リップル(Ripple:XRP)を発行企業を紐解く
社名:リップル株式会社
URL:https://ripple.com/
キャッチフレーズ:Help Us Transform Payments(送金分野で革新を起こす)
Ripple(リップル)は、2004年にRyan Fuggerによって考案された決済プロトコルです。ビットコイン取引所のマウゴックス(Mt.Gox)の創業者として知られる Jed McCaleb は、Ryan Fuggerの合意の基、2011年にビットコインの仕組みを応用し、Ripple(リップル)の仕組みを開発したのです。 そして、2012年にリップル社が設立されました。
社名 | Ripple Inc. |
本社所在地 | 315 モントゴメリー St, 2nd Floor サンフランシスコ, カリフォルニア 94104, USA |
設立 | 2012年 |
業種 | 情報・通信業 |
代表者 | ブラッド・ガーリングハウス |
Ripple 考案者 | ライアンフラガー |
外部リンク | https://ripple.com/ |
・Ripple(リップル)の暗号資産XRP
Ripple(リップル)は、暗号資産XRPの生みの親で、XRPの時価総額は2017年現在、約1兆円で、ビットコインとイーサリアムとについで、3位の規模となっています。
・Ripple(リップル)へ出資している代表企業
日本のメガバンクだけでなく、SoftBank、マイクロソフト、AppleなどのIT系企業が名を連ねています。これまで海外送金に多額のリソースを割いてきた企業は、こぞってRipple(XRP)テクノロジーの利用機会を伺っているのです。
・Ripple(リップル)の提携先企業
現在100以上の金融機関がリップル(Ripple)と提携しいます。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチやカナダロイヤル銀行海外メガバンク6行がRippleを利用するインターバンクグループを結成しています。
日本の銀行でも42行がRippleを利用した為替一元化のためのコンソーシアムを設立しており、これから広がっていくものと思われます。
R3 とコンソーシアムメンバーの12行が Ripple の暗号資産 XRPを利用したインターバンクにおけるクロスボーダー決済の検証を実施中であることを発表しました。
・リップル社の経営陣
リップル社CEOのクリス・ラーセン氏が、2017年1月1日をもって社長職を退任し、後任に元COO(Chief Operating Officer)のブラッド・ガーリングハウス氏が指名されました。彼は元々ヤフーとAOLの重役で、「Yahooはパンに塗ったピーナッツバターのように、リソースを薄く広げているだけだ」と警告するピーナッツバターマニフェストを書いたことでもよく知られている。
Ripple社の取締役会会長は「クリス・ラーセン」(上段左)、彼は元リップル社CEOでもありました。元々ProsperとE-LOANの最高経営責任者(CEO)を兼任していたようです。その他には、スタンフォード大学ビジネススクールの経済学教授、金融エキスパート、戦略コンサルタント、等。また、「日本を変える100人」の一人として選ばれた沖田隆さんも入っているようです。
さて、今回はリップル社の紹介となりましたが、リップル社のテクノロジーは、日本メガバンクだけでなく、世界でもトップの時価総額を誇るそうそうたる企業が注目を集め、投資や業務提携を行っているのです。リップル(Ripple)のゲートウェイやXRPシステムを掘り下げれば、金融にたずさわる企業だけでなく、多くのグローバル企業がそのテクノロジーをビジネスに活用したいと考えているのです。
Written by 酒井 和
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