ます。やはり裁判の和解に向けた動きなんでしょうか?リップルグローバルの展開で、これが来ればリップルにとって最高値に向けてのトレ転のタイミングを教えていただけますか?
そうですね、もう完全に裁判が終わりそうな、リップル社にとってポジティブな形で終わりそうな感じがしますね。
最高値が目指せるタイミングとトレンド転換のタイミングはちょっと距離はあるかもしれません。鳴かず飛ばずだったところからパンプじゃなくちゃんとトレンド転換でいうと、早ければ今年の12月ですね。
トレ転しても、そのまま垂直に過去最高値を超えるというわけではないので、いいところ1ドル台を、そこから安定するような感じになると思います。
リップルの高値は1ドルではありませんので、距離はあると思います。そこに対していろんなニュースがあって、トントントンという形で行くと思いますので、まだ年単位での時間はかかると読んだ方がいいかもしれないですね。
トレ転したから2023年には過去最高値超えて、みたいなそこまでシンプルに何でもかんでも上がるようなマーケットではまだないかなと思います。
1ドルがベースになるようなトレンド転換は早ければ今年の年末ですね。遅くとも来年の9月とかまでにはいけるんじゃないかなと思います。
YGGの価格予想は?
YGGの2〜3年後の長期的な視点で見た時の将来価格の予想はどのくらいだとお考えでしょうか?
いろいろ話題のYGGさんですね。知ってる方は多いと思います。ニュースも結構出てますし、資金調達の話が多いですね。
YGGが今0.3ドルで過去最高値が11ドルという形で、ほとんどの銘柄が冬の時代なので鳴かず飛ばずという感じです。過去最高値を超えるか超えないかって結構大事なんですけど、過去最高値11ドルにいつ行くんだろうという形で考えると、まずこのブロックチェーンゲームがマーケットとして成長しないといけないわけですね。いろんな要素が必要です。YGGはYield Guild Gamesですので、ブロックチェーンゲームと一蓮托生です。
ブロックチェーンゲームってどうやって復活してくると思いますか?YGGが一番評価が高かったときってAxie Infinityだったんですよね。Axie Infinityが経済を支えているというか、Axie Infinityが無いと東南アジアのほうは生活ができないくらいのニュースがあったと思うんですけど、そのくらい経済にインパクトのあるゲームが当たり前のように浸透して、しかもそれが一過性のものではないというベースはどうしても必要ですね。
メタバースがブロックチェーンゲームの勢いの部分だと思いますし、いま日本の会社もいろんなロックチェーンゲームをやろうとしてますから、それこそファイナルファンタジーみたいな何かヒット作が出ると、またちょっと変わるような気はしております。
そこまでいった時に高値更新だと思うんですけど、Axie Infinityのインパクトが大きかったですね。ゲームですよ。ゲームで成功しましたじゃなくて、そのゲームが生活基盤になりましたというところまでいったんですよ。ゲームでお仕事してる、稼いでる、要はYouTube ぐらいプラットホームになったわけですね。
遊びでやってるんじゃなくて「職業 YouTuber」 っていうレベルで「職業 ゲームやってる人」っていう形になるぐらい行きましたので、そのレベルにいったら当然過去最高値は超えると思いますけど、まだ見えないですね。
ゲームタイトルもまだないですし、仮にめちゃくちゃ大きなゲームタイトルが出たときに、職業としてやるという文化の手前ですよね。まだゲームユーザーを増やすためのインセンティブとしてのブロックチェーンとかNFTという範囲だと思うので、やっぱりメタバースぐらいまで環境が変わらないとなかなか厳しいかなと思います。
それが2〜3年のうちにメタバースがそこまで行くかという話だと、このブロックチェーン関連のマーケットがもう一度成長するため冬の明けが2024年だと予測してるんですね。止まってた時が2024年からスタートするという形なので、2024年からまた1年ぐらいかけていろんな産業が出るという形になると、2025年にいろんなプロジェクトの結果が出るような感じだと思います。
長期的な目線で2〜3年後がスタート地点だと思った方がいいかもしれないすね。その時のゲームでAxie Infinityを超えるようなものが出てれば当然11ドルを超えるんですけど、伊藤はそういうビックタイトルはちょっと早いかなと思っております。
ブロックチェーンゲームは応援してるんですけどね。先に流行るものがもっと多いかなと思います。DeFiがもう1回ブームになったり、 NFT とかメタバースとか、そういったものの方が先にブームなって、その後にブロックチェーンゲームかなという感じがしますね。
SEC、リップルの次は?
ビットコイン、リップルはSECの呪縛から解放されそうですね。次はイーサリアムがSECに足を引っ張られそうですか?
解放されそうですね!ビットコインが解放されましたと言ってもいいかもしれないですね。SECが「ビットコインをコントロールしない」と言ったと思うので。
次はイーサリアムかということですが、銘柄じゃないんですね。別に足を引っ張ってるわけではなくてちゃんと市場が良くなるようにやってくれているんですが、 PoSですね。ステーキングの足を引っ張ってます。
ステーキング銘柄はステーキングする人に対して義務を課すので、ステーキングはやりたくないという話になってくると思います。物理的にやれない、監視することは業務としてきついという形になるので、軒並みステーキングをしていた取引所が、このSECのニュースが出た時にイーサリアムのステーキングをやめたという判断があるんですね。
イーサリアムだけじゃなくてPoSのステーキングが全部そうですから、PoSのステーキング銘柄が一旦バリデータがめちゃくちゃ減るというリスクがあります。バリデータが減るというのはマイナーが減るみたいな形なので、バリデータが減ったプロジェクトに関しては価格が落ちるかもしれません。
イーサリアムだけじゃなくてPoS系の銘柄、ステーキング関連、全部足引っ張られますという状況です。
Optimismの時価総額はMATICと同程度になる?
optimismなどのロールアップの技術が今後どんどん使われていくと思い、optimismは他のレイヤー2に比べて早く世の中に出た分、優位性もあるかと思っています。質問ですが、OPはMATICと時価総額が同程度になる現実性はありますでしょうか?
十分あります!むしろMATICよりも上に行くんじゃないかなという期待をしております。
技術って、後から出たものが有利だったりしません?ブロックチェーンの世界だけじゃなくて。MATICというのもちょっとこうちぐはぐというか、良い時と悪い時がありましたよね。「このスペックきつくない?」って言ってまた良くなって、今いいタイミングなんですよ。ただやっぱり後付けのアップデートの感じは否めないですね。
今はいいんですけど、ちょっと前はMATICはやばかったんですよ。ブリッジ動かなかったし。そういう不安定さを経験しちゃうと、ちょっとあのMATICは旧技術かという印象になっちゃいますね。
OP とか、これから出てくるアービトラムとかそういったものの方が、時価総額で上位に行くんじゃないかなという気はしますね。
Optimismの見込みは?
ビット、イーサはいい感じで上がってますが、opはは上がってません…。ついて来れないという事は、今後も見込めないという事ですか?
いいえ、ビット、イーサと比較すると OP はかわいそうだと思います(笑)。
まだ OP はリリースしたばかりでDAppsが少ないからですね。ビットは10何年、イーサリアムはもう8年とかやってる感じですね。OP は4ヶ月とかですね。なのでついていけてたら逆にすごいんですけど、本当に今、DAppsを作ってる会社も一緒に OP を盛り上げていこう、みたいな形なので始まったばかりですね。
ついてきてるほうだと僕は思っております。今後は見込めると思ってる派ですので、温かい目で応援をしていただけると良いかなと思います。
メタマスクからスパムメール?
「ウォレットがまだ検証されていません…確認が取れないウォレットは10月9日に全て一時停止されます。」と、メタマスクからメールが来ました。スパムメールだと思いますか?
スパムメールですので気をつけてください!最近流行ってるのはメタマスクからメール、バイナンスからメールですね。リンクにちょっと誤字があるんですよね。
メタマスクは来ないんですけどバイナンスってメールが来ることもあるんですね。強い文章で例えば「この作業をしないとアカウントロックします」とかっていうのは無いんですね。仮にロックされても、ロックされてから対応していいと思います。
大体そういうのってKYCしてないとか、利用規約をもう一度読み込んでくださいという話で、メールの指示に従うんじゃなくてログインした後の画面に同じ注意文出てるんですよ。
メールを見て「あーやらなきゃ」じゃなくて、普段通りログインして普段通り自分のアカウントに行った時に、何かやらないといけないんだったら指示がアラートで出てます。それをやっているのならメールは無視してください。メールがきっかけで何か作業する必要は全くないですね。
放置すると結構そういうことがあります。例えば利用規約のアップデートというのを何回も放置してると、やっぱりそれはロックがかかります。「利用規約は必ず見てね」ってログインした後の画面に出てきますので、それはもうログインしましょうという話ですね。
メタマスクは無いです。利用規約があるわけでもないですし、何かしないと駄目ですということはメタマスクには関しては無いので、普通に無視してください。
フレアトークンは日本でも配布される?
フレアトークン、日本でも10月中旬に配布されるんですか?
10月の情報で、グローバルでは配布をそろそろしますという話になっていて、これは9月30日に発表された内容なので取引所もすぐに対応できていないかもしれないですね。
具体的に日付を述べている取引所がないので、今回ニュースが出て、それを受けて社内で色々考え、10月中にいつ配布という話が出ると思います。
基本的にはグローバルで配布が進むのであれば、日本も最近はそこまでずれないように歩みは揃えていると思います。例えばあのイーサリアムのハードフォークのコインでイーサリアム Pow ってありましたけど、イーサリアム Pow もグローバルとのズレでいうと一ヶ月もズレてないですね。
1週間とか2週間とかズレますけど、それぐらいの時間ズレで日本も対応してくれるんじゃないかなと思います。取引所の正式発表を待ってみてください。
有価証券になった仮想通貨の米国での取り扱いはどうなる?
SECがビットコイン以外は有価証券だとまた言ったようですが、有価証券になった場合FTXなどのCEXなどでは取り扱いができなくなる。そうなると、アメリカではそれらのコインはどこで取り扱われるようになるんでしょうか?
「ほとんど」ですね。ビットコインとリップルは違うと断言して、「その他の仮想通貨はほとんど有価証券だ」と言いましたね。断定的に言ったわけではないですね。
有価証券の仮想通貨になった場合、一つは取引所のライセンスは有価証券が取り扱えないので、一旦全部排除になります。全部といってもPoS銘柄でくると思います。承認アルゴリズムがPoSじゃない場合は有価証券じゃないといっていけると思います。
ただ主力銘柄はPoSですから、取引所は対応する方向に行くと思います。ライセンスを取るなり何かするという感じですね。
日本はまたルールが違うんですよ。アメリカで決まった法律がそのまま日本に来る可能性もあるんですけど、一応日本は有価証券じゃないというスタンスになって今のままの取り扱いになっております。
アメリカのSECがこの業界を揺さぶるような動きひたすらやっておりますけど、また年単位であーでもないこーでもないという議論の中心になるような気がしますね。
ビットコインは上がる?
BTCは、上がりますか?
長期的な目線でいったら普通に上がります。
いろんな市場のネガティブありますよね。仮想通貨のネガティブじゃなくて経済のネガティブがありますけど、経済のネガティブに対してビットコインは底強いと思いません?もう底値なんだなーという印象で、そこから上がりそうな気がします。
仮想通貨どうのこうのじゃなくて経済が悪すぎますね。イングランド銀行とかクレディスイスとか、リーマンショックみたいなのが起きそうなんですよね、世界中で。こればっかりは巻き込まれる可能性もありますから、楽観視しすぎないようにしてください。
本当に金融の世界は混乱してますけど、2023年をどこもデフォルトせずに行けたら超えたと言えるんですが、ちょっとここ半年はおっかなびっくりやった方がいいと思います。
リップル略式裁判の判決はいつ?
リップルは略式裁判になると、判決はここから1年とかになりますか?
12月22日じゃなかったでしたっけ?全部の情報出回るのが。略式が長引いてもしょうがないので、多分年明け早々には出ると思います。3ヶ月後ぐらいですね。
マイイーサウォレットにログインできない!
マイイーサウォレットにログイン出来ないなんて事ありますか?普段、秘密鍵でログインしてました。
あります!秘密鍵のログインをやめようという文化ですね。秘密鍵があるのであればニーモニックコードも持っていると思うので、一旦マイイーサウォレットのUIを使うのをやめていただいて、別のイーサリアムウォレットでインポートするなり、ニーモニックコードで復活させるなりしていただいた方がいいと思います。
マイイーサウォレットって昔からのものなので、いろんなログインの仕方ができるんですけど、当時のログインの仕方はセキュリティが弱いんですよ。マイイーサウォレットぐらいですよ秘密鍵でログインするとか。危なっかしいのでもうやめたほうがいいかなと思います。
秘密鍵でインポートしていただいて、インポートした後はID パスワードでログインしていただいて、端末依存でセキュリティありますのでメタマスクでもいいですしトラストウォレットでもいいですし、色んなウォレットで使っていただいた方がいいと思います。
リップル裁判解決後の価格予想は?
リップル裁判解決した際の価格予想お願いします!
解決したら1ドルから1.5ドルですね。瞬間的です。ただ1.5ドルより上は予測していないです。
結構取れますよね。わずか3ヶ月でそのぐらい取れるんだったら、僕はいいんじゃないかなと思ってただ今リップラーをやっております。
海外取引所が使えなくなったら、マイナーコインはどうしたらいい?
海外取引所で取引ができなくなった場合、マイナーなコインの保有についてはどのようにすればいいのでしょうか?メタマスクやハードウォレットも対応していない場合は海外の取引所にそのままおいて置くしかないのでしょうか?
もう今の段階で持たない方がいいかもしれないですね。マイナー度にもよりますね。
メタマスクやウォレットに対応していないマイナーなコインって、目的が何でしょうという感じになりますね。例えばまともなプロジェクトの場合、ラップドコインが市場である程度流動性が高く流通しておりますので、そのプロジェクトを推進しているのであればラップドのトークンがないかどうか確認してみてください。そちらで一対一で公式で流動性を提供してくれている場合があります。
そういうのはないんですという場合は、独自ブロックチェーンで特定の取引所だけで何かやってるという形になりますので、ちょっと今のスタンダードじゃないって感じがしますね。
独自ウォレットをさすがに作っていると思うので、独自ウォレットをインストールして個別管理をしていただくという形ですかね。
独自ウォレットがなければ、そのコミュニティに行って「日本人なんです、これから規制されるからこの取引所使えません、皆さんどうやって保管しているんですか」みたいな話で、ウォレットを作れと暗にプロジェクト側に言うようなアプローチをしていただくといいと思います。これがそのプロジェクトの価値を広げる行為にもなるので、全然やっていただいていいって感じですね。
ビットコインの今後の値動きは?
ビットコインの今後の値動きについて教えて頂けたら幸いです。
2022年、もう2ヶ月ぐらいですけど、特に何も動かないかなちいう予測をしております。
景気後退というリスクがあるんですけど、今景気とビットコインが紐づいてますよね。「景気後退したらビットコイン下がっちゃいますよね、下がった時に買ってもいいですか?」みたいな方もいらっしゃるんですけど、下がらない可能性もあるんですね。
先程も言いましたけど、底がすごく硬くて、株式と連動してるわりに株式の方が下落しているというケースもあるんですよね。ビットコインってやっぱりそこは分散化されているので底強いんじゃないかなと個人的には見ています。
もちろんそれでも割る事ってあると思うんですね。リーマンショックとか、どこかの国メガバンクが潰れたということがあればそうなっちゃうんですけど、今の状況が続くぐらいであればビットコインは今が底値で、2022年微増ぐらいで終わって、来年のマーケットで1月早々に上昇に転換して2023年はビットコインは 面白いんじゃないかなと思っています。
XRPはCBDCなどで本当に使われる?
伊藤さんに本気の質問なんですが、XRPは今後は銀行間やCBDCなどで本当に使われると思いますでしょうか?やはり、噂だけで厳しいですか?
実際に使われていますよ。使われているんですけど、ボリュームだったりとか採用されているシェア率がどこまで広がるかですね。
全く実績がないわけではなく実績はあります。そこそこあります。そこそこだと基本的にはあくまでいちプロジェクト・いち企業みたいな形になりますけど、そうじゃないですよね。リップルの構想というのは世の中の送金の仕組みを変えるんだという構想でやっておりますので、出てまだ道半ばという形ですね。
リップル自体はCBDCをはじめとした国際送金のシステムの会社としてはかなり良いポジションにいるというかトップクラスですね。リップルがそうなる可能性があるという状況だと思います。
投資家さんとかインターネット上の噂ですけど、会社としてはめちゃくちゃ真剣に、前にずっと進んでいます。ネガティブニュースの方が広がりやすいのでその印象ばっかりですけど、リップルの公式サイトを見ていただければわかるんですけど、いろんな国の交渉もしてますし、サービスリリースして企業のコラボもどんどん進んでいるので、これは企業としてはすごく前に進んでいるんじゃないかなと思います。
スウェルでリップル裁判について発表する?
今年のスウェルは、裁判などの結果を発表する可能性ありますか?
スウェルって元々リップルの国際会議ですけど、スウェルの前は上がるとか後はどうだとかありましたけど、もう1回2回ぐらい何もなくて無風だったからもうあまり見ていないですね、日本のリップラーの人達も。
今年のスウェルだったら、裁判の話は言えないと思います。まだ真っ最中ですからね。わざわざその PR をしないと思いますけどね。「このSECに勝ったんだ俺たちは」みたいなことをやってもしょうがないので、粛々とビジネスの話をされるんだと思います。
ポジティブな時には何かサプライズをやって欲しいですね。何回かスウェルでサプライズありましたよね、元大統領が来て話をするとか。
そういうサプライズに市場は本当に影響しますので、そういうのをうまく使って欲しいですね。
イーサリアムはOS?
イーサリアムってWindowsみたいなOSのことですか?
ちょっと炎上した 「Web 3の簡単ななんちゃら」という教科書みたいなやつがありましたけど、「イーサリアムは OS です」みたいに書いてあったかな?「そんなわけないじゃん」って炎上してましたね。
イーサリアムはなんでもかんでもこなせる魔法の技術ではなくて、インターネット上の信用をとるためのコストってありますよね。例えばネット上の Twitter とかで秘密の話をしようとか、重要なビジネスの話をしようとなった時に、通常オンラインだけで顔も見ていない状態で何か契約することもないですし、お金を送るということもないと思うんですけど、その信用をするためのコストがめちゃくちゃ下がったのがブロックチェーンの登場のおかげです。だから知らない人、初めての人でもどこの国の人でもやり取りができるという状況になります。
そのブロックチェーンをさらにビジネスのシーンで使えるようにしたのがイーサリアムだと思っていただいていいと思います。
僕も昭和の人間ですから、会わないとわからない、紙に書かないとダメとか、いろんな仕事のやり方ってテクノロジーの発展とともにどんどん出てきたと思うんですよ。今DAOというのがすごく面白くて、DAOで仕事してるとかDAOでプロジェクトをやった時に絶対に言うのが「誰かわからない」という。
アカウントは分かるんですよ。例えば僕は匿名でやっていないので「コインオタクの伊藤です」でSNSやってるので、これはただ単にオフラインの信用をそのまま持ってきただけなんですが、皆さん匿名でやられるじゃないですか。
匿名でやっていいんですよ。匿名は卑怯だとか何もないんですよ。なぜなら匿名でもその人の信用というのがちゃんとネット上でも刻まれる時代になっておりますので。
そうなってくると、たぶん年配の方は Twitter で話した人にお金を投げたら「騙されてるよ!」って言いたくなるんですけど、5年後とかには若い世代やテクノロジーを使っている子達は「ブロックチェーンだから騙されてるわけなくない?」「別にこれ普通じゃない、だってあの人もブロックチェーン知ってるし」というような時代になると思います。
こちらからすると「そういうの信用できるんだ、すごい」「技術ってここまで行ったんだ」みたいな感じになると思います。それがイーサリアムです。
ブロックチェーンはいろんなものがあって、イーサリアムだけの専売特許じゃなくイーサリアムはその中でも一番規模がでかいと思ってください。
アスターの価格は?
アスターの価格、2025年には1ドルいきそうですか?
アスターはステーキングしたときに思ったんですけど、分散していないというか開発者がそんなに多くないのかな、という見え方をしていて、2025年に1ドル行くのであれば、少なからず皆さんが当たり前のようにアスターのDAppsを使っているぐらいな感じだと思います。
ただそれがまだ見えていないので、行くかどうかでいったら、2年だったら可能性はあります。アスターが上がる手前でポルカドットが先に評価されると思います。2024年のポルカドットがアスターのプレみたいな感じで、ポルカドットがここまで行くんだったらアスターもここまで行くみたいな、連動すると思うんですよ。
ポルカドットの2024年の価格を見ていただいて、その翌年のアスターの期待をちょっと見ていただけるといいかなと思います。
個人的には結構長引いちゃってるなという感じはします。あとポルカドット系は使うのに苦労したので、僕はしばらく使わないかなーって感じですね。
Gate.ioのフェイクサイトでログインしちゃった!
Gate.ioをクリックしてしまいました。公式のフェイクページでログインしてしまいました。
ウォレットのフェイクページとかは資金取られちゃいますけど、取引所のフェイクページってたぶんログインIDとパスワードが取られるだけですよね。
二段階認証を取られないと思いますし、ID・パスをとられたぐらいだったら、公式の方のID・パスはやっぱり変えていただいて、セキュリティ高めていただいてって感じですかね。
気づいた時に「あっ」てなることありますよね。一旦そこからあまりガチャガチャ押したりとかしなければ大丈夫だと思うんですけど、取引所のログインだったらログイン情報取られるぐらいだと思いますけどね。
$VELOの将来性は?
Velodomeの$VELOは将来性ありそうでしょうか?ガチホするつもりです。
これは伊藤も結構運用しているほうなんですよ。伊藤もかなり期待しております。直近の価格の動きも悪くないですね。これはのオプティミズムのDeFiなんですけど、結構面白いです。まだまだ始まったばかりなので1年ぐらいは見てみようかなと思います。
有価証券になれるのはどんな銘柄?
CEX側の対応はわかったんですが、コイン側にもきっと上場する条件が出ると思うのですが、どの辺の銘柄なら有価証券になれると思いますか?
セキュリティトークンのプラットホームもありますし、いわゆる ST という表現になるんですけど、それは有価証券トークンの話なんですよ。
ただやっぱり発行母体がライセンスを取るという形になりますので、ブロックチェーンとか分散型の思想になっているプロジェクトはちょっときついと思います。会社があって、アメリカに本社があって、金融ライセンス取りますみたいなところですね。「これは株なんです」みたいな。
この事業と連動する配当型のトークンです、みたいなことをやってるプロジェクトは綺麗に有価証券のライセンスが取れると思いますけど、アメリカに本社がないとか仮想通貨らしく運営がいなくて皆さんがガバナンストークンを持ってます、みたいなものはライセンスの取りようがないので、そういったものは有価証券にはなれないと思います。
仮想通貨の税金の計算はどうしてる?
伊藤さんは仮想通貨の税金はどのように計算されていますか?税理士さんにお任せしているのでしょうか。色々な計算ツールがでていますが、結局手動で計算しなければいけない部分が多く今年度どうしようかなと迷っています。
税理士さんにお任せしています!
税理士さんにぶん投げると税理士さんも結局計算をすることになります。税理士さんもリスクを取りたく無いので高めに計算する税理士さんは結構いらっしゃると思います。
伊藤は税理士さんとのリスクを半々にしようと思っていて、「このトークンの平均取得単価はこれで計算してください」みたいに自分の責任で持ってっちゃってますね。「調べたらわかるじゃないですか、調べといてくださいよ」とやると計算ボリュームが増えるだけなので嫌がられるというか。
しかもそれが間違っていたら「なんで間違えるんですか、プロでしょ」みたいな詰められ方をしたくないから、基本的には平均所得よりも高めになります。
間違えないようにしようというと高くなってくるんですよね。納税額は上がっていくわけですね。という風になれば、やっぱり税理士さんとちゃんと話をして、取得単価とか換金単価に関しては僕が「これでお願いしますね」とやると、両方向の良いコミュニケーションが取れると思いますし、税理士さんの性格というのも影響すると思います。
放置したCRV、出金した方がいい?
Curve DAO Tokenステーキング放置してました。出金した方が良いでしょうか?
まだCRVに関しては大丈夫だと思います。もちろんの価格の乱高下がありますので、もうこれぐらいだったら損切りしようというところがあれば引き出していただいてもいいんですけども、特にCRV が悪いとかそういったニュースがあるわけではないので、できるうちはそのままずっとステーキングとか資産運用とかして頂いていいかなと思います。
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バイナンスが日本に取引所を設置するらしいですね。そうなると、今までのバイナンスのサービスが受けられなくなると思います。取引所でバイナンスのような様々な資産運用のサービスを受けたい場合、ポストバイナンスはどこになりますか?もうCEXでの資産運用を諦めてDEXに特化しないといけないでしょうかね?