仮想通貨

リップル(Ripple、XRP)史上最高値更新！55円まで急騰した理由とは？

2017.12.13

リップル(Ripple、XRP)史上最高値更新！

2017年5月に50円台をタッチして以降、20円台～40円台を行ったり来たりしていた XRP価格が、12月13日に前日比80％を超え、史上最高値を更新する55円台を記録しました。

リップル(Ripple、XRP)価格急騰に沸くリップラー達

Coincheck（コインチェック）銘柄が高値を更新していく中、XRPは半年以上もレンジ相場を続けていたため、半年間保有していた「リップラー（XRPファン）」が沸いています。
リップラーには著名人も多く、与沢翼氏、北尾吉孝氏など、XRPの価格高騰についてTwitterで喜びをツイートしています。 https://twitter.com/yoshitaka_kitao/status/940785785925709829?id=392
https://twitter.com/tsubasa_yozawa/status/940817642725822467?id=393
https://twitter.com/BK_Black_white/status/940857775147675650?id=394
SBI代表取締役執行役員社長の北尾吉孝氏はXRP信者として知られ、7月27日に行われた2018年3月期第1四半期 SBIホールディングス(株)決算説明会にて、リップル(Ripple、XRP)のテクノロジーの将来性を語っていました。
https://youtu.be/nafc73nTeMA
リップル(ripple)と関係の深いSBIレミット（SBI Remit)の解説
 SBIホールディングス北尾吉孝会長のリップル発言まとめ

リップル(Ripple、XRP)価格急騰の理由は？

55億XRPロックアップ

XRPの価格急騰は、12月7日に55億XRPをエクスクローにロックアップして動かせないようにしました。XRPのリスクとして、リップル社が全体の60％程XRPを保有しているため、 XRP価格操作のリスクが懸念されていたのが緩和されました。 https://ripple.com/jp/insights/ripple-escrows-55-billion-xrp-for-supply-predictability/

日韓メガバンク含めたXRP送金テスト開始

12月12日に日経新聞で三井住友銀行等がXRPを利用した送金テストを開始と報じました。

三井住友銀行やりそな銀行など37の金融機関が、米リップル社の技術を活用し韓国の大手銀行２行と15日から送金実験を始める。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24535220S7A211C1EE9000/

12月15日（金）に大きな発表が！？

リップル社のDavid Schwartz氏が「XRP CHAT」リップル掲示板で次の金曜日（12月15日）に「ムーン」（価格の急騰）があると返答しています。David氏は、掲示板内で重要な発表をしたりと、影響力のある人物の一人のため、非常に大きな注目が集まりました。
その後、David Schwartz市はその後にツイッターで、 12月15日の発表はジョークであったとTwitterで弁解しています。このようなジョークが価格高騰に走らせた可能性もあるでしょう。

The mention of 5PM Friday was a joke. Someone said, “when moon” knowing that price predictions are one of the few things I never do. I responded, “Frdiay, 5PM Pacific”. It was clearly a joke.

— David Schwartz (@JoelKatz) 2017年12月11日

内外為替一元化コンソーシアム

24時間リアルタイムでの送金インフラを構築するプロジェクトで、三井住友銀行はじめ、100社近い銀行がプロジェクトに参加しています。
SBI Ripple Asiaを中心として活動する、内外為替一元化コンソーシアムが、リップル社技術を利用する準備が整ったことを発表しました。
http://www.livebitcoinnews.com/japan-bank-consortium-deems-ripple-technology-production-ready/
リップル(ripple)の「内外為替一元化コンソーシアム」プロジェクト

XRPの高値更新は、長い期間を要したため、今後の動きが気になるところです。歴史から学ぶのであれば、再度20円台まで落ち込み、リップラーをやきもきさせることでしょう。しかし、リップル社は既に100社以上の銀行と提携しており、送金テストも本格的に行われ始めています。暗号資産へ投資している著名人をも巻き込んだリップル、XRPの誘惑は、この人気投票的に価格が乱高下する市場で、右肩上がりを保っていく可能性は大いにあるでしょう。