【伊藤が解説】WEB3ゲーム市場の挑戦と失敗の現実

Web3ゲームの挫折:75%が失敗に

CoinGeckoのレポートによると、過去5年間に立ち上げられたWeb3ゲームの約75.5%が活動を継続できずに失敗したことが明らかになりました。

調査では2018年から2023年にリリースされた2,817のWeb3ゲームのうち、2,127が失敗と判断されました。
アクティブユーザー数がピーク時から99%以上減少した場合を失敗と定義しています。

失敗率は年々変動し、2019年から2020年には94%以上に達しましたが、2021年には45.9%に低下。2022年には失敗率が107.1%に達し、2023年は現時点で70.7%に相当します。
このレポートは、Web3ゲーム業界における挑戦と変化を示しています。

Web3ゲームの4分の3が失敗に=CoinGeckoレポート

COINPOST

WEB3ゲーム市場の挑戦と失敗の現実

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、伊藤が解説します。

WEB3.0市場における期待される領域の一つは間違いなくゲーム分野です。

CoinGeckoがこのWEB3ゲーム市場で2018年以降にリリースされたプロジェクトに関するレポートを公開しました。
2018年から2023年までの活動範囲において、失敗したプロジェクトは全体の75%を占めています。

個人的には、より多くのプロジェクトが失敗していると思っていたので、意外にも生き残っているという印象を受けます。

問題は、WEB3.0市場が盛り上がっている時でも、成功率は約50%に過ぎないということです。
この詳細について解説します。

ゲーム以外のプロジェクトも、仮想通貨市場の低迷を失敗の理由として挙げることが多いです。
直感的には、失敗の理由は理解できます。
しかし、公開されているレポートによると、環境だけが要因ではないことが示されています。

現在でも多くのプロジェクトが、単に仮想通貨バブルが起きることを期待して進められています。
これはゲーム市場の問題だけではありません。これはWEB3.0市場全体の問題でもあります。

特に、ゲームは期待値に基づいてプレイされるものではなく、むしろ製品自体のゲーム性が重視される傾向にあります。
スペックだけで勝ち負けが決まる世界とは異なります。
開発にどれだけの資金を投じても、有名人がゲームの広告をしていても、ゲームが面白くなければ(ユーザーが定着しなければ)失敗に終わる非常に厳しい世界です。

2024年も多くのWEB3.0ゲームが日本や世界各国から生まれるでしょう。
これらの数は過去の年間リリース数を上回る可能性があります。

競争で勝つことはますます困難になっています。
ゲームをプレイしたい人は好きなものを選べますが、WEB3ゲームに参入をする企業は、これが非常に難しい市場であることを認識する必要があるでしょう。

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この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

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