横浜で“ブロックチェーン”の歴史に新たな1ページが刻まれました。
2018年6月に東京にて開催されましたジャパンブロックチェーンカンファレンス。今回は、第2回目の開催です。
当カンファレンスでは、ブロックチェーン業界のキーパーソンによるセミナーや講演会、国内外の有力企業・団体による展示ゾーンで構成される、ディープで有益な情報を共有する国内最大級と言えるでしょう。
出典しているプロジェクトやメディアも有名どころが多く、また登壇された方の中には、イーサリアムの開発者として知られるチャールズ・ホスキンソンやビットコインの神であるロジャー・バー など大御所揃いです。ブース出展では、NTTコミュニケーションズやCoinMarketCapが出展をされていました。当記事では、イベント概要からブース出展についてピックアップしてお届けしたいと思います。
イベント概要:Japan Blockchain Conference
ますます勢いを増すブロックチェーン技術の未来を担う国内外の有力企業・団体が一堂に集まります。
彼らが、相互に情報交換を行い、切磋琢磨しながらブロックチェーンの啓発を行うことで、ブロックチェーン適用領域の拡大を目指します。
世界のブロックチェーン企業・団体と連携し、情報を国内外配信するほか、本カンファレンスで培われた技術と経験と得られた情報を、日本から世界へと向けて発信する「場」を提供します。
世界一の暗号資産メディア:CoinMarketCap
暗号資産業界では、世界一の情報収集を誇っています。2013年5月、Bitcoinは数年前から存在しており、ビットコイン以外の通貨も登場シている中で、新しいクリプトをチェックできる環境がありませんでした。そんな中で、Coinmarketcapは設立されました。
アメリカの有名なCNBCニュースのサイト流入数が高く、毎日何百を超える取引所から暗号資産の情報を収集しています。その通貨の合計数は、なんと2,000以上まで登ります。
チャートや通貨の変動の歴史が見れるのが、ユーザーにとって使いやすいメリットでもありますね。
彼らに、暗号資産の未来についてお伺いしたところ、
「たった今現在の進行は遅いですが、今後数年間で多くの企業や政府が暗号通貨に関与するようになるため、大きな成長が見込めると考えている」
とお答えいただきました。
ブロックチェーンのプロジェクト:ORBS
ORBSは、大企業向けのブロックチェーンの会社です。ブロックチェーン産業においても、牽引力があるプロジェクトといっても過言ではありません。
彼らがこのプロジェクトを立ち上げた背景としては、数年前からこの業界に参入しているものの、システムを調べていると、大企業のネットワークを支える力がない会社が多いことに気づいたからだそうです。
今現在、ビッグデータ、フィンテック、ロジスティックス会社などに提案している段階であり、どの企業のシステムに対してもソフトウェアの一番下層のシステム導入に貢献できると考えています。
例えば、企業内で数多くの書類を管理しないといけない状況下に見舞われることはありませんでしょうか。
その書類の作成者は誰なのか、書類を書き換えたのは違う人なのか。人間では管理コストがかかるところを、正確、かつコストカットしながら管理できれば素晴らしいことではないでしょうか。
彼らのプロジェクトの特徴として、独自開発でRPOSというシステムを導入しているところです。
今までのPOSでは、多くのトークン保持者に優位性がありました。しかし、彼らが開発したRPOSは、トークンの保持数に関わらず、ランダムに割り当てられるので公平性が重視されます。
さらにもう1つ、ブロックチェーン技術を導入するにあたって、月次サブスクリションモデルを導入できることも企業にとっては大きなメリットになり得ます。多くの企業は、ブロックチェーンの導入を検討する際に、変動する手数料を気にします。トランザクションの取引ごとに手数料がかかると、事前に取引量が予測できない為に、導入の検討を躊躇するのが現状です。しかし、ORBSの場合ですと、月次のサブスクリプションモデルのため、かかる費用の想定をすることも可能です。
最後にひとこと、彼らに伝えたいことをお伺いしました。
「大企業の方からすれば、ORBSは小規模な会社ですが、企業側が何が必要かを見抜いて、改善できることを伝えて行きたいです。」
彼らの技術が企業に導入され、ブロックチェーンの技術が通貨のレベルを超えることに期待しましょう。
マイニングのプロジェクト:SKYHASH
彼らのプロジェクトは、よくあるマイニングマシーンの販売、ホスティングに投資、クラウドマイニングに投資などではありません。暗号通貨のマイニング市場に新しいビジネスと技術ソリューションを提供するマイニングプラットフォームです。
SKY-NETというプラットフォームは世界で初めて新しい形のリワードサイクルを提供し、すべてのユーザーへ最高の採掘効率と環境を提供します。
またマシンのセットアップやチューニングに関する専門的な知識や経験を持たなくても30%以上採掘効率が上がります。
それによりSKY-NETなら現在赤字でマイニングを止めているマシンでも収益化することが可能です。
それは「最適化、集中リグ制御、環境モニタリング」から構成される独自技術で最適化に関しては既に国際特許を取得しているそうです。
彼らのプラットフォームは最適化技術でマシンチップの温度が約75度から40度まで下がり、電気代も2〜3割程度安くなることが実証実験で確認されています。
SKYHASHは現在起こっているブロックチェーンの問題をSKY-NETを通じて解決し、市場の活性化を目指しています。
SKYHASH は2/1からICOを開始し、プレセールから参加することが可能です。
購入できる通貨は、ビットコイン(BTC)・バイナンスコイン(BNB)、イーサリアム(ETH)で予定されています。
まとめ
以上です。こうして、ブロックチェーンの技術が世の中に少しでも浸透するいい機会だったかと思います。プロジェクトやメディア、取引所の方に直にお話が聞ける機会ですので、第三回目も楽しみにしたいところですね。
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