【伊藤が解説】日本のNFT市場とWEB3.0:圧倒的な有利性とその未来

NFT化ポケモンカードの証券認識、SECは慎重な対応を選ぶ

米国下院金融サービス委員会がゲーリー・ゲンスラーSEC委員長を公聴会に招待し、彼の「デジタル資産エコシステムへのアプローチ」について質問しました。
公聴会の前に、共和党の委員たちはゲンスラー氏に対して、SECのアプローチに対する懸念を伝える書簡を送りました。

リッチー・トーレス議員は、ゲンスラー氏の「投資契約」に関する見解があいまいであると指摘しました。
特に、トークン化されたポケモンカードが証券として扱われるべきかという質問に対し、ゲンスラー氏は明確な答えを避けました。

公聴会の後、トーレス議員はゲンスラー氏の回答に対する不満を表明しました。
実際、トークン化されたポケモンカードはすでに存在し、いくつかのプラットフォームでは非代替性トークン(NFT)として取引されています。

米公聴会「トークン化されたポケモンカードは証券か?」ゲンスラーSEC委員長は答え示さず

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日本のNFT市場とWEB3.0:圧倒的な有利性とその未来

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、伊藤が解説します。

WEB3.0の米国での停滞は、主に政府の曖昧な態度に起因しています。
国際的な機関は、世界共通のルール基盤を整え始めていますが、実現にはまだ時間がかかると予想されます。

この中で、いま日本が有利な状況にある理由を解説します。

2016年、日本は仮想通貨ビジネスを解禁しました。そして、正式なライセンス付与が開始されました。
2018年には、取引所のハッキング事件を受けて厳格な規制が導入されましたが、市場が拡大するにつれて、毎年段階的な緩和が推奨されています。
2023年現在、WEB3.0ビジネスを行う上で、日本は世界で最も環境の整った国となっています。

もちろん、まだ日本の規制が厳しすぎると感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、いつまでも黎明期の新興国で事業を続けるわけにはいきません。
産業として拡大するためには、ある程度のリソースを利用できる国でのビジネスが必要です。
先進国だけで比較すると、日本は圧倒的に有利な立場にあります。

先進国、特に米国をはじめとする国々は、仮想通貨に関する問題で規制の真っ只中にあります。
各国は、日本が2018年に経験した同様の状況を経験しています。

今回取り上げたニュースは、NFTが有価証券かどうかについての議論ですが、世界的な基準によれば、NFTは有価証券ではありません。
日本ではNFTに対する明確なルールが既に存在しており、尋ねられたほとんどの人は、それらが有価証券ではないと結論付けるでしょう。
米国は国際的にそれが有価証券ではないことを理解しながらも、SECは「まだ決まっていない」と述べています。

NFTはWEB3.0市場の主力であり、絵画やゲームだけでなく、不動産、動産、さまざまなRWA(実質資産)をデータに変換できる市場です。
米国がこの市場に遅れて参入をするということは、日本に非常に強力な優位性を与えています。

いま大切なのは、日本がWEB3.0産業でどれだけのシェアを取れるかです。
日本は、これまで海外で流行しているものを取り入れてきました。その影響からか世界で流行っていないと不安になるようです。
WEB3.0では、日本発の多くの産業が生まれるでしょう。
私は、2017年に持っていた勢いを日本が取り戻せることを願っています。

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この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

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