オンラインでゴールドやプラチナなどの取引が行えるサービスを手がけるOne Gold(ワンゴールド)は、暗号資産でゴールドなどの貴金属を購入できる新たなサービスを開始しました。
One Goldは、暗号資産決済企業であるBitPay(ビットペイ)と提携したことでAndroidおよびiOSユーザーはアプリとWEBサイトから貴金属の購入ができるようになりました。BitPayのユーザーはOneGoldのWebサイトを使用することで手数料が2%割引されます。
対象となる暗号資産は現在はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムの3種類で、今後はいつくかのステーブルコインも受け入れていく予定です。
One GoldのCEOは今回の提携について、「暗号資産保有者はすぐに機関の適正価格で手数料2%安く金、銀などを購入することができ、暗号資産と貴金属をバランスよく保有することができるだろう。BitPayとのパートナーシップでこれまで以上に人々の資産の保全を可能にするのに役立つと考えている。」と述べています。
現在、世界の約30,000の顧客がBitPayのビットコイン決済サービスを使用しており、その中には、MicrosoftやAvnet などの大企業も参加しています。
今回の提携で暗号資産と貴金属の売買が可能となり、この他に暗号資産と貴金属との組み合わせとして、米ドル連動型のステーブルコインを発行するPAXOS(パクソス)と暗号資産取引所Bitfinexが金と連動するステーブルコインの発行を行なっております。
通貨の歴史を紐解くと貴金属と信用の歴史と言えます。
金と紐付く暗号資産というプロジェクトは非常に多いですが、成功事例は少ないです。
これは金が集まるしくみ作りに失敗しているとも言えます。
多くの金(GOLD)トークンプロジェクトは、もともと金を大量に保有しているという地点からスタートしておりますが、その金はすでに別の目的で保有されていることが多く、エビデンスとしては弱くビジネスがうまくいかない原因ともなっておりました。
今回のように新たに金のニーズを掘り起こし、金が集まるようになってから金(GOLD)トークンプロジェクトを起こせば、過去のそれよりも成功率は高くなるでしょう。
デジタルと現物は常についのバランスを取っている存在であり、デジタルが一方的に進んだ現在では現物ニーズがとても高くなっていると感じます。
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