リップル(Ripple)とビットコイン(Bitcoin)の違い
ビットコイン(Bitcoin)以外にも多くの暗号資産が存在します。
その違いについて、初心者でも分かりやすいように比較・解説していきたいと思います。
リップル(Ripple)ビットコイン(Bitcoin)比較表
名称 | ビットコイン | リップル |
---|---|---|
主な用途 | 決済 | プラットフォーム |
仮想通貨単位 | BTC | XRP |
発行枚数 | 2,100万BTC | 1,000億XRP |
考案者 | サトシ・ナカモト | ライアン・ファガー |
開始年月 | 2009年1月 | 2013年9月 |
管理者 | 不在 | 不在 |
開発者 | ビットコインコア | リップル社 |
ブロック | PoW | PoC |
ブロック生成時間 | 約10分 | 約2.5秒 |
スマートコントラクト | なし | あり |
リップル(Ripple)ビットコイン(Bitcoin)スペック比較
リップル(Ripple)考案者はライアン・ファガー
ビットコイン(Bitcoin)はsatoshi nakamotoという架空の人物(別の名前で実在します)が考案しましたが、 リップル(Ripple)の考案者は実際に存在します 。
ライアン・ファガー(Ryan Fugger)という人物が、2004年にRipplepayを考案。その後2005年にRipplePay.comが始動します。
リップル(Ripple)開発者はリップル(Ripple)社
2012年にOpenCoin Inc.(後のリップル(Ripple)社)を設立し、Ryan Fuggerが指揮権を譲渡。
Mt.Gox創業者であるJed McCalebやリップル(Ripple)のCEOを務めるChris Larsenらと共に開発を進めます。
ビットコイン(Bitcoin)と比較し大きく異なる部分として、 リップル社(Ripple Labs,INC.)が開発し、運営をしている ということが挙げられます。
ビットコイン(Bitcoin)は開発者はいるものの運営団体は存在しません。
リップル(Ripple)は運営団体が存在するものの、ビットコイン(Bitcoin)同様の非中央集権型を取っているところが特徴です。
リップル(Ripple)の発行上限枚数は1,000億XRP
ビットコイン(Bitcoin)の総発行数が2,100万BTCであるのに対し、 リップル(Ripple)は1,000億XRP です。
一見総発行数は約5,000倍違うかのように見えますが、小数点以下の桁数が違うため実際はそこまで大差ありません。
名称 | 最小単位 | 最小桁数 |
---|---|---|
ビットコイン | 1satoshi | 0.00000001BTC |
リップル | 1drop | 0.000001XRP |
リップル(ripple)とXRPの違いを解説
リップル(Ripple)のブロックの生成形式はPoC(Ploof of Consensus)
リップル(Ripple)はPoC(Ploof of Consensus/プルーフオブコンセンサス)という形式を取っています。
直訳すると「合意による証明」という意味。
ネットワーク内に存在する「承認者」の合意を経て取引を完了し、ブロックを生成します 。
リップル(ripple)のPoC(Proof of Consensus)とは?
リップル(Ripple)のブロックの生成時間は2.5秒
ビットコイン(Bitcoin)が10分に1度ブロックを生成するのに対し、 リップル(Ripple)は約2.5秒で1度ブロックを生成することが可能 です。
これにより、ビットコイン(Bitcoin)より速い取引を行うことができます。
リップル(Ripple)の特徴はブリッジ通貨としての役目
リップル(Ripple)の最大の特徴は、使用目的が明確に決まっていること。
ビットコイン(Bitcoin)は、現状では投資商材として存在していたり、モノの売買などに使用します。
しかし リップル(Ripple)はあくまでもブリッジ通貨として存在し、送金手数料として使用 されます。
また、送金する毎にリップル(Ripple)の総量は減少していくことも特徴であると言えるでしょう。
リップル(ripple)のInter Ledger Protocol(ILP)技術
リップル(Ripple)の利用目的と今後の可能性
リップル(Ripple)の用途は送金手数料の代わり
一言で表現するならば、 ビットコイン(Bitcoin)は「決済通貨」であり、リップル(Ripple)は「ブリッジ通貨」である と言えます。
ビットコイン(Bitcoin)はその通貨の価値をもってモノと交換することができます。
リップル(Ripple)に於いては、送金時に発生する送金手数料の代わりとして利用することが可能です。
リップル(ripple)は暗号資産とは違う特徴
リップル(Ripple)を支持する団体は主に金融機関
各国の大手金融機関を中心に支持 を集めており、日本でも東京三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行などを筆頭に61行が支持。それ以外にもgoogleやビルゲイツの財団などからも厚い支持を集めています。
リップル(ripple)の「内外為替一元化コンソーシアム」プロジェクト
リップル(ripple)を採用する国内金融機関まとめ
リップル(ripple)を採用する国外金融機関まとめ
リップル(Ripple)は各プロダクト実装により進化を遂げる
リップル(Ripple)には 4つのプロダクト があり、そのプロダクトがリップル(Ripple)の進化を支えています。
既に実用化が進んでおり、実用の輪が広がるのも時間の問題であると言えるでしょう。
リップル(ripple)のプロダクトripplenetを解説
リップル(ripple)のプロダクトxViaを解説
リップル(ripple)のプロダクトxRapidを解説
リップル(ripple)のプロダクトXCURRENTを解説
リップル(Ripple)の今後の可能性は計り知れない
リップル(Ripple)を広めていこうという動きは、既に全世界で拡散されています。
特に、国の中心機関のひとつである金融機関をバックにしている部分は他の暗号資産と比較しても圧倒的に強く、今後の可能性は計り知れないということは想像に難しくないでしょう。
ビットコイン(Bitcoin)の価格変動に釣られることなく独自の地位を確立しつつあるリップル(Ripple)は、今後の暗号資産市場でも重要なポジションとして成長していくことが予想されます。
5分で分かる初心者のためのリップル(Ripple)入門ガイド
リップル(Ripple)が買える取引所
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