AI開発一時停止を求める公開書簡:マスク氏ら1000人超が社会リスク指摘
イーロン・マスク氏らAI専門家や業界幹部は、AIシステム開発を6カ月間停止するよう公開書簡で呼びかけました。彼らは、社会にリスクをもたらす可能性があるため、安全性に関する共通規範を確立する必要があると主張しています。公開書簡は非営利団体FLIが発表し、1000人以上が署名。独立した有識者が先端AI開発の安全性に関する共通規範を策定・実行・検証するまで、AI開発を停止するよう求めています。しかし、オープンAIのサム・アルトマンCEOやアルファベットのスンダー・ピチャイCEO、マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは書簡に署名していない。
REUTERS
AI開発一時停止の衝撃、ChatGPTで日本も変わる? 専門家は困惑
AI(人工知能)技術の開発を一時停止するという発表が、人工知能(AI)や生命科学の分野を研究する非営利団体「Future of Life Institute(FLI)」から発表されました。
この発表には、イーロン・マスク氏をはじめとする1000人以上の業界の専門家たちが賛同しています。
事件の発端となったChatGPTを開発したOpen AIは、コメントを控えています。
AIに問題があるわけではなく、AIがあまりにも優れているために一時停止することが目的だとされています。
理由は、既存の人間社会を破壊する可能性があるからです。
日本でもChatGPTを使いこなせないと置いてかれるぞ!とみんなこぞってAIの話ばかりをしております。
実際にAIがどれだけ社会を混乱させるのか解説します。
初心者の方にも分かりやすく説明すると、AI開発の停止は多くの意味を持っています。
特にAIに触れていない人にとっては、良いニュースとも言えるでしょう。
もともと存在しなかった技術なので、利点も欠点もないと思われがちですが、一般の人々はAIの利益よりもその悪影響を受けているのです。
AIの誕生によって多くの人が犠牲になっています。AIに職業が奪われるという生半可な話ではありません。AIを使っている人だけが評価され、一般の方の努力は無価値化していきます。
最も分かりやすい例はドラえもんです。
ドラえもんを使うのび太君に勝てると思いますか?
努力が足りないのび太君は、自身の成長がほとんど見られません。映画では活躍していますが。大体の成果はドラえもんの存在によって成されております。
ドラえもんがいれば、誰でも無敵になるでしょう。今回のAIの開発を一時止めるという話はドラえもんを使わないようにするという動きです。
理由はドラえもんがみんなに行き渡っておらず、使える人がごく一部に限られているからです。
AIってそんなに優秀なの?と感じる方はまだ規制されていないのでAIを触ってみてください。
音楽の才能がない人でもヒット曲を作れますし、絵を描いたことない方が絵画でも漫画でも描くことができます。
プログラムの知識がない方がアプリ開発もできるし、小学生が投資家になって最高のパフォーマンスを叩き出すこともできます。
もうすでにドラえもんが開発されているということです。
問題は、AIを使う側の人間の能力による影響がほとんどないことです。何もできなくても問題ありません。AIがすべてをやってくれます。
AIがなくなると、元の無価値な人間に戻ってしまいます。これは資本主義を崩壊させる可能性があります。
世界に価値を提供するために勉強し、資格を取得し、能力を磨く人々。信頼できる通貨の仕組みを通じて価値の交換を行い、創造的な活動に従事する人々。これらの複雑な絡み合いが経済を作り上げています。
これがAIの登場で壊れるかもしれません。
今後、AIが社会に浸透するためにはいくつかの方法があります。
ひとつは、すべての人間がAIを使うことです。
もうひとつは、資本主義を捨て、生産活動の大部分をAIに任せることです。
どちらも夢のように聞こえるかもしれませんが、6ヶ月後にはこの決断を下す予定です。
シンギュラリティは2023年に到来し、人類は混乱し、労働やお金から解放されるかもしれません。
せっかく稼いだんですけど法定通貨の価値が無価値化しそうですね(笑)
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